とき:おしょうがつ
ところ:りく。おばちゃんち
「こんにちは。」
「豆千代さん。いらっしゃい。ことしもよろしく おねがいします。」
「豆千代さんが、ついたおもち、たべました。
やっぱり つきでついたおもちは、おいしいですね。」
「きにいってもらえて よかったよ。」
「きょう、りく。さん、ねてます。ずっとねてるんです。」
「そうらしいね。かぜひいて、いつかかんも ねてるんでしょ。」
「きょうは、とってもおてんきいいから、ひなたぼっこしながら、
おしゃべりしようか?」
「いいですね~ 」
「ところで、りく。が かぜひいてて、ちゃんと ごはんもらえてる?」
「はい、おじさん(りく。さんのだんなさん)が、ぜんぶ やってくれます。」
「こまるよね、おせわがかりが、からだこわしちゃうと。」
「りく。さんの ひとりごとをきかなくてすむので、しずかでいいですよ~。
なんちゃって(∩´∀`)∩」
「あのね p-koくん、じょうだんいってるばあいじゃないの!!」
「はい・・・・(おこられた・・・・)」
「ぼくたち うさぎは、いぬさん・ねこさんみたいに、こえがでないんだからね。
じぶんで けーじのとびらを あけることもできないし。」
「p-koくんだって、まいにち ろうどうしてるんだから、
りく。たちにも きちんと しょくむをすいこうしてもらわないと。」
「そうですよねぇ。ちょうがとまらないように、ちもしーたくさんたべたり、
もうきゅうしょうにならないように けづくろいもしなきゃ、だし。
う〇ちも せいさんしたり・・・はーどですよね。」
「とにかく、けんこうが いちばんだいじなんだ!
りく。は、つめがあまい!」
(つめって、あまいのかな?こんど かじってみよ。)
「だいたい、りく。は、おせわがかりとしての こころがまえが ゆるい!!」
(豆千代さん、きょうは こわいくらいだ。でも、そんなこと いえない)
そのご、ぼくたちは ぬくぬくしながら、にじかんくらい おしゃべりした。
「あっというまに、じかんがすぎてしまった。
ぼくは つきにもどって、ついかのおもちを つかなきゃいけないんだ。」
「p-koくん、げんきでね。また あおうね。あとは たのんだよ。」
「はい。豆千代さん、ひさしぶりに おしゃべりできて、たのしかったです。
おたがい けんこうだいいち!ですね。」
こうして、豆千代さんは かえっていった。
たぶん、りく。おばちゃんのこと、しんぱいしてたんだね。
それとも ぼくのこと、しんぱいして きてくれたのかな・・・・。
じつをいうと ここすうじつ、
りく。おばちゃんの どーでもいい ひとりごとが きこえなくて、
ものたりなかったんだ。
ちょっぴり。