日本古来の和柄文様を単独でディスプレイさせる「テキスタイルアート」
へと進化させる事が出来るのも、フォトフレームの強みと言えます
特に一般住宅において、屏風や襖絵では「気軽に展示できる」スペースを
確保する事が難しく、一度設置すれば恒久的にその空間を固定化
させてしまうので、お部屋のコーディネートすらままなりません
モチーフは戦前の故実木版、フレーム中央は正倉院所蔵の
木版部材、サイドは型染和紙、下部・上部は創作民芸ちりめん
和紙となります
色調バランスや部材自体が持つディテールがリズミカルで
ちょっと離れるとゆるキャラの顔のようにも見えます
この故実木版の、最も注目すべき点は
文様を型押しにて摺りを入れているので、光の加減により
顔料の微細な凹凸が浮かび上がる事に有ります。画像ではその
美しさが一切伝わらない、木版の魅力が垣間見れます
逆も同一で
うっすらとした文様が光の加減により鮮明さを増す、肉眼でしか
その面白さを味わう事が出来ないのが実に悔やまれます
次も文様ではありますが、サイドに山肌の木版画を当てる事で
文様に象られている鳥が風景の中で踊っているような印象を
与えてくれます
モチーフの色調に合わせてバランスを取り、ディスプレイする
場所との親和性も取りやすく色数を抑えています
モチーフ及び上下のテキスタイル感に合わせるよう、サイドの
部材は浮世絵のような主線のはっきりした風景を用いず
水墨テイストの木版を採用しバランスを取っています
単体
モチーフの色調に合わせてグリーンを基調とした部材を
用いて、より有機的で観葉植物との相性が良い作品に
仕上げています









