歌麿の美人画は本来、一枚画でタイトルが付けられて画寸も
かなり大きい(版の部分で30×20㎝程度)ので、新たに
リファインさせる為に元の作品からフレームサイズに
トリミングし、仕草と表情がくみ取れるラインを見極め
つつ、2点の作品を並べフレームの部材で物語を調整していきます
上の組み合わせでは「したためた手紙で何か気に入らない
事でもあったのか」という動きが発生しています
逆にするとまた改な物語が見えてきます。中央の東海道
五十三次の木版画にある飛脚が、大切な文を運んで行き来
しているようで面白いですね
単体
フレームの短冊木版画がお手紙を暗喩しているようで
趣があります
こちらも同じく歌麿の美人画です。本来全く繋がりのない
画同士を「対話」させる事で、2つのフレームが持つ物語性
の強みを引き出しています
湯浴みを終えた二人の女性と、中央の木版画が良い味を
出しています。それぞれの背景色や肌質感も異なるので
絶妙な距離感が演出されています
単体
その2に続きます







