【今回見た映画】
九十歳。何がめでたい(2024日)
イヴの総て(1950米)
日の名残り(1993英・米)
劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸(2021日)
ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ(2022米・日)
蟬しぐれ(2005日)
グランド・ブダペスト・ホテル(2014独・米)
予告犯(2015日)
セルフレス/覚醒した記憶(2015米)
355 スリーファイブファイブ(2022英・米)
九十歳。何がめでたい ★★★★☆
2024日。99分。前田哲監督。佐藤愛子原作「九十歳。何がめでたい」「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」草笛光子。唐沢寿明。藤間爽子。片岡千之助。オダギリジョー。清水ミチコ。LiLiCo。宮野真守。石田ひかり。三谷幸喜。木村多江。真矢ミキ。
数々の文学賞を受賞してきた有名作家の佐藤愛子は、90歳を過ぎた今は断筆宣言してひっそり暮らしていた。
そこに、冴えない中年編集者の吉川がエッセイの連載依頼を持ち込んでくる。
押し切られる形で始めた連載は評判を呼び、愛子の周りは再び賑やかになり始める。
90歳にして再び大活躍なんて誰にでも出来ることではないけど、見ていて気持ちの良い話。
一方で、病気や吉川の家庭など身につまされる話も出てくるけど、映画自体がカラッとした雰囲気なので楽しく見られる。
イヴの総て ★★★☆☆
1950米。138分。ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督・脚本。ベティ・デイヴィス。アン・バクスター。ジョージ・サンダース。マリリン・モンロー。
田舎から出てきた女優志望のイヴは、ブロードウェイの大女優・マーゴの付き人となる。
自分の大ファンだというイヴに目をかけるマーゴだったが、イヴはやがて本性を表してマーゴを踏み台にし、批評家や劇作家に取り入ってのし上がって行く。
第23回(1951年)アカデミー賞では作品賞をはじめ6部門で受賞した。
白黒。
昔の映画なので、テンポがもっさりしてるとか映像が今と比べるとかなり単調。
そこを我慢出来れば、話はかなり面白い。今でも楽しめると思う。
イヴ(アン・バクスター)が一見とても良い子に見えるのが怖いところ。
でも、マーゴ(ベティ・デイヴィス)が悪人顔に見えるのは私だけだろうか。これって、映画のコンセプトに外れた要素だと思うんだけど。
大女優にそんな感想を持つ人もいないか。私も演技等には不満はないけど。
無名時代のマリリン・モンローが少し出ている。45分くらいから。さすがにきれい。
日の名残り ★★★☆
1993英・米。134分。ジェームズ・アイヴォリー監督。カズオ・イシグロ原作。アンソニー・ホプキンス。エマ・トンプソン。クリストファー・リープ。ジェームズ・フォックス。フュー・グラント。
1958年、イギリス。ベテラン執事のスティーブンスはかつて共にダーリントン卿に仕えた当時の女中頭ケントンから20年振りに便りをもらって再会する。
2人はかつて仕事でぶつかり合い、やがて惹かれ合った。しかし、仕事人間で恋愛に奥手なスティーブンスはケントンの想いに応えられず、ケントンはやがて別の男と結婚して去っていった。
20年振りに再会した2人は当時の後悔を口にするが取り戻すことは出来ず、お互いに元の生活に帰って行くのだった。
長かった。地味な内容で、悪くないけど134分はちと辛い。
人生の選択について考えさせられる。後からでは取り戻せないこともあるんだと。
劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸 ★★☆☆☆
2021日。110分。永岡智佳監督。青山剛昌原作。高山みなみ。池田秀一。山崎和佳奈。小山力也。置鮎龍太郎。日高のり子。林原めぐみ。山口勝平。平野綾。浜辺美波。
4年に1度開かれるスポーツの祭典「WSGワールド・スポーツ・ゲームス」が東京で開催され、開会式で世界初の「真空超伝導リニア」開発が発表された。
しかし、世界の注目が集まる中、スポンサー企業のトップが次々と拉致される時間が発生。
そこには混乱に陥る会場を監視する赤井秀一とFBIの姿が。
アニメ。
シリーズ全体を熱心に見ている方ではないので、正直よく分からないところも。
あとで検索してみたら、原作やテレビアニメを見てないと分かりにくいって声は結構あるらしい。
こういう映画がファン向けなのは仕方ないところか。
とはいえ、コナンの映画がみんなそうではなくて、本作が偶々そういう内容なんだそうだ。
確かに、これまで何本か見た中にはシリーズの知識がなくても楽しく見られるものもあった。
というか、大半はそうだった。本作が例外ということか。
ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ ★★★☆☆
2022米・日。99分。ジェフ・ファウラー監督。セガ「ソニックシリーズ」原作。ベン・シュワルツ。ジェームズ・マースデン。ティカ・サンプター。ナターシャ・ロスウェル。ジム・キャリー。
前作でソニック達の活躍によりキノコの惑星に追放されたドクター・ロボトニックは、赤いモグラの戦士ナックルズを仲間に引き入れて地球へ戻り、ソニック達に反撃する。
実写+3Dアニメ。
ソニックと言えばどうしてもマリオと比べてしまう。
(マリオの映画は実写+3Dではないけれど)
日本では受けなさそうなソニックのデザインを見ると心配になるけど、アメリカでは今でもちゃんと人気があるんだろうか。
ゲームを初めて触った時は、マリオとはまた違った魅力に驚いて、夢中になった記憶がある。
一時期はマリオに並ぶほどの人気者だったのは分かる気がする。
最近のゲームこそしていないけど(〜フロンティアは面白そうなので興味はありますが)、日本生まれのキャラクターとして応援しているので、これからも人気者であり続けますように。
映画は良かった。こちらも人気シリーズであり続けることを願ってます。
蟬しぐれ ★★★☆☆
2005日。131分。黒土三男監督・脚本。藤沢周平原作。市川染五郎(松本幸四郎(10代目))。木村佳乃。原田美枝子。緒形拳。今田耕司。ふかわりょう。小倉久寛。田村亮。佐藤二朗。大滝秀治。大地康雄。蛭子能収。渡辺えり子。柄本明。
牧文四郎は15歳の時に下級藩士である父・助左衛門が世継ぎ争いの政争に巻き込まれて切腹、家禄を減らされたことから困難な日々を送る。
幼馴染のふくは藩主の側室となるが、同じく藩主の側室おふねの陰謀で流産してしまう。
文四郎はふくを助け、実権を握った横山派から加増される。
それから20数年が経った。前藩主が亡くなって1年後。今では郡奉行を勤める文四郎は、この後出家するというふくに呼び出されて再会する。
原作は未読。
地味ながら雰囲気のある映画だった。
山田洋次監督かと思ったら黒土三男監督だった。初めて見た。
もう亡くなっているそうだ。
グランド・ブダペスト・ホテル ★★★☆☆
2014独・米。100分。ウェス・アンダーソン監督・脚本(共同)・原案(共同)・製作(共同)。レイフ・ファインズ。F・マーリー・エイブラハム。マチュー・アマルリック。エイドリアン・ブロディ。ウィレム・デフォー。ジェフ・ゴールドブラム。ハーヴェイ・カイテル。ジュード・ロウ。ビル・マーレイ。エドワード・ノートン。シアーシャ・ローラン。ジェイソン・シュワルツマン。レア・セドゥ。ティルダ・スウィントン。トム・ウィルキンソン。オーウェン・ウィルソン。トニー・レヴォロリ。
ヨーロッパ大陸の東端にあるズブロフカ共和国。アルプス麓の街ネベルスバードでかつて栄えた「グランド・ブダペスト・ホテル」の話。
1932年。移民で無一文の少年ゼロはヨーロッパ随一の高級ホテルであるグランド・ブダペスト・ホテルで働き始める。
ホテルは伝説のコンシェルジュ・グスタフが取り仕切り、彼を目当てに多くの宿泊客が訪れていた。
ある夜、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺害される時間が起き、グスタフは遺産争いに巻き込まれてしまう。
独特の世界で楽しい。映像がいい。
ただ、似たようなアングルが続くのも確かなので本作の100分はギリかもしれない。
第84回アカデミー賞(2014年の作品が対象)では作曲賞、美術賞など4部門を受賞している。なるほどと思った。
(作品賞は、「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」)
予告犯 ★★★☆☆
2015日。119分。中村義洋監督。筒井哲也原作。生田斗真。戸田恵梨香。鈴木亮平。濱田岳。荒川良々。坂口健太郎。
ある日、動画サイトに新聞紙で作った頭巾で顔を隠した謎の男が現れる。
その男「シンブンシ」は、警察や法律で罰することの出来ない犯罪者たちへの制裁を予告して実行していく。
サイトには注目が集まり、やがて社会現象になる。
警視庁サイバー犯罪対策課のキャリア捜査官・吉野絵里香は「シンブンシ」が複数犯であることを見抜く。
人の心、ひいては社会の暗く醜い部分を抉って曝け出したような映画だと思った。
全くもって好みのジャンルではなく、出来れば触れずにいたい世界だけど、
面白くて目が離せない映画でもあった。
なので、色々とプラスマイナスして★3つ。レーダーチャートを作ったら、凸凹が激しい形になりそうだ。
原作漫画は未読。読み始めたら一気に読んでしまいそうだけど、ちょっと読む気がしない。
ある意味、ホラーみたいな扱い方をしてる。私の中では。
セルフレス/覚醒した記憶 ★★★☆☆
2015米。117分。ターセム・シン監督。ライアン・レイノルズ。ナタリー・マルティネス。マシュー・グード。ヴィクター・ガーバー。デレク・ルーク。ベン・キングズレー。
大富豪で建築家のダミアンはガンで余命半年だと宣告される。
そんな彼の前にオルブライトと名乗る科学者が現れ、最先端のクローン技術により作り出した若い肉体に頭脳を転送する最新技術を提案する。
新しい人生を謳歌するダミアンだったが、その新しい肉体は作られたのではなく、妻と娘がいる特殊部隊兵士マークのものだった。
真実を知って戸惑うダミアン。
しかし、秘密を知った彼をオルブライトと謎の組織が襲う。
SF。
2015年と最近の映画だけあって、映像がとてもきれい。
と言っても10年前になるけど、それこそ1930年とか古い時代の作品から見ているので、2015年は最近だと感じる。
以前にも書いたけど、CGが使われるようになってからの映画は映像が本当にきれい。
“味わい”みたいなものはまた別として。
話も面白かった。良質なエンタメ。
最後はダミアンが、肉体の元の持ち主であるマークに譲ったということか。
もう少し分かりやすく描いてくれても良かったと思うけど、そこは想像の余地を残したってことなのか。
355 スリーファイブファイブ ★★★☆☆
2022英・米。122分。サイモン・キンバーグ監督。ジェシカ・チャステイン製作(共同)・主演。ルピタ・ニョンゴ。ペネロペ・クルス。ダイアン・クルーガー。ファン・ビンビン。セバスチャン・スタン。エドガー・ラミレス。
コロンビアの犯罪組織が、世界中のあらゆるデジタルシステムにアクセスできる、コピー不能の唯一無二の暗号解読デバイスを発明。
世界は、第三次世界大戦さえ起きかねない危機に直面した。
CIAのメイス、MI6のハディージャ、コロンビア諜報組織のグラシー、中国政府のリン・ミーシェン。
世界各国から集まった凄腕の彼女たちは「355(スリー・ファイブ・ファイブ)」と呼ばれるチームを結成し、世界の危機に立ち向かう。
「チャーリーズ・エンジェル」を思い出すような映画だった。
「アベンジャーズ」も少し。シリーズ化しそう。
話は分かりやすい。出演者が豪華。アクションも良かった。