【今回見た映画】
ワンダとダイヤと優しい奴ら(1988英・米)
バースデーカード(2016日)
SHAME -シェイム- (2011英)
ワイルドガン(2015加)
モネ・ゲーム(2012英・米)
男なら夢をみろ(1959日)
いぬのえいが(2005日)野獣捜査線(1985米)
ロマンシング・アドベンチャー/
キング・ソロモンの秘宝(1985米)
サンダーアーム/龍兄虎弟(1986英領香港)
ワンダとダイヤと優しい奴ら ★★★☆☆
1988英・米。108分。チャールズ・クライトン監督・原案(共同)。ジョン・クリーズ。ジェイミー・リー・カーティス。ケヴィン・クライン。マイケル・ペイリン。パトリシア・ヘイズ。
ジョージは忠実な部下のケンと共にアメリカ人のセクシーな詐欺師ワンダ、ヒットマンのオットーと組んでロンドンの宝石店から1300万ポンドを盗み出した。
しかし、ワンダとオットーはジョージを裏切って警察に通報、ジョージは捕まってしまう。
ダイヤを持ち逃げしようとしたワンダとオットーだが、ダイヤはジョージによって隠し場所を変えられていた。
ワンダは色仕掛けでジョージの弁護士・アーチーからダイヤの隠し場所を聞き出そうとするが…。
コメディ。
イギリスの笑いはよく分からないところもあるけど。と言うか、笑わせたいんだろうけど面白くないなあ、と思うところがよくあった。
そういえば、以前にフランスのコメディを見たときも同じ様に感じた。タイトルは忘れてしまったけど。
あと、ワンダが全然魅力的に見えない。これは好みの問題か。
邦題が良かった。色々と想像が広がっていくようなタイトルだった。
実際の内容は、思ったのと大分違ったけど、それはそれで良いのだと思う。
バースデーカード ★★★☆☆
2016日。123分。吉田康弘監督・脚本。橋本愛。宮﨑あおい。ユースケ・サンタマリア。須賀健太。中村蒼。木村多江。
内気な少女・紀子が10歳の時に優しくて明るい母・芳恵は亡くなってしまう。
芳恵は亡くなる前に、子どもたちが20歳になるまで毎年バースデーカードを贈る約束をしていた。
約束の通り、紀子たちの誕生日に母からの手紙が届く。
そして20歳を迎えた最後の手紙には、紀子が10年前に尋ねた質問への答えが記されていた。
いい話。
とても地味。主要キャラに下手な人がいると壊れてしまいそうな感じ。
母が19歳の娘に手紙を書けなくなって、一方の娘は縛られたくないと読まずにいるところは見ていてリアリティを感じた。
実際に、こんな状況に出会ったことはもちろんないけど。
こういう、人の心の機微を描く映画は邦画が一番響く気がする。
海外の映画なら、欧米より東洋の映画。
出来の良し悪しより、受け手と感覚が近いのかと思う。こんなことを思うのは私だけかもしれないけど。
橋本愛は、出演作のイメージが何となく二階堂ふみと被る。
この映画も、二階堂ふみだったらどんな感じだろうと考えてしまった。
これも、こんなことを思うのは私だけかもしれないけど。
後半はもっと泣かせに来るのかと思ったら、意外とあっさりしていた。
結婚式のシーンはさすがにじーんとしたけど。
21歳の誕生日に、母・芳恵に代わって彼(純)が手紙をくれたのは良かった。
内容がシンプルすぎて、笑ってしまうのもいい。
SHAME -シェイム- ★★★☆☆
2011英。101分。スティーヴ・マックイーン監督・脚本(共同)。マイケル・ファスベンダー。キャリー・マリガン。ジェームズ・バッジ・デール。
ニューヨーク。
エリートビジネスマンで独身のブランドンはセックス依存症で、娼婦や行きずりの女性を求めたり、自慰に耽る生活を送っていた。
そこへ、恋愛依存症でリストカット癖のある妹・シシーが転がり込んでくる。
情緒不安定なシシーとの生活はうまくいかず、2人の関係は悪化していく。
依存症を抱える兄妹の話。
こういう題材は邦画だとあまり見ない気がする。
興味深い内容だった。出来れば、内面の悩みなどをもっと掘り下げてくれたらと思った。
映画だとこれ以上は難しいのかもしれない。
内面を描くならやっぱり小説が一番向いていると思う。
その代わり、本作では映像の力を感じた。
部屋に帰ったブランドンが血塗れのシシーを見つけるショッキングなシーンは、映像ならではだと思う。
言葉より強く響くこともあると、改めて感じた。
ワイルドガン ★★★☆☆
2015加。90分。ジョン・カサー監督。キーファー・サザーランド。ドナルド・サザーランド。ブライアン・コックス。マイケル・ウィンコット。アーロン・ポール。デミ・ムーア。
ガンマンのジョン・ヘンリー・クレイトンは母の死をきっかけに銃を捨て、牧師の父親が暮らす故郷へ帰るが、町では鉄道計画が立ち上がってギャングが立ち退きを強制していた。
ジョン・ヘンリーは町の人々を守るため、再び銃を取る。
西部劇。
内容は古き良き西部劇が好きな人向けな感じ。
感覚だけど、西部劇は1950~1980年代ぐらいまでの映画がたくさんある気がする。
wikiを見てみたら、全盛期は1950年代だそうだ。そんなに前だったとは。
サザーランド親子がそっくり。
モネ・ゲーム ★★★☆☆
2012英・米。89分。マイケル・ホフマン監督。コリン・ファース。キャメロン・ディアス。アラン・リックマン。スタンリー・トゥッチ。
ハリー・ディーン
メディア王ライオネル・シャバンダーに仕える美術鑑定士のハリー・ディーンは、彼が探し求める画家モネの幻の代表作「積みわら・夕暮れ」の贋作を使って大金を巻き上げることを計画する。
しかし、ハリーは悪知恵は働くものの、いざとなると実行ばかりで…。
コメディ。
コリン・ファースが真面目な顔で失敗ばかりしているのが楽しい。
男なら夢をみろ ★★★☆☆
1959日。90分。牛原陽一監督。芦川いづみ。葉山良二。滝沢修。川地民夫。
終戦直後。浮浪児だった夏雄と健太郎は親友同士だった。
離れ離れになって10年後、2人は再会する。
夏雄はヤクザになり健太郎は法学部の学生になっていた。
タイトルが「見ろ」になっているサイトもあるけど、「みろ」が正解らしい。
無国籍アクション風。
裕次郎がヤクザ役。若くてまだ細い。
スラッとして足が長く、一人だけ別次元のスタイルの良さ。これは大スターになった訳だと改めて思う。
いぬのえいが ★★★☆☆
2005日。96分。全11編から成るオムニバス。
「A Dog's Life」黒田昌郎監督。
「うちの子No.1」祢津哲久監督。
「CMよ、どこへ行く」黒田秀樹監督。
「ポチは待っていた」犬童一心監督。
「恋するコロ」佐藤信介監督。
「犬語」永井聡監督。
「ねぇ、マリモ」真田敦監督。
他。
中村獅童。伊東美咲。天海祐希。小西真奈美。宮崎あおい。
CMプランナーの青年・山田はドッグフードのCMを手掛けたことから、彼が少年時代に可愛がっていた柴犬のポチを思い出す。
動物の映画ということで、泣きと感動の話か、あるいはほのぼの系か、と思って見たらとりあえずみんな入っていた。コメディ要素も多少ある。
結構しょうもない(良くも悪くも)内容で、肩の力を抜いて気楽に見られる映画。
共感できる部分も多々あった。
ただ、これを映画館で見たいかと言われたら、さすがに…。
オムニバスというより、寄せ集めに見えてしまう。
出演者は豪華なので製作費はかかっているだろうし、これで商売になったんだろうか。
伊東美咲、乙葉が出てきて懐かしかった。あとは小西真奈美も最近あまり見ないかも。
野獣捜査線 ★★★☆☆
1985米。101分。アンドリュー・デイヴィス監督。チャック・ノリス。ヘンリー・シルヴァ。バート・レムゼン。デニス・ファリーナ。ロニー・バロン。
シカゴ市警の部長刑事エディは、コマチョ率いるマフィア組織の麻薬取引現場を突き止めるが、そこにルナ率いる敵対組織が乱入して証拠となる麻薬と金が強奪されてしまう。
コマチョ一味は強奪をはたらいたルナの組織、家族を殺害。
エディはルナの娘を救いだしたが再び奪われてしまう。
相棒が負傷し、エディはたった1人で救助に向かう。
男くさい主人公。
捕らわれるヒロイン。
変な新発明(警察ロボット)。
アクションの数々も、全てが80年代を彷彿とさせる、古くさい映画だった。
だが、それがいい(この言い方も大概古いけど)。
今見ても楽しめる、良いエンタメだった。
さすがに、今見ると(当時から?)B級感が漂うのはしょうがない。
ロマンシング・アドベンチャー/
キング・ソロモンの秘宝 ★★★☆☆
1985米。100分。J・リー・トンプソン監督。
リチャード・チェンバレン。シャロン・ストーン。ハーバート・ロム。ジョン・リス=デイヴィス。
ジェシー・ヒューストンはソロモンの秘宝を探索したまま行方不明になった父・ヒューストン教授を探すため、冒険家アラン・クォーターメインと共にアフリカへ向かう。
しかし、そこには秘宝を狙うドイツ軍のボックナー大佐とトルコ人のドカディが待ち受けていた。
同じ時期(第1作は1981年公開)の「インディ・ジョーンズ」を思い出すような映画。
昔、テレビで見たと思う。
wikiを見たら何度も放送されていた。
内容は受けそうだし、シャロン・ストーンはきれいだし、で視聴率が取れたんだろうと思う。
「氷の微笑」や「トータル・リコール」とは違って可愛らしい役柄なのも新鮮味があったのかも。
本作も、今見ても楽しめる良いエンタメだった。
サンダーアーム/龍兄虎弟 ★★★☆☆
1986英領香港。98分。ジャッキー・チェン監督・主演。アラン・タム。ロザムンド・クワン。ローラ・フォルネル。
冒険家“アジアの鷹・ジャッキー”は、世界支配を目論む邪教集団に誘拐された親友アランの恋人ローラを助けるため、数千年前に世界中に飛び去った5種の“神の武器”を追い求める。
ジャッキー・チェンの映画って日本でも人気だったと思うけど、この映画は見たことがなかった。
1986年公開というと、何をしてた頃だろう。まあそれはいいか。
撮影中にジャッキーが大怪我を負ったことでも有名なんだそうだ。
エンドロール中のNG集に、救急車へ運び込まれるシーンが入っていた。痛々しい。
映画自体は他の有名作品と同様に面白かった。コメディあり、アクションあり。
特に、若い頃の体の動きは本当にお見事。見入ってしまった。
良いシーンがスローモーションになっていたけど、“しっかり見て”って気持ちもわかる。
一方で、通常通りに流してくれたらどうだったのかって好奇心もある。
ホテルでのすれ違いコントな展開は、昔のアンジャッシュを思い出した。
ローラ・フォルネルがきれい。