【今回読んだ本】
「けさくしゃ」 畠中恵
【今回読んだ本】
「けさくしゃ」 畠中恵
【今回見た映画】
マルコムX(1992米)
FLEE フリー(2021デンマーク・仏他)
マン・オブ・スティール(2013米)
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023日)
バトルフロント(2013米)
モリー・シンガー “2度目”のキャンパスライフ 最高な大学生活の過ごし方を教えます!!(2023米)
パラレルワールド・ラブストーリー(2019日)ジョーカー・ゲーム(2015日)
ストレイヤーズ・クロニクル(2015日)
僕の初恋をキミに捧ぐ(2009日)
マルコムX ★★★☆☆
1992米。202分。スパイク・リー監督・脚本(共同)・製作(共同)。デンゼル・ワシントン。アンジェラ・バセット。アルバート・ホール。
「マルコムX自伝」をベースに、1965年に39歳で暗殺された黒人解放運動の指導者・マルコムXの生涯を描く。
ボストンのスラム街で泥棒稼業に従事するマルコムは逮捕される(作中では白人女性を抱いた為と描かれている)。
刑務所内でネーション・オブ・イスラム(アフリカ系アメリカ人のイスラム運動組織)に出会った彼はイスラム教に改宗、マルコムXと改名する。
出所後は指導者イライジャ・ムハンマドのもとで黒人解放運動家として頭角を現していく。
しかし、イライジャの女性関係に失望したマルコムXはネーション・オブ・イスラムと訣別する。
対立が激化する中、ニューヨークのハーレムのメッカで凶弾に倒れる。
JFKが大統領に就任したのが1961年。暗殺されたのが1963年。
マルコムXが暗殺されたのが1965年。
キング牧師が暗殺されたのが1968年。
同年にJFKの弟・RFK(ロバート・F・ケネディ)も大統領予備選中に暗殺されている。
激しい時代だ。
202分ととても長いけど、一度は見ておくべき映画かと思う。
FLEE フリー ★★★☆☆
2021デンマーク・仏・ノルウェー・スウェーデン。90分。ヨナス・ポヘール・ラスムセン監督・脚本(共同)。
1980年代後半のアフガニスタン。
紛争により父は当局に連行され、戻ることはなかった。
アミン少年は、エージェントに高額な費用を払ってようやく生まれ育った国から脱出することが出来た。
デンマークにたどり着いたアミンは、長兄の助けで生来の嗜好を認められ、パートナーである男性と家庭を持つことを決意する。
【今回見た映画】
未来世紀ブラジル(1985英)
散歩する侵略者(2017日)
MONSTERZ モンスターズ(2014日)
LOOPER/ルーパー(2012米・中)
素顔のままで(1996米)
左きゝの拳銃(1958日)
エリン・ブロコビッチ(2000米)
帰ってきた あぶない刑事(2024日)
PLAN 75(2022日・仏他)
大いなる決闘(1976米)
未来世紀ブラジル ★★★★☆
1985英。122分。テリー・ギリアム監督・脚本(共同)。ジョナサン・プライス。ロバート・デ・ニーロ。キム・グライスト。マイケル・ペイリン。キャサリン・ヘルモンド。ボブ・ホスキンス。
20世紀のどこかの国。情報省のコンピューターで国民は厳しく管理されている。
ある時、コンピューターのトラブルで善良な靴職人・タトルをテロリストとする誤認逮捕が発生する。
情報省に勤めるサムは、上司の頼みでこの誤認逮捕の責任を回避するために試行錯誤していた。
サムはタトルの隣人で情報省に抗議に来ていた女性・ジルと行動を共にする。
しかし、ここまでの行動からサムはテロリストと判断され追われる身となってしまう。
SF。ディストピアもの。
ジョージ・オーウェルの「1984」、映画「ブレードランナー」等の影響を受けているそうだ。
ブラックユーモアが漂うところなんかは、確かに「1984」と通じるところがあるかもしれない。
皮肉屋で底意地の悪いイギリス人が考えそうな話に思える。
単なるイメージですが。
テリー・ギリアム監督はアメリカ生まれで、後にイギリス国籍を取った人だそうだ。
ここでイメージするイギリス人と言えるのかどうか。
ネットを見たら、皮肉屋な人ではあるらしいけど。
作風も、国より個人によりけりか。それはそうか。
内容はシュールで、話が特に面白いというものでもないので、122分※はちょっと長く感じる。
※テリー・ギリアム監督と映画会社が結末で揉めたため、複数のバージョンが存在する。122分はテリー・ギリアム監督の主張したバージョン。
映像はセンスがあって良かった。
個人的には「1984」もディストピアものも全く好みでは無いけど、この映像はまた見たくなる。
世間の評価はそれだけじゃないのは分かるけど、映像の魅力は大きいと思う。
テリー・ギリアム監督の映画はこれまで3作見た。
「ラスベガスをやっつけろ」
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」
「ブラザーズ・グリム」
この内、「ブラザーズ・グリム」はちょっと印象が薄いんだけど(ブログを見返したら記述も少なかった。書きたいことがあまりなかったようだ)、あとの2つはとにかく映像が良かった記憶がある。
数日ぶりに帰ってきた真治が別人のように優しくなっていて戸惑う妻の鳴海。
その頃、町では一家惨殺事件が発生し、不可解な現象が続発する。
そんな中、真治は鳴海に「自分は宇宙人で、地球を侵略しに来た」と告白する。
人気舞台を映画化した作品。
正直、かなり人を選ぶと思う。
2014日。112分。中田秀夫監督。藤原竜也。山田孝之。石原さとみ。田口トモロヲ。落合モトキ。太賀。松重豊。木村多江。
視界に入った人間すべてを意のままに操ることができる“男”。
幼少時代に両親をその能力で殺害してしまった“男”は、必要な時だけ能力を使って金を盗み、自身の能力と世界を恨みながら孤独に静かに生きていた。
そんな“男”の前に“操れない男”田中終一が現れる。
“男”は、“操れない”終一を不快に思い、執拗に襲う。
終一は“男”を攻撃する術を持たないが、代わりに驚異的な回復力を持ち、粘り強く戦う。
2010年の韓国映画「超能力者」を原案とするリメイク作品。
オリジナル作品とは結末が異なる。(wikiより)
最初は、また“外れ”かと思った。しかし、不思議と引き込まれる作品だった。
テンポが良いのと、主役の藤原竜也、山田孝之がうまかった。
下手な役者だったら、とても見られなかったと思う。
ただ、話が単調すぎて後半は疲れた。112分と長い映画じゃないんだけど。
最後が良いだけに、もう一工夫あれば。
クライマックス。“男”が大切に持っていた「AKIRA」を見て、終一が「お前にもあるじゃないか、名前」って語り掛けるシーンが良かった。
“男”の中で何かが変わる。藤原竜也の表現も良かった。
カリフォルニアの小さな町に住むエリンは、幼い子供を3人も抱えるシングルマザー。
仕事もお金もなく、おまけに車の衝突事故に遭って怪我をしたが使えない弁護士エドのせいで和解金も取れなかった。
困ったエリンは、弁護士エドの事務所に押しかけて強引に雇ってもらう。
不動産関係のファイル整理を任された彼女は、ある書類に不審を抱いて調査を始める。
やがてそれは大企業PG&Eがひた隠しにする水質汚染につながっていく。
PLAN 75 ★★☆☆☆
2022日・仏・フィリピン・カタール。112分。早川千絵監督・脚本。倍賞千恵子。磯村勇斗。たかお鷹。河合優実。ステファニー・アリアン。
超高齢化問題の解決策として導入された、75歳以上の高齢者には安楽死する権利が与えられる制度。通称プラン75。
78歳の角谷ミチは夫を亡くして1人暮らし。身体は丈夫だが高齢を理由にホテルの客室清掃員を解雇されてしまう。
次の定職を見つけられず、住む場所も失いそうになったミチは、プラン75を申請する。
サポートするコールセンタースタッフの瑶子らは、この制度に疑問を抱くようになる。
年齢で線を引くとはドラスティックな設定で、昔の星新一や藤子不二雄(異色短編集)が描きそうな話だと思った。
それを、予算をかけて2時間の映画にするとは。
よく企画が通ったものだけど、それだけ社会が高齢化して、需要が見込めるということか。
心が痛くなるような映画だった。
陳腐な言い方だけど、生きるということや、“終活”など色々と考えさせられる。
大いなる決闘 ★★★☆☆
1976米。98分。アンドリュー・V・マクラグレン監督。ジェームズ・コバーン。チャールトン・ヘストン。バーバラ・ハーシー。クリストファー・ミッチャム。
1909年、アリゾナ州で鉄道敷設に駆り出されていた囚人たちが監視役を殺して逃走した。
逃走犯のリーダーであるプロボは凶悪な殺人犯で、自分を逮捕した保安官のバーゲードに復讐するためにトゥーソンに向かう。
プロボはバーゲードの娘・スーザンを誘拐して彼をおびき出そうとする。
約50年前の西部劇。
スーザンの扱いなんかは当時なりに抑えた表現になっているけど、今ならもっと厳しいかと思う。
撃ち合いだけでなく、プロボとバーケードの知恵比べが特長で、その辺がタイトル「大いなる決闘」の由来か。