「地図と拳」 小川哲

第168回(2022年下半期)直木三十五賞受賞作品。

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書き込む」

日露戦争直前から第二次世界大戦までの半世紀、満州の架空の都市「仙桃城」を舞台に繰り広げられる戦い。

日本から密偵の通訳としてやって来た細川。

地図を検証する内に満鉄にスカウトされた須野。

ロシアから鉄道網拡大の役目を負って派遣されたクラスニコフ神父。

叔父に騙されて財産を失い、流れ着いた孫悟空(ソンウーコン)。

その娘であり、命を狙う孫丞琳。

それぞれの使命と思惑が交差する。


理系の人が書いたような文章だと思った。

正確で、無駄を削ぎ落とした硬い文章。

文系でもそういう文章を書く人はいると思うので、何となくの感想に過ぎないけど。

wikiを見たら、作者は大学3年で文転した人だそうだ。

印象は当たっているのか外れているのか。笑


複数の主人公が活躍する。焦点がぼやけがちで、主題が分かりづらい印象もあった。

細川の戦争構造学研究所では、アシモフのファウンデーションシリーズを思い出した。


その他、記憶に残った部分。
(上巻は特になし)

下巻P18 「君には明後日があるけど、明日がない」

P217 超高層の建築を実現するため、絶対に必要だった技術とは何だろうか? → 答えは、エレベーターと空調機の発明。

P242 戦争は始まっていなかったが、始まる前から終わっていたのである。

 






【今回見た映画】

女だけの都(1935仏)
パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013
米)
帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令(1983日)
着信アリ(2003日)
クロウ/飛翔伝説(1994米)

猿の惑星/キングダム(2024米)

ザ・グリード(1998米)

スリープレス・ナイト(2017米)
男たちの大和/YAMATO(2005日)
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2024日)




女だけの都 ★★★☆☆
1935仏。114分。ジャック・フェデー監督。フランソワーズ・ロゼー。アンドレ・アレルム。ジャン・ミュラ。ルイ・ジューヴェ。

1616年。城壁に囲まれた小さな町、南ネーデルラントのフランドル。

年に一度の謝肉祭を明日に控えて忙しくしている中、凶暴で悪名高いスペイン軍来訪の報せが入る。

虐殺・略奪・凌辱の予感におびえるお偉方は、町長が急死したとでっち上げ、町は喪に服していると言って逃げ出した。

公の場から逃げ出した男たちに代わって、女たちが立ち上がる。「私たちが町を守ろう。女には女の武器がある」


白黒。

今見るのはちょっと辛い。

コメディタッチで、話は面白かった。

リメイクしたら受けそうな気がする。





パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 ★★★☆☆
2013米。93分。ピーター・ランデズマン監督・脚本。トム・ハンクス他製作。ジェームズ・バッジ・デール。ザック・エフロン。ジャッキー・アール・ヘイリー。コリン・ハンクス。トム・ウェリング。ポール・ジアマッティ。

1963年11月22日、テキサス州のダラスでアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが暗殺される。


たまたまパレードを撮影していたアマチュア・カメラマンのエイブラハム・ザプルーダーはフィルムと共にマスコミに翻弄される。

逮捕されたリー・ハーヴェイ・オズワルドは拘置所へ移送される際、ジャック・ルビーによって銃撃され搬送先の病院で死亡した。


FBIはマルクス主義者を名乗るリーを一年半も前からマークしていた。


ドキュメンタリー映画。

ケネディ大統領がテキサス州ダラスのパレード中に銃撃され殺された1963年11月22日金曜日から4日間の出来事を丁寧に描いている。

派手さはないけど、緊迫感と迫力があって入り込めた。


ケネディ暗殺は首謀者など謎が多い事件だとされる。

本作はそうした裏の部分には踏み込んでいない。

「真実の4日間」というタイトルながら、真相究明や仮説を立てて検証するといった内容はなかった。

事件から50年も経ってから作った映画なのに…と思わなくもない。その点で少し物足りなさを感じた。




帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令 ★★★☆☆
1983日。28分。庵野秀明総監督。赤井孝美特技監督・撮影・編集。岡田斗司夫脚本。

DAICON FILM※制作の特撮自主制作映画作品。
※1981年から1985年にかけて活動したアニメ・特撮を中心とする自主映画の同人制作集団。アニメ制作会社ガイナックスの母体となった。(wikiより)

1983年に開催された日本SF大会「DAICON4」のプロモーション活動の一環として、8ミリフィルムによる映像作品として制作された。(これもwikiより)

自主制作でこれはすごい。プロが作ったみたいだ。

カメラワークが独特で、基地の中では常に下から、手前に物を置いて撮っている。変な凝り方をすると思ったけど、見にくくて困るほどではない。

分からないけど、機材の制約なのかもしれない。自主制作だし。

基地のセット、戦闘機や怪獣の特撮シーンは本当にウルトラマンのテレビを見ているみたい。

台詞に違和感がないのも大きい。脚本も本物のウルトラマンみたいだ。

役者だけはどうにもならなかったみたいで、みんな演技はひどかった。ここは物凄く素人っぽい。

ウルトラマンだけ違和感がなかった。撮り方も工夫されてた。

wikiを見たら、このウルトラマンは庵野秀明監督だとか。


全体的に音が悪かった。とは言え普通の、通常見ている商業映画と比べるのは酷か。

そんな風に、無意識に商業映画と比較してしまうくらいの出来なのは確か。




着信アリ ★★★☆☆
2003日。112分。三池崇史監督。柴咲コウ。堤真一。吹石一恵。永田杏奈。岸谷五朗。田中哲司。松重豊。筒井真理子。石橋蓮司。
女子大生・中村由美の友人である岡崎陽子、河合ケンジは携帯電話に謎の予告を受け、その通りに亡くなってしまう。

新たに死の予告電話を受けた由美の幼馴染み・小西なつみを救うため、由美は同じく妹を亡くした山下弘という男性の協力を得て真相を追う。

しかし、なつみもこれまでと同様に予告通りの死を遂げる。

そして遂に、由美自身が「死の予告電話」を受けてしまう。


久しぶりに見た。

結構ヒットして、続編も出ていたと思う。

夏になるとホラーと戦争映画は色んなところで見かける。




クロウ/飛翔伝説 ★★★☆☆
1994米。102分。アレックス・プロヤス。ブランドン・リー。アーニー・ハドソン。マイケル・ウィンコット。バイ・リン。デヴィッド・パトリック・ケリー。

荒廃した近未来都市デトロイト。

ハロウィン前日の10月30日夜は「悪魔の夜」と呼ばれ、無法者たちが破壊と暴虐の限りを尽くしている。

婚約者シェリーと共に殺されたエリックは、一年後に死の国の使者カラスの神秘の力を得て冥界から復讐のために甦った。


主演のブランドン・リーは撮影中に事故で死亡した。

ダーク・ファンタジー。

バットマンとか、他にもタイトルは忘れたけどダークヒーローが活躍する映画はいくつか見た。

そんな記憶の中の作品と比較しても、本作はなかなか良いと思う。

雰囲気○、キャラクター○。

話も、復讐までの流れが共感出来る。

欲を言えば、アクションがもっと(ダーク)ヒーローらしく常人離れしていれば更に良かった。

これだと強敵が


CG…は、映画でバリバリ使い始めたのはもう少し後か。

続編がいくつかあるようなので、そちらも機会を作って見てみたい。




猿の惑星/キングダム ★★★☆☆
2024米。145分。ウェス・ボール監督・製作(共同)。オーウェン・ティーグ。フレイヤ・アーラン。ケヴィン・デュランド。

300年後の地球。
猿(エイプ)たちは高度な文明を築く一方、人類は退化していた。

猿たちの王、プロキシマス・シーザーは巨大な帝国(キングダム)を築こうとしていた。

荒廃した世界で人類は退化し、高い知能と言語を得た猿たちが地球の新たな支配者となっていた。

家族や友と離れ離れになってしまった若きチンパンジーのハンター・ノアは、人間の少女・メイと一緒に旅を続ける。


シリーズ通算10作目。

これまで、一番最初の「猿の惑星」(1968米)、「猿の惑星: 創世記」(2011米)の2作品を見た。

シリーズはいくつか分かれていて、本作は「リブートシリーズ」という位置付けだそうだ。

2作品しか見ていないので全体像はよく知らないけど、単品でも十分に面白かった。

猿のCGはリアルで、それなのにどこか人間くさい。キャラの描き分けもしっかり出来ている。

古い映画を見た後でこういう最新作を見ると、映画もここまで来たのかと画面に見入ってしまう。


欲を言えば、本作は145分と今の映画にしては長いので、いくらリアルなCGでも驚きや新鮮さは薄れてくる。

そうなると画面が猿ばっかりで辛いので、イケメンを出すとか(美人はいたが)ベタでいいから絵的な引きがもう少しあった方が良い気がする。

もしくは、新鮮な内に終われるように映画自体をもう少し短くするとか。

シリーズファンの人にしてみたら、大きなお世話かもしれませんが。




ザ・グリード ★★★☆☆
1998米。106分。スティーブン・ソマーズ監督・脚本。トリート・ウィリアムズ。ファムケ・ヤンセン。アンソニー・ヒールド。

乗客3,000人を乗せた豪華客船アルゴノーティカ号が南シナ海を処女航海中、深海から現れた謎の巨大生物に襲われる。


3,000人の乗客が消え、悪党と傭兵が謎の生物と戦い・・と、B級感は強いものの楽しい映画で、テレビでやってたので何となく最後まで見てしまった。



スリープレス・ナイト ★★★☆☆
2017米。95分。バラン・ボー・オダー監督。ジェイミー・フォックス。ミシェル・モナハン。ダーモット・マローニー。

ラスベガス警察の刑事・ヴィンセントと相棒のショーンはギャングを襲撃してコカインを強奪する。

しかし、予想以上のコカインの量に戸惑う2人。

マフィアからヴィンセントの息子が誘拐され、警察にも追われることになる。


2011年にフランスで製作された同じタイトルの映画をリメイク。


元の作品は見ていない。

しかし、似た話を見た覚えがある。思い出せなくてモヤモヤしてるんだけど、結構ありがちな話なのかもしれない。

それでも、1時間半ちゃんと楽しめる面白さだった。




男たちの大和/YAMATO ★★★☆☆
2005日。145分。佐藤純彌監督・脚本。久石譲音楽。長渕剛主題歌。反町隆史。中村獅童。松山ケンイチ。鈴木京香。奥田瑛二。林隆三。渡哲也。仲代達矢。

2005年4月7日。60年前、戦艦大和が撃沈された日。

鹿児島県枕崎漁港に内田真貴子という女性が現れ、漁協の漁師たちに大和が沈んだ場所へ連れていって欲しいと頼む。

彼女は内田二曹の娘だった。

元特攻隊員で漁師の神尾克己は、60年前共に戦った内田二曹のことを真貴子に語り始める。


以前にテレビで見たと思うので、今回で2回目になる。

大作。ただ、アメリカ映画と比べると戦闘シーンはやはり見劣りがする。予算はしょうがないか。


本作は戦争を美化していると批判の声があって、製作者は美化どころではなく反戦の意思を込めているのだと反論した、という記事を昔読んだ。

久々に見て、両方の要素が読み取れる気がした。

美化というより、感傷的に描かれていると言った方が近い気もする。




今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は ★★☆☆☆
2024日。127分。大九明子監督・脚本。福徳秀介(ジャルジャル)原作。萩原利久。河合優実。伊東蒼。松本穂香。古田新太。

小西徹は冴えない大学生。

ある時、学食に1人でいた桜田花に思い切って声をかける。

偶然も重なって、2人は親しくなっていく。

バイト仲間のさっちゃんは、そんな徹を切ない気持ちで見つめている。


いかにも映画らしい映画だと思った。

映画らしい、は例えが大きすぎた。昔の邦画、青春映画、そんな感じ。

2024年公開なのに、すごく古い映画を見ているような懐かしさがあった。

もう少しマイナーな感じもする。単館上映とか、好きな人だけ見に来ればいいよ、って映画。

河合優実と伊東蒼が長回しで語るシーンは実験的な感じも。

作っている人はきっと楽しかったんじゃないか。

そういう映画は結構好きなんだけど、本作にはちょっと入れなかった。


ロケ地は関西大学。

中日ドラゴンズのサウスポー・金丸夢斗の出身校でお馴染み(私には 笑)。

きれいなキャンパスだった。


本作の河合優実を見ていて、何となく門脇麦を思い出した。

似ているわけじゃないけど、こういう映画に出ていそうなイメージだった。





【今回見た映画】

リトル・ブッダ(1993仏・英)

君が踊る、夏(2010日)
アンロック/陰謀のコード(2017英・米)
雪の華(2019日)
フランキー・ブーちゃんの殴り込み落下傘部隊(1958日)

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015独)

大日本殺し屋伝(1965日)

ポリス・ストーリー2/九龍の眼(1988英領香港)

Re:LIFE〜リライフ〜(2014米)

スター・ウォーズEP9/スカイウォーカーの夜明け(2019米)




リトル・ブッダ ★★★☆☆

1993仏・英。141分。ベルナルド・ベルトルッチ監督・原案。坂本龍一音楽。アレックス・ウィーゼンダンガー。キアヌ・リーブス。イン・ルオチェン。ブリジット・フォンダ。


チベットから亡命し、ブータン王国の寺院で仏教の教えを説く高僧ノルブの元に師である高僧ドルジェの生まれ変わりかもしれない少年が見つかったという知らせが入る。



映像と音楽が良い。時間がある時にゆっくり浸りたい映画。


ベルナルド・ベルトルッチ監督はこれで4作見たけど、(過去に見たのは「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」「暗殺の森」)どれもそんな感想だった。





君が踊る、夏 ★★★☆☆
2010日。123分。香月秀之監督・脚本(共同)。溝端淳平。木南晴夏。小林星蘭。DAIGO。藤原竜也。宮崎美子。髙嶋政宏。高島礼子。

母の入院で5年振りに故郷の高知へ帰った寺本新平。

そこで新平は、「よさこい祭りで新平と踊る」という5年前の約束を胸に闘病生活を送る、高校時代の恋人・香織の妹・さくらと出会う。

さくらの病状は重く、今年が最後の夏かもしれないと言われていた。

新平はさくらとの約束を果たすため、かつて香織や親友の大滝司と一緒に踊ったよさこいチーム「いちむじん」を再結成する。


良い話。良いタイトル。

病気の妹は可哀想だけど、悲しむより応援したくなる。笑顔で踊れて良かった。


最後は感動した。授賞式より香織と「いちむじん」の仲間、そしてさくらとの約束を取った新平の決断は正しかったと思う。

その方が、この先絶対後悔しない。


よさこいのシーンはとてもきれいだった。

「纏(まとい)」という、先頭に立って踊る役の溝端淳平は格好良かった。

新平というキャラが、大切なものを選んで吹っ切れた姿だった。少し成長もしているかも。




アンロック/陰謀のコード ★★★☆☆

2017英・米。98分。マイケル・アプテッド監督。ノオミ・ラパス。オーランド・ブルーム。トニ・コレット。ジョン・マルコヴィッチ。マイケル・ダグラス。


ロンドンで穏やかに暮らしていた元CIA取調官のアリス・ラシーンは、バイオテロ容疑者の取調べのために再び呼び戻される。

容疑者を完落ち(アンロック)させたアリスだったが、実は任務は罠で、CIA内部に裏切者がいることを知る。

容疑者にされ、英・米両政府に追われることになったアリスは孤独な戦いに身を投じる。


美しき女スパイの活躍。追われながらも真実を求めて戦う。

こんな映画、この間も見たような。

やっぱり需要があるジャンルなんだと思った。

ちょっと粗さを感じる映画だった。




雪の華 ★★★☆☆
2019日。125分。橋本光二郎監督。中島美嘉「雪の華」原案。
登坂広臣(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)。中条あやみ。高岡早紀。浜野謙太。箭内夢菜。田辺誠一。

平井美雪はあと1年と余命宣告を受けた日に引ったくりにあってしまうが
ガラス工芸家をめざす青年・綿引悠輔に助けられる。
声も出せずにしゃがみこむ美雪を、悠輔は「声を出して行けよ!」と励ます。

両親を亡くし、兄弟を1人で養っていた悠輔は、働いている店が危機に陥っていた。

美雪は店を助けるために100万円を差し出して、代わりに1カ月限定の恋人になってほしいと精一杯の「声を出して」持ちかける。


トンデモ話だけど、良い映画だった。

最初は美雪が怪しすぎてちょっとキモかったし、その100万円本当に受け取っちゃうの?とか、余命一年で入院前の人がフィンランドまで一人旅って…とか、信じられないエピソードの連発。

色々とすごい映画。

ラストも、冬のフィンランドで車が通れない道をオミが走って中条あやみの元へ駆けつける。

さすがに、その辺にしといたら…ってトンデモ振り。


だけど、中条あやみと登坂広臣は魅力的で、少しずつ仲が深まっていくところはとても良かった。

登坂広臣は、不良っぽくてぶっきらぼうだけど親切という悠輔にぴったり。当て書きかもしれない。

以前に見た「ホットロード」の時よりも良かった。


フィンランドの景色が美しい。本当にロケに行ったそうだ。

映画では簡単に行っちゃうから近く感じるけど。笑




フランキー・ブーチャンの殴り込み落下傘部隊 ★★★☆☆
1958日。80分。春原政久監督。フランキー堺。市村俊幸。小沢昭一。中原早苗。

威風堂々と進む日本帝国軍艦。

しかし、どこからか良い匂いが…。

いわずと知れた門馬三太郎と間々田伍作の二等水兵が、サンマを釣っては焼いていたのだった。

なんと二人は名簿上戦死していたのだ。


白黒。

「あゝ軍艦旗」シリーズ第3作。

昔々のコント映画。今見ても結構可笑しい。




アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男 ★★★☆☆

2015独。105分。ラース・クラウメ監督・脚本(共同)。ブルクハルト・クラウスナー。ロナルト・ツェアフェルト。

第2次世界大戦後、海外へと逃亡したナチスの戦犯アドルフ・アイヒマン。

ドイツの検事長フリッツ・バウアーは彼の逮捕に執念を燃やすが、ナチス残党が巣食うドイツの捜査機関からは協力が得られずイスラエルの諜報機関モサドと接触する。

実話ベース。

イスラエル視点での話は読んだことがあったけど、ドイツでこんな動きがあったとは知らなかった。

映画としては地味かもしれないけど、とても興味深かった。




大日本殺し屋伝 ★★★☆☆

1965日。85分。野口晴康監督。花登筐原作・脚本(共同)。宍戸錠。大村崑。山本陽子。

暗殺者の街で、五光会の組長・佐々木がスペードのエースのカードとともに射殺された。


残った幹部たちはヒットマンプロダクションから殺し屋を雇い入れてジョーに対抗する。


「大日本喜劇」シリーズ第4弾。


シリーズの多いこと。この頃の日活映画は物凄いペースで作っているから、想像だけどできるものはどんどんシリーズ化したんだろう。



ユーモアミステリーならぬ、ユーモア無国籍アクションとでも言うべき映画。


「さすがはワイや、抜く前に撃ってもうた」(実際は後ろのジョーが撃った)

とか、

劇中で突然「正露丸」の宣伝が始まったり、ベタだけど可笑しい。

宍戸錠はどの映画でも魅力がある。大村崑も良い。




ポリス・ストーリー2/九龍の眼 ★★★☆☆
1988英領香港。121分。ジャッキー・チェン監督・脚本(共同)。マギー・チャン。トン・ピョウ。

前作で麻薬王チュウ・タオを逮捕して功績を上げたはずのチェン・カクー刑事だったが、上からは誉められるどころか捜査過程の損害を咎められて、交通課へ異動させられてしまう。

チュウ・タオは病気を理由に釈放され、チェンと恋人のメイに陰湿な仕返しを始める。

そんな折、買い物にやって来たデパートで爆破事件に遭遇する。


こちらはユーモア・カンフーアクション。

ジャッキー・チェン作品は安定の楽しさ。

アクションも良い。




Re:LIFE〜リライフ〜 ★★★☆☆

2014米。107分。マーク・ローレンス監督・脚本。ヒュー・グラント。マリサ・トメイ。ベラ・ヒースコート。J・K・シモンズ。クリス・エリオット。アリソン・ジャネイ。


かつてはアカデミー脚本賞に輝いてハリウッドのトップ脚本家だったキース。

しかし、その後はヒット作に恵まれず妻と息子にも逃げられ不振の日々を送っていた。

ある時、キースは田舎町の大学でシナリオコースの講師を勤めることに。

収入の為に仕方なく引き受けた仕事だったが、生徒達の純粋な映画への思いに触れて彼自身も少しずつ変わっていく。


コメディタッチで軽い雰囲気。

ヒュー・グラントが魅力的で、楽しい映画。

最後も前向きに終わって良かった。





スター・ウォーズEP9/スカイウォーカーの夜明け ★★★★☆

2019米。142分。J・J・エイブラムス監督・脚本(共同)・製作(共同)。ジョージ・ルーカス原作。デイジー・リドリー。アダム・ドライバー。ジョン・ボイエガ。オスカー・アイザック。キャリー・フィッシャー。マーク・ハミル。



ファースト・オーダーの最高指導者となったカイロ・レン。

惑星エクセゴルで、かつての銀河帝国皇帝であり、死んだと思われていたパルパティーンからファイナル・オーダーの指揮権を与える代わりにレイの殺害を依頼される。

レジスタンスの指導者であるレイア・オーガナ将軍の下でジェダイとしての修行に励むレイは「パルパティーンが生きている」という情報の真偽を探るため、フィンとポー・ダメロン、チューバッカら仲間とともに砂漠の惑星パサーナへと向かう。

レイは、カイロから「お前は皇帝の孫娘、名前はレイ・パルパティーンだ」という衝撃の事実を告げられる。


久しぶりに見た。

特別ファンでもなかったけど、やっぱり面白い。