所用で神田へ行ったので、駅の高架橋にある機銃掃射痕と言われているところを見てきた。
レンガは粘土に砂や石灰などを練り込んで乾燥させて窯で焼いたもので、コンクリなどに比べて遥かに経年劣化に強い建材なので、経年劣化や風雨による風化ではこの様な局所が抉られる様な損傷はしないだろう。
この辺りの高架は明治45年(1912)に建設されたイギリス積みされた建造物だが、中央通りを経た御茶ノ水方面側のレンガ壁を見ると風化による表面損傷は認められるものの抉った様な損壊はないので、神田駅付近の損傷は自然風化とは考え難い。しかしながら戦跡として正式に認められてはいないそうだ。
こんなのを見上げている人は他にいなかったが、こういった戦争遺跡もきちんと残しておくことが大切だと思う。


