年末になると翌年のカレンダーの準備として色々な既製品が販売されるが、景色や動植物の写真版のカレンダーが欲しい場合、その素材が自前でない限りは既製品を調達することになる。
自前の場合、カレンダーの表示についてはネット上に様々な無料の素材があるのでそれを使えば簡単に作成できるが、卓上型とする場合には何らかのケースなどに入れる必要がある。卓上で使うとすれば、手ごろなサイズはハガキサイズだろう。そこで年末、そのサイズのカレンダーを自作した。絵としては、乃木坂46の推しメンを採用。
自作するにあたっては、安価に作ることを考えて、アクリルケースなど、なるべく100均の素材を前提として作成した。また、視認性を鑑みてLEDを装備し、なおかつ時刻も併せてチェックできる様にデジタル時計を併設、さらに室温や外気温も分かるような欲張りカレンダーとしたLEDは車載用のテープ式LEDで、デジタル時計も車載用なので、両方とも電源電圧12V単一で駆動できる。
出来上がったものはこんな感じとなった。
一方、オーダーしておいたオフィシャル製の卓上カレンダーも年末に到着したのだが、2か月分を1枚としているために字が小さく、自作カレンダーの方が見易いので、オフィシャルの方には別の業務を担当してもらうことにした。
カレンダーシートの代わりにポータブルオシロを貼り付け、カレンダーの留め穴を利用して電源プラグを付けたところ、モニターの画面が目線と垂直になるので波形の視認性が改善された。また、カレンダースタンドの下には、最初から半円が開いているのでそれを活用するとプローブや電源コードの取り回しも良くなるし、オシロ本体の座りも良くなり、まるでこのオフィシャルカレンダーがポータブルオシロ用のスタンドの様で、有難い改造となった。
カレンダー改造後
更に、オフィシャルカレンダーのオプションのアクリルスタンドとQi規格のワイヤレス給電用送電器をアクリルケースに貼り付け、スマホ用の充電器を仕立て上げた。
スマホ用ワイヤレス充電器
本来の使い方とは違う使い方をトライしてみるというのも、楽しいものだ。