彼女に限らないが、AKB48のメンバーには、自分の順位が下がったり評価対象から逸脱したことについて、ファンに対して詫びる子がたくさんいる。一方、ファンもその評価結果は自分達の力不足が災いしたからだと詫びるのだ。
こういった「相手を慮る」という精神は美しく、潔い。ある意味、日本的でもある。
きょうびの若い衆は云々などと嘆く諸氏も多いが、憂うことなかれ。日本精神のDNAはきちんと受け継がれていると考える。
こういう子たちが、通常の評価方法とは異なる方法できちんと評価されるスキームが出来ないものだろうか。。。。

これ等の写真は、過去の握手会で自分の列に並ぶ人の少なさをファンにわびる姿(週間AKBより)。
今回の総選挙とは別です。
以下は総選挙直後の大家志津香さんのブログより。
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やっぱり圏外かーーーい!笑
そして、その貴重な票に陽の目を見せてあげることができなくてすみません。
今回は立候補制になって別に出ないなら出ないでいい状況で、私は圏外もありえる状態だったんですが、AKBである以上は立候補すべきと思って立候補しました。
圏外ではありましたが立候補したことは後悔してません。それは立候補しなかったら経験出来ない幸せを経験したから。
握手会で選挙の事を考えてわたしの為に涙を流してくれる人がいたこと
7万人のサイリウムが輝く夜を目の当たりにした事
ミラクル9の収録の帰りに エレベーターの前で たくさんのスタッフさん達に頑張れ!といってもらえたこと。
ぐりぐりくりぃむでドッキリをかけられた事
宮崎美子さんが 初めて投票やってみたの。楽屋のみんなと4票いれたからねと言ってくれた事
もっともっとたくさんあります。
こんな事は立候補しないと経験しなかった幸せだから。
正直立候補した時は圏外になったら立候補とかした意味ないしやだなーと思ったんですが、立候補したことによって経験できた幸せを考えると 本当に意味の無いことなんてないなーと思いました。立候補してほんとうによかったです。
そしてどんどん夜に近づいてくるにつれて 野外である日産スタジアムには 照明につられた虫達が集まってきました。わたしはもうランクインする可能性は絶対なくなった16位~の発表が始まったくらいに、虫がわたしの顔にとまりました。
虫なりの慰めと受けとりました。ありがとう。
そして指原1位が発表された時には、盛大な打ち上げ花火が ランクイン出来なかったメンバーの待機場所の頭上であがりました。 地球には重力がありますから 灰が降ってきました。
最後に盛大な紙吹雪と受けとりました。ありがとう。
ファンの方には感謝してもしきれません。 本当に本当にありがとうございます。
わたしでよければこれからも応援してください。 みなさんだいすきです!
応援してくださったすべての方に感謝をします!
ありがとうございました!!
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ううむ。。。
他にも、これまでは順位が付いていたにも拘らず、今回の総選挙で圏外となった子もたくさんいる。本心としては、筆舌に尽くしがたいほどの屈辱感でいっぱいだったことと思う。それが当たり前だ。しかし、結果を真摯に受けとめ、反省し、自己を鼓舞させるべくポジティブに昇華させようと健気に振る舞う。一方、運営側からは、無念に没してしまうことや、その感情だけを表に出すことはご法度、という教育を受けていることも想像に難くない。いきおい、アイドルというジャンルで活動する以上は、「ファンに、落胆する姿を見せてはいけない」というコンプライアンスを順守しているということなのだろう。
しかし、ファンもバカではない。健気に元気を見せる姿が本当の姿であるとは誰も信じまい。
元来、AKB48は、「メンバーとファンが、共通した時間軸にて共通の体験や意識を通じて共に成長していく」という新しいビジネスモデルがもたらした「社会現象」でもあるわけだから、冒頭に述べた様に「別の評価方法」はないものか、と思う。