短波っていいよね その3 -アナログとデジタル | プロムナード

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「短波っていいよね その2」で紹介したオーム電機のラジオも、低価格で短波放送が受信できるということでは大変お手頃なのだが、いかんせん、周波数表示がアバウトすぎる。まあ、ラジオNIKKEIだけを受信する目的であれば問題ないものの、気まぐれな海外放送を受信する場合にはどうしても周波数表示は必須だろう。

ということで、次に手を出したのがこのELPA(朝日電機)のER-21Nという製品。値段は2480円とこれまたお手頃価格。しかも、同調周波数が液晶表示されるので便利。というか、この値段でここまで出来るというのは驚きだ。
これは、中国のRedsun社のRD1201という製品のOEM。今日び、国内メーカーはソニー以外、短波放送受信から撤退しているみたい。一方、中国にはかなりの種類の廉価版ラジオがある。実際、短波放送局だって日本には一つしかないが中国にはごまんとある。

なにしろこの値段なので周波数をプリセットして受信するという様な受信機ではなく、単に液晶に受信している周波数を液晶表示するだけ、つまりアナログ受信をデジタル表示するだけというものなんだが、それでも使い勝手はゼンゼン良い。希望する周波数への同調も簡単に出来るし、海外電波を狙うのであれば最低このくらいは必要だろう。そもそもアナログチューナーと称して、実は1kHzずつステップ同調するデジタルな奴が多い。

使用感としては、殆ど問題なし。感度もこのクラスとしてはそれなりとはいえ、近隣諸国からの入感には支障ない。ただし個別の問題かもしれないが、ボリュームがゼロレベルからリニアに上がるのではなく、あるポイントを過ぎると突然鳴り出すといった現象が出ている。不具合というほどではないので不問とするが、要は可変抵抗器が粗悪品なんだろうな。製品の品質検査としてはNGでも可笑しくない気はする。

タイマーはきちんと働く。60分から10分まで10分刻みでタイマーの設定ができる。これは結構便利だ。寝る前にセットしておけば、ちゃんとオフになる。このラジオも電源から廻り込むノイズには極めて弱く、AC/DCアダプタで供給するとノイズがヒドイ。なので電池駆動が基本となるため、自ずからタイマーの出番は多い。
ま、フツーに短波を楽しむのであれば、この製品がお勧め。