日本人のストレス耐性 | プロムナード

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最近、友人達と深っぽい議論をしたので、忘れない様に貼っておく。

■ MT氏: ある有名な方によると日本人というのはセンチメントな民族らしく、それが今の経済の低迷にも起因しているそうです。そして一番大事な教育がどうしょうもないほど腰砕けにされてしまったことを悲観していました。
そりゃ生徒が昼休みでもないのにおにぎり食べてても怒れない先生達なのですからキチンと教育なんで期待するだけ無駄なんでしょうね。
希望の就職先ナンバーワンが公務員なんて世も末ですね。
今話題の「君が代」でもセンチメントな発言をするおバカさんいて困りますよね。

バブル崩壊後の20社ほどの金融破たん後に、年間約1万人の自殺者が増えて毎年3万人の自殺者が出ています。これは経済戦争の戦死者です。いまだに続いています。センチメントな民族ですので年間10万人突破もそんなに先の事とは思えませんよね。

昔、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』って本も出版されてましたよね。そんな時代も今は昔ですね。
今現在も日本はある国と経済戦争中だそうです。経済競争ではありません。でもほとんどの人はその自覚すらありませんよね。

光栄にもその大国の経済戦争相手に選ばれたのは日本とドイツだそうです。しかしドイツはEUに加盟したのでおいそれとちょっかいかけれません。そしてターゲットに選ばれた日本は優秀なシンクタンクのよる最強チームによって巧妙に考えられた戦略によって色んなものが奪われていっています。
日本を代表する企業も狙われたらひとたまりもありません。
金融集団は、為替操作でも日本から利益を収しています。
貿易摩擦を理由に、日本の将来性ある技術開発の芽もつぶしてきました。
農業面では種苗の開発保存も独占されそうです。一度、農業を衰退させてしまうと、その復活は容易ではありません。あらゆる食物連鎖が壊されてしまいます。

遺伝子組換作物+除草剤のハッピーセットが表示ラベルなしで日本に入ってくる可能性が非常に高くなっています。
遺伝子組み換えした種苗は、自身の体内でbtと呼ばれる殺虫成分(毒素)を作り出すようになっており、それ(葉、花粉、蜜等)を食べた虫たちが次々に死んでしまうというものです。蝶の幼虫も、ミツバチなどの益虫も、昆虫類はみんな死んでしまう・・・
そして、その影響は小さな昆虫だけに留まりません!ドイツで殺虫トウモロコシを食べさせた牛の変死。米国で殺虫トウモロコシを食べさせた豚の受胎率が8割も減りました。殺虫トウモロコシを食べた家畜の堆肥に殺虫作用が残り、土中の微生物やミミズが死ぬ被害が出ました。遺伝子組み換えのジャガイモを食べさせたネズミのすい臓・腎臓・腸・脳が小さくなったり、免疫機能が低下。WHO・アメリカ医師会も、食べ続けるとアレルギーの人が増えると言っています。

大好きなはちみつが食べれなくなるな~ などと呑気なことを行ってる場合ではありませんよね。
スペインのReal Madrid と芸人選抜サッカーチームが試合するような交渉に日本が勝てるとも思えないし.........日本のすべての資産が奪われるまで経済戦争は続くのでしょうね。あと何年で会社の資産、個人の資産が取られちゃうんでしょうか?
センチメントになってる場合じゃないですよね!

■ ミリ波

:  最近聞いた話ですが、総合商社への就職を希望しつつ「但し、海外赴任は避けたい」と言っている輩がたくさんいるとか。ハイ??

何故、こんなにコンサバになってしまったのかナゾですが、答えの一つは、夢を実現するよりも夢を打ち砕かれることへの恐怖心が先行しているからではないかと考えています。もちろん政治にも責任はあると思いますが、実は小生、昨今の情報過多が原因ではないかと思うのです。成功例もさることながら失敗例も手に取るように入手できる。それこそ、コタツに入って丸くなりながらキーボードを叩けば、いくらでも失敗例を見ることが出来る。これでは、夢を見ろという方が無理あるかもしれません。

最近の米国ニュースによると、若年層の運転免許取得者数が減っているとか。分析によれば、「友人とか、わざわざ会いに行かなくてもネットで会えるもんね」ということが原因のひとつとして大きいと結論しているそうです。米国ですよ?あの車社会の。信じがたい。。。
「便利」が「堕落」をもたらす。これは事実かもしれませんね。
仰るように、食物についても生産の歩留まりの安定性や低価格化を求めてアヤシイものが徘徊しています。しかし、そういう情報は何故かあまり流通しない。これだけ情報過多の時代にも拘わらず、です。
これもまたナゾだ。。。

■ MT氏

:  「成功する自信なんてどこにもない。だが、どんなに厳しい環境でもゴキブリのように生き抜いて見せる」。かってシャープを事実上買収した会長が台湾のメディアに語っていました。商社に入って海外に行かなかったらいったい何をしたいんでしょうか?悲しくなりますね。

■ HI氏

:  私も同感です。。。先日、ハローワークの担当者と求人広告の話をし、指摘を受けたのですが、求人広告の募集業種で『営業』というのは、応募が殆ど無いらしいです。『ルート営業』であったり、『営業事務』でないとNGらいいです。就職難な時代というものの、繊細な状況です。。。笑。しかしながら、私なりにこうも考えました。…時代の変遷ではないだろうかと…?!コンサバティブな考えも社会から個人へのシフト、その結果リベラルな社会にシフトしているのではないかと。。。男尊女卑、家父長制⇒男女平等。こんな言葉も流行りました、アッシーにメッシー。昔の一長一短の『長』と今の一長一短の『短』の部分の比較をすれば、悲観的にならざるを得ないですが、一長一短の部分を表裏一体として双方向から見れば、まだ落胆するのは、早いのではと少し期待を抱いてます。。。楽観的過ぎますでしょうか?偉そうな事言ってスミマセン

■ MT氏

:  平凡な仕事はどんどんコストが下がっていくのでスペシャリストにとってはいい時代なのかもしれないですね。でも、できる人材は海外に行ってしまうでしょうね。

■ ミリ波

:  HIさん、仰るとおり、落胆するのはまだ早いかもしれませんね。同意です。
時代の変遷という意味では、日本が良い意味でも悪い意味でも成熟期へとシフトしているということかもしれません。但し、大変興味深い点は、日本という国は、というか日本国民は、相当にしぶとく極めてストレス耐性が高いという点です。

これまで何度も壊滅的な事件に遭遇しているにも拘らず、ちゃんと復興しているんですね、日本。これって世界に例を見ません。決して安定はしてはいないけれども、確実に復活しています。終戦後の日本や、最近の例であれば、昨年の大震災の後の日本国民の行動について世界中が驚嘆し絶賛していたことは記憶に新しい。日本人にはこういう底力があるんだと、小生は考えています。

小生、先に、昨今の日本はコンサバになっているのではないかと書きましたが、実は、日本人は元々コンサバであって、だからこそどんなにヤバイ状況に置かれても、ちゃんと活路が見出せてきているのではないかと思うのです。問題はマスコミの煽りなのではないでしょうか?日本崩壊とか凋落とか、破滅とか。今は、そういう見出しの方が売れるだろうし(笑

本当に日本は崩壊するんでしょうか?飢餓に苦しむ国になるんでしょうか?生まれる子供が次々と死んでしまう国になるんでしょうか?そこまで行かないにしても、本当にすべての技術や人材が海外に流出してしまうのでしょうか?それほどバカでしょうか??
小生もMTさんがご指摘している通り、日本国民は「センチメント」な国民だと思います。問題は、マスコミがそれを助長していていることであって、これだけ情報流通が発達しているにも拘らず、ネガティブなことだけがクローズアップされている気がします。というか、そこだけに目が行ってしまう。つまり、情報過多の時代となった今、即ち幾らでも情報が得られる今日、最も大切なことは情報の吟味であり、何が真実なのかを見極める能力が必要なのだが、その能力が伴っていない。それが気がかりです。

それと、コンサバが度を越してはいまいかという点です。企業はグローバリゼーションと叫びつつも、海外への渡航について厳しく制限する。これって、矛盾に他ならないのではないでしょうか?

小生、仕事の関係で米国のシリコンバレーへ年に数回出張しているのですが、近年とても気になることの一つは日本食の店が減ってきていることです。あれだけ日本食ブームであるにも拘らず。。。

シリコンバレーにいる日本人は、現地企業で働いているか、若しくは日本企業の現地法人で働いている人が大半なのですが、考えてみれば、今や広くインターネットが普及しているので、会議は電話会議、通常の通話も全部スカイプ。新製品サンプルだって、FedExやDHLで配送し、空港の通関後にピックアップすればハンドキャリーする必要もない。各種情報もネットで余るほど入手が可能。しかも、ここ数年の不況が災い、渡航費用もままならない。そうなると、わざわざ行く必要もないじゃん、という論理が働き、いきおい、渡米することも少なくなってしまうということかもしれません。

従って、そういった人たちが立ち寄るための日本食料理店も自ずから減っていく。ごくアタリマエのことが起きているとは思うのですが、それでいいのだろうか??そう思わざるを得ません。なぜなら、他のアジア諸国からの出張者や駐在者は増える一方とか。因みにくだんの日本食料理店も、掌を返したようにインドや韓国、中国の料理店へと変身しています。
夢大きくも、企業の台所事情のせいで海外赴任を拒否された次世代の担い手と、海外赴任を拒否するヘタレだけが日本に残る。
MTさんが述べられていた「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が、今や「ジャパン・ワズ・ナンバーワン」に成り下がってはいないか、とても危惧しています。

しかし、手をこまねいていても始まらない。落胆している時間があれば何かしなきゃいけないですよね。但し、民間企業が夢大きな人にチャンスを与えるには、リスクが大きい。であれば、やはり国の政策としてベンチャーへの投資をきちんと行うべきではないかと思うのです。
その成功例が幾つも現れれば、夢を抱く若者も増え、日本が再び復活することは可能ではないでしょうか。

■ ミリ波

:  思うに、書物って、結構無責任かもしれません。何故なら、読書後の反応を知るまでに時間がかかるので、著者の「ああ、あの時はそうだった」がまかり通る。その点、テレビなどはリアルタイムで反応が入るから、あまりネガティブなことを言うとソッコーでボコボコにされてしまう。そりゃそうだ、今や本から得る情報って遅いんだもん。
そう思ってテレビを見てみると、「日本はこれだけ元気なんだお」と煽る。書物は「日本はこれだけ堕ちているんだお」と表現する。この違い、どんだけ離れているのか分かりませんが、どちらが正解なのかは、長い時間を経た後なんでしょうね。。。

■ MT氏

:  企業が即戦力で使える人材を育てる教育が必要ですね。企業が育てる時代は終わったと思います。就職する前に自営業者意識、何が何でも生き残っていく心構え、形よりも成果をだす知恵を身に付ける教育が必要だと思います。国がバックアップするのも必要です。学校は時代に適応した技術や知識を教えていかないといけないですね。サービス業の企業に入社するのに挨拶の仕方も判らない学生が沢山いる事自体が日本の教育が時代に適していないことの表れだと思います。でもこれから意識を変えていく学校や企業も増えていくので希望はあると思います。日本人が本来持っている能力は素晴らしいのですから(^-^)

■ ミリ波

:  確かに日本国民はスゴイ能力を持っているのですが、それを見出す教育、更にそれを伸ばす教育、今、誰も出来ていないかもしれません。このままでは、我国は斜陽となってしまう。それを正すのは、田中さんの仰る通り、まさしく先人であり、教育者でしょうね。「目からうろこ」です。
そう思うと、日本国のトップの今日の体たらく。そのままで良し、とするほど日本人はバカでは無いと信じたい。。