今更ながらフレット擦り合わせ(総集編?)でも紹介しようかと | アキラノアリカ

アキラノアリカ

3つのバンドでギタリストでSheep Factoryのベーシストです!
元FreeJ.A.Mのボーカル!元ETERNAL BEAMSのギター!

バンド活動の傍らシンガーソングライターしているアキラノアリカことAkiraのページです。

猫とカラオケと車とジャンクギターが好き☆

2023年もあと数日で終わろうとしている今日この頃


相変わらずギターとベースを買い漁ることをやめないAkiraですニヤリ


何となく欲しいで買ってどこまでポテンシャルを引き出せるか?ってのを楽しんだり、いつか手にするハイエンドのギター(一般的なものであれば数本所持してるがw)を可能な限り自分で触れるようにするための練習であったり、

あとは高校時代に雑誌で見て気になっていたギターやベースを今になって見つけて買って思い出に浸る…という楽しみ方をしておりますニヤリ


それなりに色々やって失敗や成功や失敗や失敗をして大きくなってきました(笑)


・ナット交換

・フレット擦り合わせ

・ネックポケットの擦り合わせ

・タッチアップ

・塗装

・ペグの付け替えまたは新規取り付け

・ピックガード交換

・ザグリ拡張

・電装パーツ交換

・Dチューナー取り付け


etc、、、


お店に持って行くにも近くにないし街中まで行くのも面倒だしお金もかかるから如何に安く済ますか!?ってのを考えてるうちにトライアンドエラーで身につけた技術ばかりです。



ちゃんと壊して学びましたからねー爆笑笑笑



そん中でしょっちゅうやってTwitter(X…とは呼びたくないw)にはアップしているフレットの擦り合わせをざっくり紹介しようかと✨



あくまで主観的かつ独断と偏見なのでこれ見て手を出しても自己責任でお願いします昇天笑笑


一番大事にしてるギターを手に掛けてる(?)ので条件はイーブンかと(意味不明)





ギターはコレで↓



以前やっていたバンド…

エタビことETERNAL BEAMS時代に2本の7弦を使い分けていたうちの1本

SCHECTERのダミアン…フロイドローズ搭載のダミアン、、、ダミアンローズと呼んどりますウインク


最近ゴールドカラーのフロイドローズからこの色のフロイドローズに取り替えました。


このギターはスプリングハンガー以外は全部交換してフルカスタムしてある自慢のギターなんですおねがい


ピックアップもEMGのアクティブマウントだったやつをザグってパッシブマウントのピックアップを付けられるようにしたりダイレクトスイッチを増設したりテンションバーの位置をトラスロッド調整をテンションバー外さずやれる位置に変更したり…

 

数年前の自分の誕生日にハード◯フで入手した、、、数週間後のLiveで使ってノイズ処理怠って散々な目にあった思い出が(笑)



その頃そのフレット擦り合わせを覚えてから複数のギターで練習を経て慎重に擦り合わせしたギターなんですよねーコレニヤリ


数年使ってその間に擦り合わせ技術が向上したのでもう少し詰められると踏んだのもあり数年を経て今回2回目の擦り合わせをニコニコチョキ



面倒だからネックは外しました。ボルトオンのギターだとこれが出来るから楽ニコニコ





まずはホームセンターで買ったアルミサッシを当ててローフレット側で押さえて支えてハイフレット側でカチカチ鳴らないようになるまでトラスロッドを緩めます。

カチカチ鳴るってことは逆反りまたは順反りしてどっかしらがアルミサッシが当たってない場所あって押したらしなって当たる…ってことで確認してる作業です。





次に指板保護のためにマスキングテープを貼る。

フレットの間隔が狭いところは千切って調整。




この状態でフレットに油性マジックで全フレットに塗ります。

削ったときにちゃんとフレットレベラーが当たってるかどうかを確かめるためです。それをしないで均等にしたつもりで削って実は終わった後バズってる…なんてことを不慣れだった頃複数回やらかして学んだことです(笑)




そしてフレットレベラーであまり力を入れずヘッド側からブリッジ側に向かって(その逆側にも)スライドさせマジックで塗ってある黒が削れて金属見えるまでジワジワ擦ります。






こんな感じ↓になってピーク部の高さが均等になっただろう状態からザラザラを一度320〜600番のサンドペーパーで整えます。






次にクラウン作るためにフレットファイルで3〜4回24Fを往復(このギターは24F仕様)


1回目は指板に平行にフレットファイルを引いて押す(ノコギリの要領で)で一往復を10回(コレを24F分)

2回目は指板のアールに沿ってアーチを描くように押して引く(これまたノコギリのごとく)


3回目は2回目にやったのをネックを左右逆に置き替えてから以下略…


これで1弦側と7弦(6弦)側の削れ方が大体同じくなる(はずw)




場合によっては最初の1回目を10回往復ではなく20回往復で押して引く…ってやってますがそこはその時次第。



んで、アールのついたHOSCOの当て木を使うのもいいけど手元になかったり面倒だったりのときは百均のハンドサンダー等で400番→800番→1000番→1500番→2000番で右往左往してフレットの頭をさらに丸める。

慣れてくると400→1000→1500で終わり


こんな感じ↓

1Fから薙ぎ払うように。

それで右往左往しないと単純にフレットの山が平らになっちゃうんで、強いて言うとフレットを叩くように薙ぎ払うとフレットの側面が良い感じに削れて丸みを帯びてきます。



最後にピカール→パーツクリーナーまたは手消毒(コロナ禍で部屋に置いてあって汚れ落としに使用)





ちょっと写真写り悪いからアレですがコレで終わりです✨


金属磨き布で最終的に磨いても良いですが弾いてるうちにコンパウンド成分で汚れが指先に付いちゃうから出来る限り最後は手消毒かパーツクリーナーで終えることをすすめます(笑)



こんなんで如何でしょうにやり


指板オイルも塗ったし、


あと


ネックポケットの擦り合わせもついでに!



何度か均すことをしましたが色々やって来た結果、

平面出てれば良い、、、ではなく、

木部が出てる状態のネックポケットとネック接合部の接地じゃないとちゃんと鳴らない!という研究結果ですニヤリ





読んで字の如く薄皮剥けたような(笑)


ネックの圧着が調整出来たら今度はこれをやらないと鳴り向上の効果は半減。


あとは、ネックを締めたときに接合部が割れる理由の一つとして乗ってる塗装がちょっとシムみたいになってそこだけに圧力が掛かってパキっとキョロキョロ汗汗


平面を出すのがなかなか苦労するけど最近はハンディールーターで雑巾掛け往復みたいな要領でやってます。


という感じでフレット擦り合わせはやっております。


サンドペーパーとピカールとトラスロッド調整する工具を除いたら使ってるのはコレくらいなものです↓

フレットレベラーは無くても番数の低いサンドペーパーで代用が利きます。


・フレットファイル

・マッキー的な油性ペン

・平かどうか確認するためのアルミサッシ

・マスキングテープ


フレットファイル以外ホームセンターで揃うはずです(笑)



久しぶりに当時の曲のフレーズ弾いてみたらボロボロでした(笑)