前回の続きです。
低温発酵の生地も同じく2.5倍くらいまで膨らんで、その後は止まってしまいました。それの焼いたものはあまり高さが出ず、膨らみが悪い為、失敗そのものでした。
白神酵母の場合はやはり発酵の為のお砂糖(糖分) がないとダメなのかなと思いました。そこで次に、材料にほんの少しの米飴を加えて生地を仕込みました。常温に置きました。 こちらは一次発酵は3時間ほどで3倍強になりました。
ところが、それをお鍋に移してからは前回と同じく2倍までは膨らまず、1時間を越え、2時間過ぎてもそこから発酵が進まないままでした。結局それで焼いてしまいましたが、原因は分かりません。米飴を増やしたらよかったかも知れませんが、今回はこれで試作は打ち切りにしました。
私自身、南部小麦粉とホシノ酵母の組み合わせがやはり大好きなパンの味なので、今のところパン講座はホシノで続けて行こうと思います。
↓ 写真が分かりづらいと思います。向かって左がホシノ丹沢酵母でのヒエ粉入りパン、右が今書いた白神こうぼの地粉のみのパンです。だいぶ高さが違っていますが、分かりますでしょうか?
今回 I H クッキングヒーターをお使いの方から講座へのお申し込みを頂いていました。雑貨屋さんにふらり立ち寄るとこちらの I H 対応の鉄鍋が目に飛び込んで来て、試してみたかったので買ってみました。
以前からパン焼きに使っているのがこの下の2枚目の写真です。 どちらも及源さんの南部鉄製です。今回購入のはご飯炊き 2合までの I H 対応の機種です。 2枚目のに比べると容量が多いので、生地を少し増やして焼くことになります。
南部鉄製の良いところは、底にペーパーを敷かなくても焼けたパンが取り出せるところです。焼けるとコロンと出ます。なるべく手間をかけないというのが、こねないパン製法のよい所ですから、出来る限り無駄を省きたいです。
アトリエナナ料理教室の通信講座のご案内 ↓
http://exd.iobb.net/yaeko/kouza.htm