おはようございます
前回の記事でちらりと書いた、
京都への旅から戻ってはや2日。
私はこの旅への感謝を
思わず祈りました。
私の母は、
高校時代の親友が京都に嫁いでいることもあって、
昔からよく、
京都への憧れを話してくれていて。
何度も、
いつか一緒に〇〇さんの所へ
アンタたち(私と妹のこと)一緒に連れて行きたい
と聞かされてきました。
何年か前からは、
テレビで見た、祇園祭の歴史を扱った番組に
すっかり感動して惚れ込んだ母の
本物を見てみたいもんだね〜
で終わるその話を、何度も聞かされてきました。
学生時代、
それまでいい子で振る舞って来た私は、
ついに爆発してしまって、
何年も断絶して
音信普通でいた期間がありまして。
でもその期間は同時に、
母は、
両親の介護と、
更に自分の病気で、
大変な時期だった。
自分がが結婚する、
となった時
ようやく、私の「許せない気持ち」が溶けて
断絶は解消され。
結婚を祝福してもらえ、
3人の孫を可愛がってもらえ、
古い家を建て替える時、
うちの会社で建てさせてもらえました。
あの、断絶していた頃の
母の年齢に近づくにつれ、
その頃の母の気持ちや状態を
思いやれるようになって、
断絶するしかなかった自分を
もう取り戻すことはできないけど、
これから、母とできることをしたい、
母の京都への思いを、
実現したいと、
いつも心のどこかで思って来て。
今年の祇園祭の
宵山と山鉾巡行が、
三連休とぴったり重なる
ということを知った
昨年秋、
祇園祭行きを実現するなら、
来年しかない
と、早々に安く取れる航空券や宿を
探し始め…
それでも、
今の私の状況からいって
ダメになってもおかしくなかった
この計画が
母の親友の元を訪れることも含め、
奇跡的に叶うことになった。
そんな風に実現した旅は
深く濃密で、
いろんなことに気づかされる旅でした。
80歳の母との旅に全力投球して、
過ごした4日間。
暑さにやられずに
母が元気に楽しむことだけを考えて、
母が思う存分話すのを聞き、
そしてそんな時間を、
私も心から楽しむと決めて。
そんな旅の記録
好きなぶんだけ書きます。
母が好きだろーなー、と選んだ宿選び。
本当は、
同じ宿に連泊できればよかったのですが、
そうはいかなかった〜
の一泊目
京都水族館の側にある「はる家」は、築100年以上の町屋をその風情をしっかり残しつつリノベーションしているお宿。細い小路を挟んで3棟あり、ドミトリータイプ(二段ベッド)から、ファミリーでも泊まれる広さの和室のお部屋まで。
その中のこちらへ。
おおおー卓袱台がある〜
が、この部屋に入った母の第一声(^^)
トイレが部屋に整備されていることを、とても喜んでくれました。
共用部分
宵山の街に出て、夜の八坂神社へ。
人混みに疲れ、
部屋に戻って
帰り道に買った果物と焼きそばで
卓袱台で夕ご飯
翌日からに備え、早寝〜
因みに、暑さの中、
母の体力を温存させるため、
今回は、空港からレンタカー利用デス🚙
(つづく)