今朝いきなり降ってきた「夫の病気のことを書く」 | 札幌で家づくりとリフォーム+ライフオーガナイズで風の流れる心地いいくらし*Mille Co Co*

札幌で家づくりとリフォーム+ライフオーガナイズで風の流れる心地いいくらし*Mille Co Co*

人生を楽しくする住空間づくり、リフォームとライフオーガナイズ(片づけ収納の仕組みづくり)で、快適で心地よい暮らしを。
主婦歴25年の主婦兼事務員から、いきなり「現場の人」となり、(有)クワサコ住建代表を務めるミルの日々と、家づくり暮らしづくり

 

 

おはようございます。

 

 

 

連休後半、とても暖かくて、

 

「なつか?」な陽気になっています札幌です。

 

 

 

・・・と、季節の話を書いていて、思わずダラダラ前置きを書いてしまいましたが、

 

カットしました。

 

 

 

image

 

 

 

我が家の庭で、今カタクリが咲いています音譜

 

始め一株だったのが、種で増えてここまできましたラブラブ

 

 

 

 

 

さて、タイトルの件。

 

 

 

 

 

今朝、「今日はゆっくり寝ていよう」と思っていたのに、

 

 

 

最後に見ていた夢の中で、

 

夢の中で誰かが言った台詞なのか

 

自分が誰かに言った台詞なのか、

 

いきなり、

 

 

 

「夫の病気をブログに書く」

 

 

 

という言葉が意識の中にばっ

 

と出てきて、

 

 

 

飛び起きました。

 

 

 

 

 

何でしょう?この感覚。

 

 

 

 

 

自分に問いかけました。

 

「本当に書くの?」・・・と

 

 

 

で、とりあえず顔を洗って、

 

バソコンに向かっています。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

私は自分のことを話すのが苦手です。

 

小学生の時、親が離婚しているのですが、

 

思えば、そのことを7年間位、周りの友達誰にも言えず

 

思い起こせば、ひた隠しにしていました。

 

(親友、と思っていた人さえにもです)

 

 

 

やっと話せた時も、

 

言葉にするのが苦しくて、苦しくて。

 

 

 

ですが、

 

今日は何だかよくわからないけど、

 

 

 

夢のお告げ?に従って

 

書きます・・・

 

 

 

ノープランです。

 

どこから書いていいのやら・・・

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

夫は9歳年上です。

 

 

 

職人として弟子入りするところから始まって、

 

独学で資格を取り、一代で建築会社をおこし、

 

バリバリ頑張ってきた人です。

 

 

 

現場管理もお金を計算するコンピューターもそろばんも

 

自分の頭の中?というような人でした。

 

私は当初は事務員で、電話番と言われた事務処理だけをする役割の人でした。

 

 

 

そんな人が、

それまでになかったようなミスをしたり、

 

ややこしい案件を考えるのを後回しにしたりして、

 

結果お客様に迷惑をかけたり・・・。

 

(思い起こせば7、8年前くらいからのことでしょうか?)

 

 

 

・・・していても、

 

私は現場のことに全くタッチしていなかったので、

 

具体的なことはいろいろ後から知ることになります。

 

問題が起きても個別の案件として現象が出てくるので、

 

夫の全体的な問題として把握できるまでにタイムラグがあったように思います

 

 

 

ありがたいことに、

 

社員である現場の職人さんや

 

協力業者の方達が、

 

本当に優秀でいい方達ばかりで、

 

 

 

いろいろ心配しながらも、

 

たくさんフォローしてくださっていたようです。

 

 

 

いくら現場にタッチしていなかったと言っても、

 

処理する数字にもいろいろ現れてきます。

 

 

 

建築業界の流れも、法律的も、

 

厳しくなって

 

「今までのやり方じゃ、ムリ・・・」

 

 

私も実感として感じ始めていた頃でした。

 

 

 

 

 

いずれは本格的に仕事を手伝おうと思っていた私は、

 

「一人でやろうとしないで、自分でできないと思ったことや、やってほしいことは言って」

 

と伝え、

事務所での仕事を

それまでより一緒に作業するように。

 

 

 

 

 

一方で、「どうして、こうなったの?」と

トラブルの原因を聞いたら、

 

「ぼーっとして、お客さんの話を聞いていたら、いらいらする。

 

あの人の話し方は嫌いだ」と

 

「自分とあのお客さんが合わないからだ」的な・・・

 

 

 

「頭がぼーっとして調子が悪いと感じるのなら、病院で診てもらったら?」

 

と何度か言いますが、

 

 

 

「持病の腰のせい」と接骨院には行きますが、

 

一番しんどいのがなくなればフェードアウト。

 

「一度、頭も見てもらったら?」の言葉は完全スルー

 

 

 

でも、一人で動いて、

 

「行き違いのトラブル」みたいなのが、

 

積み重なっていましたあせる

 

 

 

ワンマンなばかりに、

それで成り立っていたばかりに、

 

いわゆる、ホウ・レン・ソウが全くないんですよねあせる

 

 

 

そんな夫が、

 

具合悪いも家族に(特に私に)言わないような人が、

 

 

 

「資格も取って、仕事を手伝ってほしい」

 

と、初めて言われたのが

 

4年半ほど前でした。

 

 

 

私はいよいよ危機感を感じて

 

模索を始めていたところでした。

 

 

 

春から私は資格を取るための勉強を開始することにしました。

 

(今やっている通信制大学に入りました)

 

 

 

と同時に、私は現場のことを全くと言っていいくらい知らない中

 

その年は消費税増税前と重なって

 

大きな案件がいくつか入ってきていて。

 

 

 

よく知らない私でも、

 

「これは夫一人では絶対無理」と感じ

 

現場監理をやってくれる人に来てもらうことに。

 

 

 

旧来の知人である有資格者の女性に、

 

運よく来てもらうことができました。

 

 

 

夫にとって、今までにない体制で仕事をする一年が始まりました。

 

私も新しく入ってくれた人と一緒に現場に行くようになりました。

 

 

 

その中で、問題?行動が次々明らかに・・・

 

調子には波があるようなのですが、

 

やはり、まずいと思ったでしょうか?

 

 

 

ようやく本人もその気になり、

脳神経外科クリニックへ。

 

 

 

「年齢相応よりも脳が萎縮しています。今すぐ薬の服用を始めたほうがいい状態です」

 

まだ60歳前でした。

 

いわゆる「認知症」です。

 

末っ子はまだ中学生でした。

 

 

 

この時点では、まだ普通に車の運転もして、

 

生活リズムは、従来通りの普通?に仕事をしている時と同じ。

 

そんな状態でした。

 

 

 

診断を受け、

 

日常生活は何か変える必要は全くないと思ったけれど、

 

 

 

仕事のことは、

 

覚悟しなければならないこと

 

体制を整えねばならないことが

 

薄々思っていたことではありましたが、

 

一気に現実味を帯びたというか・・・

 

 

 

現場監理のために来てもらった方は、

 

女性でしたが有資格者で、私にとって非常に大切な人。

 

 

 

その方にも色々教わりながら、

 

仕事を進めようと頑張っていたのですが・・・

 

 

 

それが気に食わなかったのでしょうか?

 

夫は、その人をいじめるようになり、

 

感情的な対応ばかりが目立つようになりました

 

 

 

「社長に嫌われてしまっていて、同じ事務所にいるのはこれ以上は無理」

 

 

 

と、

 

最初は、「今月いっぱいで辞める」とのことが

 

そのあとで二人で車の中でもめて、

 

その日のうちに、やめて行かれました・・・

 

 

 

たくさんの嫌な思いをさせてしまって、

 

申し訳ないことをしました

 

 

 

それが一昨年の夏のことでした。

 

 

 

私は、すごく期待していた頼る人を失いました。

 

 

 

ほぼ、夫と二人だけで動く日々が始まりました。

 

(古くからのお客さんが多いので、そういうお客様のところへは、

 

私は秘書というか、細かい実務をサポートする人間として伺っています)

 

 

 

けれど、同時に、

 

それまで、来てもらっていた人に任せていた、

 

職人さんとや、協力業者の方達とのコミュニケーションが

 

始まりました。

 

 

 

長年の付き合いの皆様、

 

夫の状態も良く知ってくださっていて、

 

こんな私に、色々わからないことを教えてくれ、

 

親切にしていただき、支えてくださっています。

 

これは夫が築き上げて来たご縁のおかげだと思います。

 

 

 

その頃から夫は、体力的にも弱り、

 

現場での力仕事も難しくなって来ました。

 

 

 

ストレスもダイレクトに腰にくる様子。

 

 

 

無理ができなくなったぶん、

 

仕事に対しても私に任せるような感じになっって来ました。

 

 

 

そんな中、一昨年暮、大きなリノベーションの仕事をいただきました。

 

 

 

社長である夫が、「やりたい」と言ったので、

 

紹介の方が話を進めてくださいました。

 

 

 

私は、デザイン・プランを助けてもらう方をお願いしました。

 

チャンスがあったら一緒に仕事をしてみたいと思っていた人であり、

 

色々教えてもらいたいと思っていた人です。

 

 

 

 

 

社長である夫に了解を取るために紹介して、

 

具体的に私と彼女が動き始めると、

 

 

 

またまた、夫の感情的パフォーマンス

 

が始まりました。

 

 

 

その時に私は覚悟を決めました。

 

 

 

「もう、夫の気持ちを優先するのはやめよう、精神的に切り離して、仕事をしよう」

 

と。

 

 

 

夫の反応は、

 

「考え」ではなく、「感情・気持ち」に過ぎない。

 

 

 

そう捉えることで、

 

仕事にとってマイナスなのですから、

 

もう、スルーすることに決めました。

 

 

 

私なりに、

 

この仕事(現場)にとって大事なことは?

 

を考えながら、やるしかない。

 

 

 

そんなわけで、昨年は、10ヶ月勉強を休止して

 

新しく得ることができた強力なパートナーとその現場を完成させ、

 

駆け抜けた1年でした。

 

 

 

大変なことだったのかもしれないけど、

 

とても充実していました。

 

 

 

去年から、工務店での私の状況は、

 

事実上「社長代理」

 

 

 

ですね(笑)

 

 

 

 

 

アウトドア大好きの夫と、キャンプ、山菜採り、釣り、庭づくり畑作り

 

を経験して来ての今。

 

 

 

子供のかなり重度なアレルギーや化学物質過敏と食養や暮らしの改善、

 

いわゆる障がいと呼ばれるボーダーライン上にいる子どもの子育て、

 

を経験して来ての今。

 

 

 

現在進行形の夫の病気。

 

 

 

どの経験も私の糧。

 

そして私の経験が、どなたかのお役にたてたなら嬉しく。

 

 

 

私は、

 

夫と出会って、話すようになって、

 

4ヶ月後にプロポーズされたのですが、

 

 

 

その時、夫と仕事をしている未来が、

 

映像として見えたんですね。

 

なので、ほぼ即答で、 OKしていました。

 

 

 

ですので、出会ってご縁を得た

 

「家づくり」という仕事を

 

やり切っていこうと思っています。

 

私なりの形を模索しながら。

 

 

 

 

 

夫の病気の現在の状態は、

 

一般的にみてゆっくりなのか、早いのか?

 

わかりませんが、

 

(そこを調べる気にもならないし、第一そんなことを考えている暇がありません)

 

 

 

生活の基本的なことは

 

ほぼ自分でやっております。

 

 

 

でも良い状況の日もあるし、

 

ダメな日だと、

 

着替えすらも???なことをやっていたりする。

 

 

 

この間、

 

結婚してからこれまで、

 

わざわざ土地を買ってまでやっていた畑作りを、

 

 

 

今年はもう「しない」と

 

夫は言いました。

 

 

 

そんなことで、私は何かの節目を感じているのかもしれません。

 

 

 

昨日、庭の花の写真を撮ろうと

 

久しぶりに庭の中を歩いたら(そんな余裕すらも失っていた)

 

これまで通りの庭仕事ができなくなった夫の痕跡だらけで、

 

とっても悲しく、寂しくなりました。

 

 

 

病気であろうと、できなくなってしまうことへの

 

腹立たしさと、悲しさ。

 

これはきっと本人が一番感じていること。

 

 

 

と頭でわかっている私は、

 

 

 

自分がその気持ちになってしまうことを、

 

どこかで許していませんでした。

 

 

 

昨日の庭で初めて、

 

ふっと、ちゃんとさみしいって感んじておこう、って

 

自分に対して思えました。

 

 

 

そしての、今朝です。

 

 

 

 

 

去年の終わり頃から、

 

 

 

自分で自覚が足りなかったのですが、

 

実はものすごい疲労感と煮詰まった感で、

 

体がガチガチになったり、

 

勉強を再開させようと思っても焦りばかりが募って前に進まない、

 

ブログを書こうとしても、パソコンの前で手が止まりっぱなし・・・

 

 

 

負の感情と負の言葉を、

 

蓋をして、ねじ伏せまくっていたなあ・・

 

 

 

今そんなことをぼんやり思っています。

 

 

 

 

 

朝から、ここまで書くのに、5時間かかりました。

 

 

 

 

 

 

 

連休に特に大きなな予定を入れていないミル家、

 

ですが、

 

今日は娘が仕事がお休み。

 

家族で映画を観に行く予定です。

 

 

 

観に行くのは、「三月のライオン・後編」ラブラブ

 

 

 

長くなりました。

 

最後までお読みいただいた方へ。

 

ありがとうございます。