片づけにSDGｓを取り入れて
をお伝えしています。
シンプル＝飾らず
スマート＝賢い、削ぎ落す
スタイル＝自分に合った様式・仕組み
に重点を置いた
暮らしの３Sを提案しています。
昨夜、北海道道北地域で
震度5強の地震がありました。
普段、この辺りは地震が少ないと言われているのですが
今年に入ってから頻繁に揺れてます。
「子どもがタンスの下敷きに」
ただでさえ揺れて怖いのに
タンスに押しつぶされたなんて
タンスの下敷きは命にかかわるので
ご無事で何よりでした。
今は、家具の転倒防止グッズも
たくさん出ているので、ぜひ活用したいですね。
そういう私も、
以前は全く家具の配置に
無頓着でした。
私が片づけに目覚めたのは
地震に遭ったから。
当時の私は防災意識のかけらもなく
棚に収まるだけの
使っていないおもちゃの箱や
食器棚にはティカップなどを
飾るように並べていました。
棚の上の箱は自分の布団めがけて飛んできて
ティカップは全て粉々に割れました。
箱型テレビがテレビ台から落ちていて
家族が無事だったことが奇跡と言わんばかりに
家の中はめちゃくちゃで
でも、そのほとんどが
私が飾った雑貨だったり
見栄え重視で置いていたキッチングッズだったり。
たくさんモノを置いていたことで
被害が増大していたのです。
自業自得。
その時の経験から
被害後の片づけは二次災害。
それは事前に
防げることだと悟りました。
モノが無ければ
片づけの必要がないのです。
その時に、初めて
防災の前の減災が重要
それは片づけで手に入るとわかりました。
私が防災と片づけをむずびつけて
お伝えているのは
自分の悲惨な経験からです。
多くの防災士の方は
備蓄や避難方法などをお伝えしています。
私はそこに、日常の片づけを
プラスしてくださいと
お話しています。
・自分の身長より高い場所にモノは置かない
（冷蔵庫やタンスの上にモノを置いていると飛んでくる）
・床にモノを置かない
（非難する時の足かせになる）
・割れそうなモノ、倒れそうなモノにはすべり止めを敷く
（花瓶が倒れて水浸しに、ということが）
体験談です。
上や下など意識して見てくださいね。
お願いします！
キッチンの収納は大丈夫ですか？
すぐ使えるからと
調味料を出したり
調理グッズをぶら下げている写真を見ると
地震の時を想像してしまって
目を覆いたくなります。
中には、換気扇のフードにモノを置いている方も
見受けられますが
それらは凶器となって飛んできます。
危険物と同じなんです。
オシャレなガラス製の照明器具が
ぶら下がっているダイニングを見ると
ガシャンガシャンとぶつかり合って
割れるのではと
気が気ではありません。
一見オシャレなインテリアも
災害時には怖ろしい凶器になります。
わたしはこれを「ホラーインテリア」と
呼んでいます。
見ているだけで怖いんです
日本は地震大国と呼ばれています。
いつどこで自分が被害に遭うかわかりません。
天災は忘れたころにやってくるといいます。
今から、ちょっとでもいいので
家の中を見まわしてください。
そして、揺れがきた時、
この家の中はどうなるのか想像してください。
何もない部屋は
片づける必要がありません。
過去の自分から教えてもらったことです。
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