“彼ら”はすでに我々のそばにいる⁉︎ 科学者が認めた地球外生命体の存在 ‥ 2 | inca rose*のブログ

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第5章    地球外生命体の痕跡

◆ 赤い大地に眠る古代の叡智   
太古の火星に栄えた超文明の痕跡

虚空を見据える巨大な「人の顔」

1976年6月、NASAの火星探査機「バイキング1号」が、火星の通称「シドニア地区」の上空1873kmから、あの有名な「人面岩」を撮影した。

NASAはこれを「光と影によるトリック」として処理したが、ゴダード宇宙センターのコンピューター技師ビンセント・ディピエトロとグレゴリー・モレナーが、NASAの映像保管所から別の2枚の写真を探し出して検証した結果、人面岩は幅2・3km、長さ2・6km、高さ約450メートルで、瞳や歯があることを確認。

「自然に形成された地形ではなく、人工の産物である」と結論づけたのだ。
元NASAの技術顧問で、科学ジャーナリストのリチャード・ホーグランドも、周辺にあるピラミッド状の構造物も含めて、「太古に栄えた火星文明の遺跡である」と主張した。

2001年に公開された画像では、人面岩に大きな亀裂が入り、右半分が内側に陥没した様子が写っていた。だが、2002年4月12日、火星探査機「マーズ・オデッセイ」が撮った人面岩の赤外線写真に、この半壊の原因となった証拠が映し出されていたのだ。

驚くべきことに、半壊した箇所の上下部分に高熱反応が残っていたのである!    これは何を意味するのか?
ホーグランドは、1992年に打ち上げられた火星探査機「マーズ・オブザーバー」が関与したと見ている。

同機は火星軌道に乗る直前に行方不明になったが、実際は人面岩に激突し、崩壊させたのだという。彼がNASA関係者から得た情報では、人面岩の地下には火星文明が遺した“叡智”があり、それを確認しようとしたらしいのだ。
また、NASAがこうしてたびたび人面岩を撮影するのは、人面岩が興味深い探査ターゲット、つまり“叡智が眠るオーパーツ”だからなのである。



火星にもピラミッドとスフィンクスがあった⁉︎

人面岩のほかにも、シドニア地区には目をひく五角形の構造物がある。それが発見者である前出のディピエトロとモレナーの名にちなんだ「D&Mピラミッド」だ。

D&Mピラミッドは一辺が約2・6km、高さ約1km。東側の側面が崩落しているものの、ほぼ左右対称だ。その五角形は、短い3辺とそれに向かい合う長い2辺の比率が正確に1対1・6になっている。

ホーグランドによれば、D&Mピラミッドは、地球に太古から伝えられてきた、神聖にして最も美しいとされる比率である「黄金分割(1対1・618)」に近似した比率で建造されているという。

ピラミッドの右下部分に、洞窟の入り口らしきものが写っているが、その面の損傷が激しいため、ピラミッド内部で何らかの爆発が起きた可能性が指摘されている。さらに、火星にはスフィンクスも存在している。

1997年7月4日、アレス峡谷に着陸した火星探査機「マーズ・パスファインダー」が撮影した画像に、驚くべきものが捉えられていた。
「ツインピークス」と呼ばれる2つの小高い丘の手前に、エジプトの大スフィンクスに酷似した物体が写っていたのだ。画像を拡大して輪郭ラインを入れると、エジプトのものと同様の特徴をそなえていることがわかる。

また、ツインピークス自体も人工的に作られたピラミッドと考えられている。この場所は、かつて火星の神を祀る神聖な場所だったのかもしれない。
どうやら火星に何らかの文明があったことは確かなようだ。




◆いびつな衛星が秘めた正体とは?
火星のフォボスは人工天体だった⁉︎

人工衛星のような特徴を持つフォボス

火星にはフォボスとダイモスという2つの衛星がある。そのうちのフォボスは直径約20〜30kmで、原因不明の減速によって、100年に約2mの割合で“落下”しており、いずれは火星表面に激突する可能性が指摘されている。

周回速度が火星の自転速度より速いために、フォボスは火星の1日で2回、西から上り、東に沈む。また、軌道の高度が低いせいで、火星表面から見える場所は限定されている。実はフォボスのこうした特徴は、人工衛星に酷似しており、かねてから「人工天体」疑惑がつきまとっているのだ。

科学ジャーナリストであるリチャード・ホーグランドは、ESAの火星探査機「マーズ・エクスプレス」の超接近画像を検証した結果、次のように発言している。

「表面にある奇妙な溝は、クレーターが鎖状に集まったものではなく、いずれも幾何学的に等間隔で刻まれている。フォボスは人工天体であり、この溝は内部構造がうっすらと浮き出たものなのだ。つまり、内部の何層にも重なった“部屋の中隔壁”だと思われる」




フォボスの表面に屹立する謎の“モノリス”

フォボスのミステリーは、「人工天体説」にとどまらない。
たとえば、フォボスには微弱な磁場異常と微量のガスの発生がある。いずれも1989年に旧ソ連の火星探査機「フォボス2号」が、フォボスの軌道を横切った際に検知されたものだ。ガスの放出は内部で何らかのエネルギー源が稼働している可能性を示唆するものだ。

さらにマーズ・エクスプレスのレーダー探査によって、フォボスが優れたレーダー反射特性を秘めていることも判明している。
探査機の検出したフォボスの組成の数値は、それ自体が金属か、または内部に約100m規模の金属の部屋を多数抱えていることを示しているという。

フォボスの秘めた謎はまだある。NASAの宇宙飛行士バズ・オルドリンが、2010年にFOXテレビのトーク番組で、この衛星の重要性を強調する次のような発言をしている。

「我々が本当に行くべき場所はフォボスである。フォボスには、“モノリス”がある。これが、誰によってそこに置かれたのか、私は非常に興味を覚えている」

確かにフォボス表面にはモノリスが屹立している。事実、NASAの火星探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」と「マーズ・リコネサンス・オービター」が、その姿を撮影しているのだ。

画像に写し出されたモノリスは、撮影時の太陽の角度のせいで長く影を引き、その形状がよくわかる。高さは推定約75m、頂上は平面になっているようだ。

百歩譲ってフォボスが人工天体ではないとしても、その表面で発見されたモノリスは、人工構造物であるとしか思えない。
となれば、いったい誰がそれを置いたのだろうか?
答えは1つ。そう人類以外の知的生命体である。

彼らは現在もフォボスや火星で生存しているのか? なぜフォボスを造り、モノリスを置いたのか? そうした謎を今後の探査が解き明かしてくれることを期待したい。




◆ 衛星そのものがステルス巨大母艦だった⁉︎   
土星の衛星に隠された知的生命体の存在

イアペタスは人工的に造られた “宇宙船” だった!

NASAの土星探査機「カッシーニ」は土星だけでなく、土星を周回する複数の衛星データも地球に送ってきた。その中でも多くの研究家の目を奪ったのが、2004年12月31日に撮影されたイアペタスの画像だ。

もともとイアペタスは、表面の反射率が均一でない不思議な天体として知られてきたが、今回の画像でさらに多くの謎が浮き彫りにされた。

イアペタスの不思議なところは、まず完全な球体ではない点だ。通常、天体は球体になるものだが、イアペタスは押しつぶされたような歪んだ形をしている。また、平均直径約1440kmの赤道をなぞるように続く、高さ約13km、幅約20kmの壁状の突起構造が認められる。

まるでイアペタスを二分するかのようなその “構造物” の長さは1300kmにも及ぶ。さらに、南側の地平線には1600kmを超える塔のような “超高層構造物” が確認できる。

こうした奇妙な点を受け、作家のドナルド・ゴールドスミスは、自著の中で「イアペタスは地球外知的生命体が設置したランドマークの可能性がある」と述べている。

科学ジャーナリストのリチャード・ホーグランドは、イアペタスの画像データを解析した結果、同衛星は少なくとも6つの、長さ数百kmに及ぶ部品を組み合わせて造られたものと結論づけた。

さらに、イアペタスの地表には、ステルス戦闘機のコーティングにも使われる鉄分を含んだ煤が存在することから、彼は「この人工天体は地球外知的文明が建造したステルス巨大母艦ではないか」とし、「謎の知的生命体がこの母艦を利用して、太陽系に “生命の種” を撒いたのではないか」と主張している。



地球とそっくりな景色が広がるタイタン

2005年1月、カッシーニは衛星タイタンに小型惑星探査機「ホイヘンス・プローブ」を投下した。同機はタイタンへ降下しながら、画像を撮影し、大気の組成データを収集している。

データの分析によれば、タイタンの大気は地球と同じく窒素を主成分とし、生命に必要な水や有機物であるメタンも豊富に含んでいる。さらに、大気中の水素ガスが地表付近で消失しているという事実も明らかになった。これは生命体の呼吸で水素ガスが消費された結果だという。

また、地表の化学成分も欠如しており、これもまた生命体によって消費されたという結論が導き出されたのだ。つまり、濃い大気を吸い、地表の物質をエネルギー源とする、地球上の生物とはまったく異なる形態の生命体が存在する可能性が高いことがわかったのである。

ホイヘンス・プローブがもたらした情報はそれだけではない。公開された写真には、峡谷や湖、岸辺、さらには上空を漂う雲までが写っていた。とりわけ興味深いのは、パノラマ画像の左端に写る巨大な橋状の構造物や、海岸付近の道路と周辺に広がる市街地らしき地形だ。

加えて、複雑な入り江や防波堤らしき景観は、まるで地球の景色を見ているような錯覚さえ覚える。かつてタイタンで繁栄した地球外文明の遺跡やその痕跡、あるいは現在、それらを再利用している者たちの活動が写った画像が存在し、それが隠蔽されている可能性は十二分にある。なぜなら、“真実=真相” を隠蔽するのはNASAの常套手段だからだ。

ちなみに、土星周辺やリング内に姿を現すUFO がカッシーニによって撮られている。
もしかしたら、タイタンは隠棲する異星人の居住地なのかもしれない。













『今こそ知っておくべき    地球外生命体と宇宙の真実』
著 . 並木 伸一郎

から抜粋。