聞いてビックリ 「あの世」の仕組み ‥ 2 | inca rose*のブログ

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◆光の衣の正体は“水”

あの世に進む合図となって現れる光の衣は、あの世ではずっとまとまったままです。不思議なことに、光の衣をまとうと、まるで無音室に入ったときのように、振動がまったく伝わらない状態となるそうです。
この世では、衣服が肉体を守るものでしたが、あの世では、光の衣がそれぞれの魂を守る役割を果たしています。

さらに光の衣は、まとった人の心の内をも表します。気づきや学びが進んでくると、輝き具合が異なってきます。周りの光の衣の輝きと、自らの光の衣を照らし合わせると、自分の状態や位置づけが測れるのだそうです。
恨みを抱き続けていたり、後悔ばかりでなにひとつ学べていなかったりすると、この光の衣は濁って見えるので、すぐにわかります。

光の衣が濁ると、さまざまな支障をきたします。あの世の睡眠に異常をきたすこともあります。このあとに説明する「ホットライン」もうまく働かなくなってしまいます。
光の衣を輝かせているためには、気づきや学びを多く持つことが大切なのですが、こういった取り戻し方もあると、不思議な世界の方に教えていただきました。

それは、太陽の光のシャワーを浴びて汚れを落とすやり方です。濁った光の衣をまとったまま、太陽に向かって上昇していき、輝きを取り戻すのだそうです。この話を聞いて私は、亡くなりし人を偲び、天を仰ぎ見るのは、この世の人がどこかでこのことを覚えていて、そうしているのかもしれないと思いました。

「光の衣の正体は、水です。それも、超ミクロの水の膜なのです」
と不思議な世界の方。驚くほど薄い水の膜が、光の衣の正体なのだそうです。水は、地球にとっても最も大切なもののひとつです。その水が、あの世にいる多くの魂たちを守っているのです。水が濁れば、地球自体にも多大な影響が及びます。だから、光の衣も濁らないようにすることがとても重要なのです。



◆子宮は代々の思いを伝える神秘的な器官

まず、すべての女性に知っていただきたいことがあります。母親の子宮は、過去から脈々と続いている人々の思いを受け継いだり、また新しい命がこの世を生きるための準備をしたりする、大変に神聖なところだということです。
人にはだれでも父と母がいます。父と母にはそれぞれ父と母がいて、その父と母にも父母がいます。太古の昔から、だれとだれかの出会いがなければ、いまのあなたは存在していません。ひとりが欠けても、いまのあなたは存在していないのです。

あなたが母の子宮で息づき始めるには、綿々と続く人と人のつながりが必要だったのです。
“父と母が出会ってあなたが生まれた”だけではありません。さかのぼれば、人類が地球に暮らし始めるまで戻ることができるのです。
私たちは、誕生するまでの過去の記憶をどこかに仕舞い込んでいます。膨大な情報は普段、表面に顔を出すことはありませんが、さまざまな場面でよみがえることがあります。

初対面なのに「どこかで出会ったことがある」と思ったり、初めて口にする食べ物なのに「懐かしい味。以前食べたことがあるような気がする」と感じたりしたことは、だれにもあるのではないでしょうか。それは、あなたの潜在意識のなかに仕舞い込まれていた、前世の記憶であるかもしれません。

いまのあなたが、見たり聞いたり感じたりしていることは、あなたの今世での経験として記録され、次のだれかの記憶として残されていき、人類が滅亡するまで続くと私は信じています。

これからの誕生しようとする人に託された前世の人々の思いや、それまでの過去のすべての記録は、子宮に宿った命が人として姿かたちを整えていくにつれ、表面から奥底へと次第に仕舞い込まれていきます。それと同時に、子宮の外に出たあと、つまり誕生後の自己の存在を意識する準備を始めます。

これは、新しい環境に適応する能力を身につけるための大切な時間です。
適応するまで、その小さな命を守ってくれるのが羊水です。母親の身体を通して届く太陽光線とともに、生命を維持してくれます。

子宮に着いて2週間ほどすると、外の様子が母親を通してわかってきます。3週間を過ぎると、羊水と太陽の光に満ちたこの場所が楽園と思えるようになり、母親に命が託されていることがわかり、ひとりでは生きられないことを悟ります。両親の自分への思いがわかり始めるのも、このころです。

肉体がだんだんと形成されてくるにつれ、親の思いに強く影響されるようになり、それは誕生するまで続きます。この思いというのは、誕生後の子どもの性格にも反映されます。
誕生してすぐのときは、子宮内で感じていた光、この世の光、子宮に着くまでまとっていた光の衣の光が交じり合い、優美で幻想的な光のなかに自分の存在を感じています。

私たちがいま、この地球に生まれ、暮らしている現実のなかには、たくさんの過去の世の人々の思いが受け継がれています。日常では、そんなことは感じられませんが、まぎれもない事実です。

あなたが、あなたでなければならない理由があります。この世に生を受けたあなたには、前世の人々の期待と思いが込められています。それよりもなによりも、前世の人々はあなたの一部であり、いまのあなたはこの先によみがえるであろう魂の一部でもあると言えるのです。

あなたが死を迎え、姿かたちを変えて見る次なる世は、いまのあなたが見て聞いて感じていることのなかから選ばれていきます。あなたが心のなかに抱く思いは、いまだけのものではなく、次の世でも持ち続けられるテーマとなるのです。
いまをあなたらしく生きなければならないというのは、そういった理由からです。いま生きて存在していることが、いきに尊いかを忘れないで過ごしてください。



◆もうすぐ旅立たれる方へ   心穏やかな最期を迎えるために

文章にしがたいのですが、もしもいま、あなたが死と向き合っておられるのなら、お伝えしたいことがあります。お気持ちを察することのできぬ私が、表現を間違ってしまったらごめんなさい。真剣に一字一字に誠を込めながら、不思議な世界の方から教えていただいたことを、原稿用紙に書いてお伝えしたいと思います。

このたび、肉体とお別れをしますが、死は決して最終地点ではありません。痛みは、肉体があなたとの別れを悲しみ、惜しんでいる証です。いまの肉体を二度と手にすることはできませんが、どうぞ自分の肉体に、「出会えてありがとう」と言ってあげてください。身近であなたの死をつらく受け止めておられる方にも、あなたの肉体に、この言葉を言ってもらってください。肉体は喜びます。

さまざまな思いが交錯する日々だと思います。
「死を待つ」ということが、どれほどの思いなのかは想像もつきませんが、最後の最後まで肉体との別れを阻止しようと頑張れるお気持ちは肉体にも伝わり、奇跡のような時間も多少ですが手に入れることができます。その時間は、あの世からあなたを守ろうとされている、どなたかの力と、この世であなたを愛する身近な人の力の結果です。

あの世では、あなたが着かれるのを待ってくれている方がいます。あの世で、どなたとお目にかかりたいか考えてみてください。あの世では、光の衣の輝きがその人を表しますが、こちらにいるときからお伝えしたい人を思い出されていると、その方はあの世で、あなたが最後に会ったときの姿を見せてくれるので、すぐにわかります。

あの世で、どのくらいお話できる時間があるかはわかりません。あの世では、さまざまなことを学び、気づかなければならないからです。この世で出会って話していたときは、話すことも異なることでしょう。いまこうして私の文章をお読みいただける力が残っておられるのであれば、あの世で待ってくれているであろうお方に、いまから語りかけてください。あなたの偽りのない思いは、あの世の方に伝わります。

別段会いたいと思う人が浮かばない方でも、あなたのことを気遣ってくれる方があの世にはおられることと思います。
この世に



◆あの世に行ってから戸惑わないために、いまから始めておく7つのこと

あの世に行ってから戸惑わないように、いまのうちにできる不思議な世界の方に教えていただいた方法があります。私は早速、始めていますが、あなたもいかがですか。

⑴ 一日に1回、自分の生年月日と名前を、空に向かって声を出して言います。

⑵ 「私はいま、生きています」と心のなかで実感すると、気力がアップするのを感じます。

⑶ いままで自分が歩んできた道のりを、少しずつでも書き始めます。
私はまだ始めていませんが、あの世で人類記録所に残されたことと照らし合わせて、あの世で行う振り返りのスピードアップができるそうです。あの世で心がう〜んと楽になり、過ごしやすくなるそうです。

⑷ 後悔しない、執着しない、未練を残さないを心がける。

⑸ 善行についてあらためて考える。
大げさなことでなくていいようです。私は、冷蔵庫のなかに無駄な食材がないかをチェックして、使いきることを心がけています。飢餓に苦しむ人々のことを考え、幸せを実感しているからです。食材に「ありがとう」のひと言を伝えると、心が爽やかになります。

⑹ 幸せ探しをする。

⑺ 自分との約束は守る。


人の道に外れた約束を行っていると、あの世に着いてから後悔するので、注意してください。
難しいことはひとつもないかと思います。
あの世は肉体のない世界です。この世は肉体のある世界。肉体があるから欲が出てさまざまな執着心が起きますが、肉体があるからこそ経験できることがたくさんあります。いいこともたくさんあるのです。

おいしいものを食べたいという欲は、おいしいものを食べた結果、おいしいものを食べて感動し、おいしいものを食べさせてくれてありがとうと感謝の気持ちに変わればいいのです。おしゃれな洋服を着たいという欲求は、きれいな服を着てだれかを幸せな気持ちにさせることができればいいのです。

肉体があってできる最高のことは、人を愛すること、人を思いやること、それを表現できることです。あなたの肉体が、だれかを幸せな気分にさせられるのですから、いまお持ちの肉体を、そして生きることを大切になさってください。この世を幸せに過ごして、そしてあの世に行ってからも、出会えた魂と仲良くしましょう。















『聞いてビックリ   「あの世」の仕組み』
著 . 松原 照子

から抜粋。