ご無沙汰しております。
毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？
前回の更新からまたまたかなり間が開いてしまってすみません。
６月２２日にジュエリーカフェがオープンし、おかげさまで毎日忙しく充実した日々を送っています
松江観光に来られる際には是非お立ち寄りくださいね
それでは本文に入ります。
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日本では、ちょっといいお買い物をする時はほとんどの人が普通にデパートに行くと思います。
でも、イギリスではどうやら違うようです。
昔々、その昔、私が大学２年生だった頃、エセックス大学に１ヶ月間短期留学をしたことがありました
その間、時々週末になるとロンドンに出かけていきました。
目的はもちろん、ロンドン観光
バッキンガム・パレスやマダムタッソーなど、その時は思いっきりおのぼりさんで、観光とお買い物を楽しみました
コースの一つに、友人に連れられて行ったハロッズがありました。
高級デパートとは聞いていましたが、せっかく来たのだから何か記念に買っていこうと！
私はベイスメントのスイーツ売り場でショートブレッドやら紅茶など、イギリスらしいお土産をたくさん買い込むことに。
そして、ホームスティをしていたエセックス州のコルチェスターの家に戻り・・・
その日行ったロンドン観光についてホストマザーに報告します。
「ハロッズでお買い物をしたよ」
と私が何気なく言うと、ホストマザーはとってもびっくりして、
「え！！あんな高いお店で一体何を買ったの？！あんなお店で買えるものなんて何一つないわよ！！
」
と、半ば呆れて言いました。
それを聞いてカルチャーショックを受けた私。
ハロッズは確かに高級店だけど・・・
日本人なら、たまには誰でも行きそうなデパートだったのになあ。。。
それが私の正直な感想でした。
それから、数年後・・・
ブライトンでホームスティをしていた時、やはりロンドンに出かけていき、ハロッズに行った事をホストファミリーのビルとアイリーンに話すと・・・
「なぜあんな高いデパートなんかに行ったんだ！！俺たちは、Ｍｉｗａは節約をしていると思って協力しようと思っていたのに！！ハロッズで買い物するだけ余裕があるのかい？」
とビルにちょっと怒られてしましました。
・・・・え？！
ハロッズに行ったことがそんなに逆鱗に触れましたか。。。？
そしてアイリーンが言います。
「あんな高いお店、私たちとは一生縁がないわね。私は１ポンドショップのアクセサリーで十分よ！」
そうなんだ。。でもね、ハロッズもセールになると、結構普通に買える値段のものあるよ。
私は、後々ロンドンに引っ越してからハロッズのセールでかなり激安の靴やバッグを買ったので、その事をアイリーンたちに報告したい気持ちでいっぱいでした。
・・・が、また贅沢した！と言われそうなのでやめておきましたけど。
一般のイギリス人にとって、高級デパートは観光客＆お金持ちの人が行くところ、と思っているみたいです。
ちなみに・・・
ピケットでアルバイトしていた時、ハロッズも近くにあるスローンストリート店で接客をしていた時の苦い思い出
ピアスを試着しようとしたお客様（有閑マダム）に、
「衛生上の都合で、出来ればピアスは試着しないでいただけますか？恐れ入りますが、耳に当てるだけにしていただけますでしょうか？」
と、私がなるべく丁寧な英語で言うと・・・
マダムが一言！
「あなただってその dirty hand で触っているじゃないの！私の耳よりもあなたの手の方がよっぽど dirty よ！
」
と何度も私の手のことを”dirty hand”と連呼され、とてもショックを受けたことがありました
もちろん、そんなお客様ばかりではありませんが、高級ショッピング街のスローンストリート周辺に住んでいらっしゃるお客様の中には、とってもプライドが高い方が多いので、接客時は本当に言葉を選びました
日本でも、もちろん下町とか、高級住宅地とか・・地域によって人々の意識の違いは多かれ少なかれあると思います。
でも、階級社会のイギリスではそれが段違いで顕著に現れているな～と思ったイギリス生活でした。
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