イギリス留学からのPhD in Japan

イギリス留学からのPhD in Japan

2002年〜2005年:ブライトンとロンドンで過ごす
2014年〜2015年: バーミンガム大学大学院 MA in Education (TEFL)
2019年〜2024年:神戸市外国語大学大学院 PhD
その間の出来事を綴っています。

皆様こんにちは。


「29歳!運命のイギリス留学」は…


「続☆運命のイギリス留学」とブログタイトルを改名させていただきました。


2002年冬~2005年夏までは、ロンドンでジュエリーに出会い、帰国後ジュエリーショップを開くまでの道のりを綴っています。

イギリスで出会い、お世話になった全ての人へ感謝の気持ちを込めて書かせていただきました。


そして・・・

2014年秋!

再びイギリスに留学することになりました。

今度はバーミンガムにあるバーミンガム大学院でのMA TEFL留学です。

果たして無事に修士号を取得できるでしょうか?

頑張ります!


はぁとvストーリーを最初から読むはぁとvはじめに  第1話  

ショップのブログはこちらからどうぞ→ Miwaris Jewellery's Diary

書籍発売になりました。

『29歳!運命のイギリス留学』(今井出版¥1,575)

書籍『29歳!運命のイギリス留学』
Amazon さんよりご購入の場合

こちらをクリックしてください。


IMAIBOOKS さんよりご購入の場合

こちらをクリックしてください。

ランキングにご協力いただけると嬉しいです→  


Amebaでブログを始めよう!

時は遡ること3ヶ月半前・・・
2024年1月30日(火)午前に、博士論文の最終審査会が大学で開催されました。

論文審査会は、英語ではdefenseと言い、文字通り自分の主張を弁護します。


審査員は4名。自分の大学の指導教員、副査2名、そして外部の大学から私の研究分野を専門にされている教授1名。


審査会は一般公開されますが、平日だったため私は特に誰にも声をかけなかったので、会場には審査員の先生方と私だけでした。


私の緊張をほぐすため、指導教員の先生がわざわざお茶を買ってくださいました。優しさに感激。


私の発表に与えられた時間は30分。

用意していたパワーポイントのスライドを使い発表します。


その後、審査員の先生方からの質問に答弁すること1時間。先生方と熱くディスカッション出来たと思います。そう、途中から答弁というよりどうしたら日本の英語教育を良くしていけるか、それについてのディスカッションのようになりました。

それが終わると、先生方は別室に移動し審査に移られました。


待っている時間、会場となった教室に取り残され、、1人で待っているととても長い時間に感じます。


途中、職員さんがスクリーンやプロジェクターなどを片づけに来られるほど。。


おそらく30分近く待っていたでしょうか。


喉でも潤そうかと、お茶を飲みかけた瞬間、ドアが開き、指導教授が入ってくるや否や、、、


“Congratulations, Dr. Ueda!”


と笑顔で言ってくださいました!


ほっとしたのと、まだ実感が沸かない気持ちが入り混じります。


他の先生方も教室に戻って来られ、最終版の提出に向けてのアドバイスや、学会発表の話(どの学会が良いかなど)をしていただき、パソコンはすでに片付けてしまっていたので必須にメモメモ。


その後は先生方と写真撮影しました。


さらに、なんと、指導教授がお祝いのランチをご馳走様してくださるとの事で、三ノ宮に移動し、見晴らしの良いレストランでお祝いしていただきました!


指導教授にとって、私はご退職前最後の博士の指導学生。私は教授を教授としても、女性としても、とても尊敬しています。その恩師から、これまでの研究を諦めずに続けてきたことの労を労っていただき本当に感激しました。


博士課程入学と同時に妊娠した私。この日を迎えるまで色々なことがありました。

印象的な出来事をまたこれから少しずつ書いて行きたいと思います。




2024.4.29

ご報告が遅くなりましたが、この3月についに5年かかってドクターの学位を取得しました。


2019年の博士課程入学以来、長い長い道のりでした。


気持ちに余裕がある時に、Defenseの日のこととか、ここに至るまでの経緯とかまとめられたらなと思います。

2021年12月24日  

Merry Christmas🌲
 
前回の記事から、
一年以上間が空いてしまいました。 
まだ読んでくださっている人いるかな?

オランダは再び街がロックダウンされてしまいましたね。
小学校も閉校になり、クリスマス休暇に入り、みなさん大変な思いをされていることとお察しします。

私の博論の進捗状況はと言いますと、

やはりまだ日本側、オランダ側からとも授業の記録データが必要!
ということで、再度データ収集することになりました。

そのため、結局3年では博士論文が完成せず、在学延長制度を利用して、在学延長することが決定しました!

来年は休学して、データ収集に励みます!

そして、再来年2023年に博論の完成、提出を目指して頑張ります!!

来年度は、私の指導教授が退官され、指導教授が不在になるという予想外の展開になってしまいましたが、
再来年から担当してくださる指導教授が決まりました!ありがたい!

いろんなことが起きますね。


では、みなさま楽しいクリスマスをお過ごしください🎄✨

2020年11月23日

PhD2年目も後半に差し掛かっています。

現在、博士論文の年次報告書を執筆中。
英語で、字数制限は12000ワードです。

締め切りは来年1月20日なのですが、とりあえず今週末に指導教官とzoomミーティングが予定されており、出来たところまで見て頂くことになっているので、、、
毎日必死に書いていますが、、、
やってもやっても終わらない。

今、methodの後半書いてて、やっと9000ワードまで書けたところです。

毎晩娘を寝かしつけてから深夜に書き始めるのですが、朝4時までが思考の限界。。。

という事で、続きはまた明日にします。

この年次報告書がパスしたとして、来年一年間で博論書けるか心配になってきました。
半年で50000〜60000ワードだもんね。本一冊分。
予備審査前の、年明け2月から始めないと来年11月の締め切りに間に合わない計算なことに気がつきました。

2月から9月末まで8ヶ月で書いて、10月と11月は目次作成と見直しして、プルーフリーディング依頼して。
1ヶ月に6000ワード書いても8ヶ月で48000ワードか。
でも、仕事と1歳児を育てながらだとそのペースが限界かも。。。

博論仕上げた方、全員尊敬します、本当!


ということで、備忘録的に書いてみました。
おやすみなさい。

2020年9月29日

コロナの影響で、オランダにデータ収集に行けなくなり、、、

一時はどうなることかと思いましたが、、、

オランダ側で協力して下さる方が見つかり、なんとか研究を進めることができています。

ヨーロッパでは第二波の到来で、オランダもきっと大変な状況の中、協力者の方にも、オランダ人の先生方にも本当に感謝しかありません!

ここ最近、オランダの先生達とはZoomでインタビューさせてもらっています。

「コロナが収束したらオランダに来てね!」
というお言葉がとても有難いです。

インタビューで得た内容をテープ起こしし、英訳し、チェックし、地道な作業が続きます。

プライベートでは、娘が1歳1か月になりました。

娘が起きている時は何もできないため、
寝かしつけてから深夜に行う作業。

そしてもう朝。

10月から分析に入りたいので、今の地道な作業を頑張ってやっていきます!

2020年5月22日

今日やっと!博士の前期の授業がスタートしました!

と言っても、今月末まで大学構内は立ち入り禁止で、前期の授業は全てオンラインになりましたが。

去年は、妊婦でありながら島根から神戸まで通っていたので、私としてはオンライン授業になって、個人的にはとても助かります!

前期に履修している授業では、毎週各担当者が博士論文の進捗状況について発表するのですが、来週は早速私が担当することになりました!

月曜日あたりに履修生の皆さんに事前に発表内容を送っておいて議論の準備をしてもらうので、今週末はその準備を頑張ります!

しかし、、、

コロナが終息しないとデータコレクションが捗らなくて困っていますが。。。

いろんな場面で新しいアイディアを考え、臨機応変に対応していく機会が増えています。

2020年4月14日

いよいよ地元の小・中・高校も新型コロナウィルス感染防止のため、休校になることが決まりましたが、、、

今日、それを知る前のタイミングで、とある小学校に博士論文執筆のためのデータ収集のご協力のお願いと概要の説明に行ってきました。
お願い自体は昨年の11月から校長先生にしていて、2月にも一度ご挨拶に伺っていました。
でも実際に英語の授業の見学など、具体的にご協力頂くのは今年度。

それがまさかのこんなタイミングになってしまい、おそらく先生たちもそれどころじゃないでしょう。

連日の職員会議でお忙しい中、時間を作ってくださって、概要の説明に行った私に、校長先生、教頭先生、担当の先生が親切に対応してくださいました。

先生方の貴重な時間を少しでも削ってしまう事にこちらは申し訳ない気持ちでいっぱいなのに、校長先生も、教頭先生も、担当の先生も、皆さん優しく、温かく迎えて下さり本当にもう感謝しかありません!

私の研究テーマは、オランダと日本の小学校の英語教育の比較研究なので、今オランダで動いて下さり、研究に協力して頂く先生を探してくださっている人もいらっしゃいます。

関わってくださっている方々皆さんには、世界がこの状況の中で協力して頂けることに感謝してもしきれません。本当にもう有り難くて涙が出ます。

皆さんのご協力を無駄にしないようにしっかりと研究を進めて行きたいと思います!


2020年4月10日

先月のことになりますが、、、

博士課程一年次の年次報告論文が無事に審査を通過し、今月から2年目がスタートしました!

ただ、今回の新型コロナウィルスの影響が色々と出てきています。

大学は5月のゴールデンウィーク明けまで立ち入り禁止で、前期の授業はオンラインで、ということになりそうです。

私自身の研究も、今年の秋にヨーロッパにデータコレクションに行く予定が白紙になり、、、

現地に行かずに研究を続ける道を模索中です。

指導教官に相談したところ、素晴らしい代替え案を提案して下さいました。

そこで、参加協力者が上手く見つかれば、日本にいながらその代替え案で行くことにします。

今は新型コロナウィルスが1日も早く収束するよう祈りながら、毎日自宅でデータコレクションの準備をしているところです。

どうか平穏な日々が戻り、全てがうまくいきますように!

2019年7月26日

今日で博士課程1年目の前期の授業が終了しました!

と言っても、7月31日に全員受講必須の、コンプライアンスの講義に出席しなければならないので、もう一度神戸に行かないといけませんが、、、

松江市から神戸市の大学院のある最寄り駅まで、片道4時間強の道のり。

4月から7月末まで、来週分を合わせて合計17往復!
我ながらよく通ったと思います。

これも全て履修している教授お2人の授業が大変ためになるからです。そして、お2人ともとても熱心に中身の濃い授業を提供して下さいました。

ドクターの学生は人数が少ないので、教授1人に対して、院生は私と、留学生もう1人だけ。つまり、1対2で講義を受けてきました(研究生が加わることもありましたが)。

さて、来週から9月末まで大学院は夏季休暇に入るわけですが、休んでる暇はありません。
課題は盛りだくさんです。
夏休み中にやらなければならないことと、やっておきたいことを以下にまとめてみます。

・博士論文の執筆計画書
・英語模擬国連大会の書籍へ投稿する論文執筆
・履修した科目「第二言語習得」の前期課題
・コンプライアンス講座のe-learning受講
・11月に名古屋である学会の発表準備

盛りだくさんですが、たくさんやる事があるというのは、幸せな事です!

さて、明日から家か、地元の図書館にこもって、仕事の合間に執筆活動に専念しますか(*^^*)