酔筆奇術偏狂記 | 独り言集

独り言集

大半が観劇記です。
内容はネタバレ気にしてませんので注意して下さい。趣くままです。
その他についても趣くままです。

原作     金沢天耕

脚本     三名刺繍(金沢寿美)

演出・作曲 佐藤香聲

出演 黒木エリー、平本茜子、よしもとともしよ、たはらもえ、

    丸山真輝、新まおり、前陸路彩菜、橋本昌也、松本元信、

    小切伊知子、あぶかずえ、岡本悠輔、覚道沙恵子、福田恵、

    大山琳菜、栗須香練、坂口勝紀、中西弘志、前芝和子、

    梶原祐実、落合沙也香、岡崎義章、つねなりあやか、佐藤みか

友情出演(和歌山マジッククラブ)

    岩橋延直、森教二、正木つや子、谷口環、古田ヒカリ、

    川口要、片山孝雄、中典子

 

29日13:00開演 和歌山市民会館

 

あらすじ

作品は、劇作家金沢寿美(三名刺繍)の祖父にあたる

マジシャン「金沢天耕」の自叙伝『酔筆奇術偏狂記』を舞台化します。

マジックの聖地である、明治・大正・昭和ブラクリ丁や

和歌浦を舞台とした内容を幻想的な演出で届けます。

明治・大正・昭和を駆け抜けたマジシャンたちの

数奇な運命と和歌山の仲間たちを描き出す、

ヒストリカルマジック戯曲

紀州城下町・てまりの歌鳴るぶらくり丁で
消えたコインと破いたお札、

サインの描かれたトランプカード
夫が求めた手品の世界と、

妻が磨いたちいさなちゃぶ台
男と女、

背中合わせのロマンティシズムにたねも仕掛けもありません。

(コリッチより)

 

 

 

 

演劇街道きのくにプロジェクト、「酔筆奇術偏狂記」。

 

 

 

レトルト内閣さんの本公演ではないのだが、

劇団員が何名か出ているし、

空山知永さんの教え子(と言ってもいいのかな?)が出ているし、

久しぶりに三名刺繍さんを拝見したい気持ちもありで行ってきた。

・・・・あぁ、ついでに川内信弥さんとこみたおさんも拝見出来た。

(こみたおさんだと認識しているが間違っているかも?)

 

5年前に同作品を観ているが・・・・全くと言っていいほど覚えてない。

(>_<)

調べてみたら、よしもとともしよさん、福田恵さん、平本茜子さんは

同じ役なんですよね。

なのに、全然頭に浮かんでこない。

ホント嫌になりますね、この出来の悪い頭には。

 

たはらもえさんは今回と前とでは違う役だと思います。

ひょっとしたら5年前のこの作品がデビュー作なのでしょうかね?

(レトルト内閣所属ではそうだと思いますが)

 

さて、作品のほうですが、

三名刺繍さんの祖父の自伝が元ということですが、

私だったら、こんな祖父は好きになれなかったんでしょうねぇ。

結果的というか最終的には戦争による空襲が決定打とは思いますが、

家を転落させる要因であったことには変わりないでしょうし、

その周りの人たちは堪ったものではないしょうに。

 

でも観てて、実際にはどうか知りませんが、

おじいちゃんのことが好きなんやなぁ~って感じます。

道は違えど、三名刺繍さんも身がたつかどうかも分からないものに

没頭し続けてきたわけですからね。

(今はたっていると思いますが)

似た者同士ってことですかね。

要所要所、祖母のこともしっかりと描かれていたところも良し、ですね。

 

福田恵さん。

流石!の一言に尽きます。

たはらもえさん。

衣装の影響もあるのでしょうが、エロかった。(^_^;)

こういうたはらもえさんを観るのは初めてのような。

前陸路彩葉さん。

期待したほどに出番もセリフも少なかった・・・・。(-_-;)

来週、期待してます。

落合沙也香さん。

こちらは期待以上に出番もセリフもあり。

所属劇団のほうも観に行ってやりたいものです。

 

終演後に、な、なんと高依ナヲミさんを発見!!!

こんなところで久しぶりに拝見出来るとは。

優しい、えぇ顔してました。

(エロい意味は全然ありませんから)

 

 

あっ、そうそう。

1つだけケチを。

語り手としてレトルト内閣所属の佐藤みかさん(下手側)が

出ていましたが、何度か位置替えしても良かったのでは?

私は上手側の席に座ったので、よく表情が見えなくて。

終始位置を固定する意味はあったのか?と。

 

 

 

※9月30日追記

  当人のツイッターをみると、   

  たはらもえさんも5年前と同じ役だったみたいです。