中絶して親の老後をみる | ただの熟女の残念な人生

ただの熟女の残念な人生

★毒親に育てられました。
最初の旦那はモラ夫でレス夫。
2回目の結婚生活も、筆舌に尽くしがたいです。
子どもは大学3年男子と中1の里子ちゃんです。
ダックスと保護猫と一緒に暮らしています。
草食動物と結婚した ただの熟女の悲しい日常を綴っています★

 

お腹の中に赤ちゃんがいるのが分かったのは、21年前の4月のことでしたほんわか

場所は、職場の女子トイレパンツ

しかも、当時の私は未婚チーン

一瞬、頭がパニックになりましたが、すぐに赤ちゃんを産む決心をしましたグッ

 

 

その日の夜におやぢ(夫)に電話をしたと思うのですが、おやぢはなかなか「結婚しよう」って言ってくれませんでした悲しい

今思えば、子どもができたのはいいけれど出産費用ほどの貯金もなかったようなので、少し困っていたのかもしれません悲しい

 

 

赤ちゃんの心音が確認されるのを待って、実家の母に恐る恐る電話しました。

子どもの頃から「できちゃった結婚は重罪」と母に言われていたので、とても緊張しました汗

でも、意外にも母はさほど怒ることもなく、ホッと胸を撫で下ろしたのでしたにっこり

 

 

 

5月に入ってすぐに、おやぢ(当時は彼氏)と一緒に、実家の母のところへ結婚の挨拶に行きました車

車中では「オカンも孫の誕生を楽しみにしてるんだろな」って思ってましたハイハイ

ところが…

玄関から出てきた母は、般若のような形相ガーン

私は、不穏な空気を感じましたおばけ

 

 

その後は…ハッキリ言って私は記憶喪失なのですえーん

ただ、母が怒鳴りまくったり泣き叫んだりして、最後にはベッドの中から、

 

「この家には二度と来ないでくれメラメラ

 

って言われたのは覚えています。

そして実際に、それから二度と実家には帰っていません悲しい

 

 

 

 

それから数日経って、母から新聞のように分厚い手紙が届きました。内容は、部分的にしか覚えていません。

確か、私の悪口とおやぢの悪口が、いっぱい書いてあったように記憶しています。

そして〆は、

 

 

「身も心も新たに再出発して欲しかった」

 

 

という内容でしたチーン

表現はキレイですけど、要するに

 

「お腹の子を中絶して、母親の老後の世話をしろ」

 

ってことですよねオエー

現在、私が住んでいる家と実家は500キロぐらい離れています。

北海道は広いですからね。

そんな遠くに娘が嫁ぐということは、母親の老後の世話をしないということにもなります。

 

 

母は昔から、娘の幸せよりも自分の幸せの方が大事で、自分のことを大切にしてくれる人が大好きでした。

(↑そもそも、そんな人は殆どいませんでしたがね)

暴力は勿論、「お前なんかいない方がずっとよかった爆弾」という罵声を何度も何度も浴びせられてきました。

母から学んだことは、

 

「どんな理不尽な扱いを受けてもじっと我慢する」

 

ということでした。

ですから、落ち着きのなさはありましたが、とても我慢強い子どもでした。

 

 

 

 

妊娠9週目で、東北地方へ修学旅行の引率にも行きました。

お守り代わりに、お腹の赤ちゃんのエコー写真を持って行きました。

不思議と修学旅行中だけは、つわりがありませんでした気づき

 

 

過去記事にも書きましたが、妊娠7ヶ月でおやぢの住む町へ300キロのお引っ越しをしました。

繁忙期だったこともあって、新婚なのにおやぢから冷たくあしらわれて、悲しい思いをしました悲しい

 

 

8ヶ月になると足が痛すぎて、ほぼ歩行困難になりました。

そうこうする中、12月に帝王切開で長男リョウが生まれたのでしたほんわか

とても可愛い赤ちゃんでしたハート

 

 

出産後、母へリョウの写真つきの葉書を送りましたが、「受け取り拒否」で送り返されました悲しい

その後、何度か写真つきの葉書を送りましたが、ビリビリに破られて返送されたこともありました悲しい

そして、リョウが中1の時を最後に、母に葉書や手紙を送るのをやめました。

 

そして、それから8年が経ちました…。

 

 

 

老後の世話をしてあげられなかったことで申し訳なく思っていたこともありましたが、今は、

 

「私を虐待した毒親なんだから、もうどうなってもいいわ」

 

って思っています。

本来なら、子どもの自己肯定感を高め、生きる喜びを教えるのが親の役目だと思いますが、母はその真逆でした。

詳しく書くと巻物になってしまうので、ここでは割愛します。

 

 

 

 

祖母から歓迎されずに生まれてきたリョウですが、今は大学3年生になり薬学部に通っています薬

高校生の頃からの彼女とも長く続いていて、

「俺は今 幸せだし、お腹を切ってまで生んでくれてあがとう」

って、LINEもくれましたOK

(↑普通分娩の方が大変ですけどねあせる

母の言うように中絶は一度たりとも考えませんでしたが、この子を生んで本当によかったですにっこり気づき

 

 

 

少し長くなりましたが、

最後までお読みいただきありがとうございましたニコニコ音譜
また、もし不快な思いをされた方がいらしたらお詫びしますお願い