私の妹もわざわざこの(一般人にはなんとも)不便な
カレンダーを使っている。
このカレンダーの新年は毎年変わり、
7月とか、なんかそんな時期だったように記憶している…
今年はいつだったのかなあ?
この私はというと、満月とか新月とかなんとなく気にして、
素晴らしい月が出た夜にはなんかうきうきして、
正にルナッティックに眺め続けたりするくらいで…。
一応写真なんか撮ってみたりね。

ここコタオではこの月が大変重要な意味を持っているのであーる。
宗教?いやいや、実に俗っぽい理由で。
お隣、コパンガンで行われるフルムーンパーティ。
インドゴアはじめ各地で開かれるフルムーンパーティーの
草分け的存在の超有名パーティー。
レイブファンならずとも耳にしたことがあるでしょう?
その昔、私が始めて訪れた当時はサムイからパンガンへ行くのに
今のような立派なランプラヤー系の船などなく
漁船をチャーターして行く感じの実に秘島であった…。
パンガン一番の港には丸太を組んだ感じの手作り集落がそびえていて
固形化したドレッドヘアのヨーロッパ人母が
生後6ヶ月くらいの赤ちゃんを裸のまま、ガッと抱いて
もう片方の手でサムイからの買出し荷物をガシガシ運んでいる雄姿に
憧れたモノである。
今のパンガン島、実に進化?を遂げ、アクセスもしやすい
(私には)フツーーーのチョイとだけマニアな匂いもするリゾートって感じ。
パーティーも昔の面影はまったくな無いらしい。
DJも普通に駄目らしく、参加者もお祭り騒ぎ系ホリデー西洋人ばかり…
そう、私は行ったことないんだなー、
こーゆー話聞いちゃ言うと…
船代もパーティー代(昔はパーティ代なんてなかったし)も、
もったいなくて。
とはいえ、このフルムーンパーティーが
東海岸孤島地帯の重要ビジネスキーワードに
なっていることに違いは無い。
我がコタオもこの満月踊りの会に影響を受ける。
満月3日前くらい前からどんどん人口流失が始まる。
みんなパンガンへ行くからである。
満月前日、当日はお正月の東京並みの静けさ。
地元定住者はこのピースフルな数日をゆったりと楽しむ。
で、満月明け。いわば昨日、今日である。
大挙パンガンパーティー明けで押し寄せる欧米民族集団!!!!
交通事故が驚くほど多いこの島で(これについてはまた後日)、
大きな荷物を持ったコタオビギナーが右往左往。
うっかりするとすぐに無免許無謀運転飲酒バイクドライバーに
突っ込まれること請け合いの細い道を、だ。
フレッシャーズが溢れる4月の東京渋谷駅って感じである。
歩いてるほうも運転してるほうも動き方が解らないわけで
ひやひやもんだ。
小さな繁華街も一気に活気を帯びる。
昨日までがらがらだったビーチ沿いのレストランも
悪天にもめげないトップレスファランで溢れている。
満月ですっかり発情してるから
夜なんかもう、みんなムラムラオーラー出しまくり。
で、そんな「オイオイ~やりすぎだろ~」的な男女にまじって
結構な数の子供連れのユーロッパファミリー旅行者。
教育に悪いのか?逆に社会勉強なのか??
なんてことを私以外に気にしてるヤツは
きっとこの島にはいないんだろうけどさあ…
私にとっての満月は、もっと神聖な、特別な一夜なんだけど、
それを分かち合うことはとても出来ないのが悩みだなあ。
鞍馬やウブドの満月と、同じ月なのに、ここまで違うものなのか…
なんて、感慨に浸りつつ、一人宿の庭で瞑想にふけっていた8月満月。
パンガンでは1年で一番大きなパーティーだったと聞いた。
そして、すぐにやってくるブルームーンとブラックムーン。
(そう、このときにはタオでジャングルパーティーなるものが行われる…)
いつだったかな、なんて調べつつ…。
乱チキな状況下でも、一人シャンティなmiljof…であった。
ナマステ。


