コタオ名物の一つ、包帯ファッション。
島を歩くと実に多くの包帯を何処かしらに巻いた人々に出会う。
焼けた肌に純白の包帯が光り輝いて、
片足引きずりながらもなぜだか皆誇らしげ。
「??なぜ、こんなに?ダイビングってそんなに危険なの?
それともなんかの遊び?パーティー仮装?」
なんてその多さを不思議に思ったものである。
で、コタオの小さなタウンには「多すぎだろーーー」
と思うほどの数の薬局があるんだよねー。
↑左・クリニックもバイクを貸している…一挙両得的な…?
↑右・病院帰りでなくシュノーケリング帰りの1ショット(汗)
メイン商品が消毒薬、ヨーチンキ、ガーゼ、葉杖…。
そう、ここコタオでの交通事故の数たるや
かすり傷程度から死亡事故まで、
トータル驚くべき数なのだよ!
で、ほとんどが自爆。
コタオは南北に細長く、南の端から北の端までバイクで
20分程で着いてしまう。
西サイドに各地から船が碇を下ろす
埠頭エリア・新宿的なメイハートエリアがあり、
その北上に渋谷的なサイリーエリアがある。
南下したエッジにこじんまりとピースフルな
逗子的チャロックエリア。
このエリアを繋ぎながら私が住まう北の果てまで、
西の海岸線に沿うようメインロードが1本バッシっと通っている。
信号は一つも無く、もちろん停止線もないこの道、
舗装されてはいるがあちらこちら陥没と亀裂の応酬である。

↑上右&左/この先から超オフロード、トラウマで写真撮りに行けないです
↑下左・下りはほぼジェットコースター
↑下右・この亀裂、まだ良いほうです。
↓左・この先急勾配、急カーブの悪路を行くと我が家(汗)
我が家なのでもちろん夜もここをバイクで登り走ります…
↓右・ともかく穴だらけなわけで…
ここから数本の細い道が東側のいくつかのビーチへ
島の真ん中に位置する広大なジャングル丘を越える形で伸びる。
この数本の道…途中から陥没舗装も途切れ
オフロードになるわけだが、
その激しさは半端無し!
驚くほどの急勾配が続き
大穴あり、大岩ありのアドベンチャー土砂道。
しかしシュノーケリングに最適の美しいビーチは
ほとんどこの東サイドに位置するわけで
避けては通れないんだなあ。
あちらこちらの日本語サイトには
「無理せず手前にバイクを止めて徒歩で行きましょう」
と書いてある、
これ正解と思う。
が、炎天下の中、果敢に挑んでいく欧米人達…。
かくいう私も大都会東京を愛車トモスで走ってるので
彼らに負けるわけにゃいかんと、
持前の負けん気で挑んだ末、
帰りの急勾配を上る途中に自爆した経験がアリ(涙)
左ひじに輝く勇気の印の傷がいまだ痛々しい訳で…。
まあ、日中、無茶とはいえ危険判断できる状態での運転だ。
ナイスアタック!って感じ。
が、コタオにも夜は来るわけである。
サイリー地区のビーチ脇サブメインロードは
車なんぞ通れない幅の歩道兼車道。
夕飯時も過ぎ夜遊びタイムになると酔っ払った歩行者と
酔っ払ったバイクライダーでごった返す。
バイク乗ってる人はヘルメットは被らないし、
なんてたってほぼ水着にビーサンだし、
たぶんほとんどの人が免許なんて無く、
島にくるまでバイクに乗ったことも無く…
なのに二人乗りだし…。
この島、なんとパスポートあれば誰にでも分け隔てなく
バイクを貸してくれちゃうのよ。
で、「かちょいい風になった俺」達は
直線メイン道路なんかを80k/hは出してかっ飛ばしていく。
その結末はカーブ曲がりきれずに
道を外れて側溝や看板や岩、
そして人へ突っ込んでいくこととなるわけさ。
結果包帯ファッションが溢れる溢れる…。
初めて包帯を巻くと
「Welcome to Koh Tao! 洗礼を受けたね!」
なんて知らん人から声が掛かっちゃって、
初めて会った人とも、クラッシュ仲間として意気投合。
いい話のネタにはなってたりするんだけどさー。
医療費も掛かるが、
小さな凹みや傷にも莫大な修理費が待っている…
(レンタルバイクは安いけどここに落とし穴が!!)
地元民にとってはトップビジネスでもあるわけだな。
私もビニール製グリップが片方削れて結構払ったもんなー、
くーーーっ(涙)。
ダイバーにとっては致命傷となる
(小さな傷も毎日海に入ると化膿して延々と治らないし、
どんどんえぐれて破傷風の如く
どんどんと膿む場所が広がっていくんだって…怖)
なのに、彼ら欧米人ダイバーは今日もバケツ
(本当に子供の砂遊びバケツ大の悪酔い必至の極悪カクテル)
を何杯も飲んで
べろんべろんでバイクに乗って夜道を帰っていく…。
我が隣人フランス人K1ファイターでは無く
ダイビングイントラ…自爆です…
この後彼は3週間ダイビング自粛…
飲み始めるときは「帰りはタクるから大丈夫だよ~ん」
なんていってたくせに、
飲んじゃうとダイバーだけに大船に乗っちゃって
「俺酔ってないから~」なんて言っちゃてるじゃん、
もーバカ!
でも日本人ダイバーはさすが良識があるな~、
飲んだら乗るなな人がほとんど。
新飲酒運転法がこんなところで利いてんのかもね。
話によるとこの春にはサンドバギーに4人で乗っていた
欧米人が飲酒クラッシュ!
全員死亡する悲惨な事故もあったとか。
笑い話じゃすまないコタオの洗礼。
自分は飲んでないのに突っ込まれる
アンラッキーな人も多いしね。
あなたも来島の際はお気をつけくださいまし。