今日は、大きな地植えの薔薇ロココを植替えたお話。
ご近所で約30年間、家内と仲の良かったお友達(Oさん)一家が急遽、札幌へ引っ越してしまった。
この奥さんには家内が不調な時、いろいろと助けて頂いた恩があり、また、先代犬の犬友達という仲。
この犬たち、
上は、Oさんの先代ダックス犬のラピス。
多分、「ラピスヴェール」という薔薇の名前から名付けたらしい。
茶色のコーギー犬は、我が家の先代5番犬のリン。
とても仲良しの2頭だった。
Oさんは薔薇が大好きで、庭は薔薇園のようだ。
今は満開の薔薇が綺麗に咲いている。
でも、このバラ達は引越しのときに持って行くことができなかった。
満開のバラを掘り上げると、かなりのダメージを与えてしまうから。
玄関横には、Oさん一番のお気に入りの薔薇がある。「ロココ」のバラ子さん。
Oさんは何とか連れていこうとしたが、ご主人、粘土質の土が硬く諦めたそうな。
この様子を聞いて、土を掘るくらいなら自分にできるかもしれない。
枯れるリスクは高くても蕾のうちなら・・・
早速、Oさんの承諾を得て、植替えすることになった。
でも、自分は薔薇のことは全く知らないど素人だ。
バイクのステップ加工に買ったグラインダーが役に立つ。
土が硬いというので、剣先スコップの先を研いて準備完了。
薔薇の根本は家の軒下ギリギリの所。
根は真下か、地表面か。
まず、根の張り具合を確認するため、1m四方を掘ってみると、中太の根が2本出てきた。
ここから小さなショベルに替えて、根を傷つけないように土を慎重に崩して行く。
次は枝を切るのだが、何処を切って良いのか正直、分からない。
適当な所を切って、後は植替え後Oさんに仕上げてもらおう。
切った枝はこの程度。
枝を束ねておいて、いよいよ根を動かす。
真下に太い根はなく、細かな根が沢山付いていた。
軽トラの荷台で根の部分を養生し、たっぷりと水をかけた。
札幌まで50分、早く土に植えないと。
今日は札幌祭りのせいか1時間かけて何とか札幌に到着。
この辺りはバイクのbeta師匠の家の近くだ。
植える位置は、昨日Oさんとお話して事前に掘っておいた。
枝の長けは2mもあるので、添え木がないと倒れそう。
やっぱり枝が長いなぁ。気になるところ。
棒を立てて、支えることにした。
中くらいの太さの根は、途中で切れずに持ってこれた。
根が長いので伸ばして埋める。
植え替えた後、水をたっぷりとあげて、
日照りの中、何とか植替え終了。
最後におまじないを。
枯れることなく、早く根付いて元気に育つようにと。
つづく