2024年、いよいよ全道トライアル選手権大会が始まった。
今回は、第1戦となる函館大会へ参加したお話。
函館の少し手前にある七飯の会場までは、自宅から片道320km。
大会でベストを尽くすことは勿論のこと、せっかく行くのだから旅行気分で楽しむことにした。
結果にかかわらず、気分良く帰ってこれるように。
会場までのルートは高速道路もあるが、軽トラでは疲れるので最短ルートの国道を行く。
土曜の朝、晴れ予報だったのに曇り空ですっきりしない天気。
千歳の街外れにある最後のコンビニ。
ここを過ぎると山道になるので、お昼ご飯を調達。
普段は素通りしてしまう支笏湖だけれど、今日は半分旅行ということで寄ってみた。
週末ということもあり、キャンプを楽しむ人が多い。
オロフレ峠を貫けて、大滝のきのこ王国で休憩。
きのこは最近食べていないなぁ。
壮瞥町から見る有珠山と昭和新山。
壮瞥はりんご等の果物が有名。白いりんごの花がきれいに咲いている。
壮瞥町には有名な横綱「北の湖」の記念館もある。
記憶がないくらい前に一度行った。
噴火湾の海側に出ると、高い煙突の伊達発電所がある。
二十代の頃、転勤して5年間務めたが、今年3月末、45年の運用を終え休止となった。
噴火湾の海岸線の国道を進むと、遠くに駒ヶ岳が見えてくる。
天気が良くなってきて森町の道の駅に寄る。この町は「いかめし」が有名。
公園内の桜は、まだきれいに咲いている。
5時間半で到着。大会会場の下見を終え、今日の宿に向かう。
手持ち最後の商品券を使い、東横インに泊まる。
旅行気分はここまで。明日は大会だ。
最近、ノンアルコール中のため、夜はなかなか寝つけず、朝まで寝がえりを繰り返してしまう。
日曜日の朝、大会会場へ。
バイクを降ろし、ウォーミングアップ。
8:30、開会式。
本日の出場台数は23台と、かなり少ない。
何故か、皆さん低頭している。
競技中の写真はないが、コース全般的にこのような苔むした滑る岩が多い感じ。
何とか3時間30分の時間内に走り終えたが、押したり引き上げたりと、
体力を消耗してしまい、思うように走れないまま終了。
本日の賞品は、軽度な打撲と軽い擦傷。
救急セットを持っていて良かった。
倒れたバイクの上に体が落ちた時にハンドルの先に擦ったと思う。
こういう頂き物がたまぁーにあるのがトライアル。
無理をしないのがモットーだったけれど、体力の消耗は全てに影響してしまう。
大会は、自分のクラス8台中、7位という結果に。
順位は気にしない方で、いつも楽しめれば良いと心掛けている。
もう高齢者なので、なるべく痛い賞品を貰わないよう、細く長く続けたいと思う。つづく