パリからコルマールへ

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9月1日(火)



今日もボンバーヘッドです。

ありがとうございます。

ホテルの朝食を食べに一階へ。

アフリカンおばちゃんがついてくれます。

アン カフェ シルブプレ。(コーヒーください)

と言ってみました。

通じた!アップ( ̄▽+ ̄*)

コーヒーおいしいです。コーヒー

今夜のホテルを予約してから、エールフランスに電話。携帯

見つかってたら届けてもらう場所を言わないといけないので、

宿が決まり次第連絡してるんですが、

今日も悲しい結果でしたダウン

くそぅ。荷物まとめて出ます。





夜の騒がしさが嘘のように、静かな午前中です。

でも気は抜かない!

ダメ!ゼッタイ!

駅までまっしぐらです。

街の写真とるなんて無理、無理!






さて、昨日降りたパリ東駅に着いて、

長距離電車のチケットを購入という

初めてのミッションです。チケット

ストラスブール(Strasbourg)経由、コルマール(Colmar)行き。

直行で、3時間弱の旅。





ちょっと心配なので、

時間、場所、等級、席の希望をiPhoneのメモ帳にタイプして

窓口で見せながら説明。

優しいアフリカ系お兄さんだったので、スムーズに行きました音譜

お兄さんも発券されたチケットを見せながら、

「これが列車番号、車両、席。

乗る前に黄色い機械にチケットを差し込んでね

と丁寧に説明してくれました。

いける!私!ヾ( `▽)ゞ






気分も良くなり、駅をうろつきます。

小一時間あるけど、

改札がないので自由に出入りできるところがいいね。

反対側の入口にかばんを安く売ってる店があったので、

リュックサックを購入。

ズタボロになってきたビニール袋とおさらばです。

快適。

薬局にトラベルサイズのスプレー化粧水を発見。

即買いです。女の子に戻りたいハートブレイク

しかし、うっかりレシート貰うのを忘れていました。

ちーん・・・ orz





案内モニターに表示される情報を

随時チェック。

真ん中らへんにある4つのモニターです。





何番ホームなのか確認しようとしたのですが、

書いていません。

じーっと見ていると、次第にどういうことかわかってきましたひらめき電球

ホームは30番まであって、

青エリア黄色エリアに分かれています。

実際に何番ホームに来るのかわかるのは、10~15分ぐらい前のようです。

気をつけておこう。

私の乗る電車は青の表示なので

青エリアの近くにいましょう。





30分前になったので、

お昼ごはん用のベーグルハンバーガーを買います。

かわいいお姉さんが暖めてくれるんですが、

なかなかできないな。

なんか香ばしい匂いがしてきました。

マダー?(・∀・) 

おねいさんも待機。




・・・5分経過。砂時計




突然お姉さんが、

あっ!( ̄□ ̄;)

ごめん、忘れてた・・・

ダークマターと化したベーグルを見せてきます。

やり直すから1~2分待ってね、と。

なぁに?もう、うっかりさんなんだからドキドキ( ´艸`)

と思えたのは、まだ20分前だったからです。

余裕をもって行動することは本当に大切ですね






10分前です。

出発ホームは青エリアから、30番ホームという表示に変わりました。

行こう!30番!一番端っこ!

説明を受けた、ホームの端にある30cmぐらいの黄色い機械に

チケットを差し込みます。

ジジッという音がして、

地味ーに端っこに日時などの数字が印字されます。

このバリデーション(Validation:有効化、認証)をしないと、

車内検札で不正乗車と見なされ、

普通に高額の罰金叫び取られますのでお忘れなく。





初めての

国際高速列車TGVです。



中もめっちゃきれい。

全席指定制なので、二階の窓側を指定しました。

ひとり世界の車窓からが始まる!期待大!キラキラ

席を探します。

2人ずつ向き合って座る、4人コンパートメントの席でした。



窓が・・・わ・・・?



窓側は、アフリカンのでっかいおっちゃんが座ってます。

席の表示とチケットに視線を何往復かする目

うーん。見方が間違ってるのかなあ。。

窓側を信じておっちゃんの向かいに座ります。

目が合ってもにこりと返してくれません。

あー、そういうタイプの人ですか。別にいいですけど。





座ってあったかいベーグル食べてると、

めっちゃブロンドのムッシューが来ました。

私と同じく視線を往復させて、

「Pardon(失礼ですが)・・・?」と。

え?!私、また間違ってる?!あせる

焦ってチケットを取り出すと、アフリカンおっちゃんが素早くそれを手に取り、

自分の横を指差しました。

移動する際、再度さりげなく席の表示を確認。

あ、わかった。

おっちゃんが勝手に窓際に座ったんや。

何さ何さー!もー。別にいいですけど!( ˘・з・)




膨れてると、待機していた

ムッシューのお連れ様が現れます。

「窓側に座って」と

ムッシューが流暢な日本語を!

お連れの女性は

黒髪の40代と思わしきばっちり化粧のマダム。日本人だ。

A 話しかける
B 話しかけない
C 日本人じゃないふりをする



このムッシューがなんとも知的なかんじで、

きっと話したら面白いだろうなと思う。

でもさ、4人掛けの席で3人が日本語でワイワイ話していたら、

アフリカンおっちゃんがどんな気分になるか、私は知っています。

感じたことがある人ならわかるはず。

答えはB/Cです。





定刻通り、12:55に発車新幹線

残念ながら、風景を楽しみながら

「世界の車窓から」を体験することはあまりできず。

雨が降って来ました雨 

当然雨具もキャリーの中なので、

移動中に雨は助かります。

助かるけど、

・・・めっちゃ降って来たね。

向かいのカップルは、

持ち込んだスパークリングワインでワイン乾杯☆

アルザスワインを楽しみに小旅行ですかね~。

いいですねぇ。

私は、この日記のメモをiphoneに残したりしながら過ごします。






ふぅ・・・。


あ、おっちゃんが寝ました。ぐぅぐぅ

チャンス!!

窓の外の風景を堪能します。


↑おっちゃんの手もフレームイン。



めっちゃのどか~。

ひたすら草原です。

羊、牛が放牧されている農場が続き、

BGMは魔女の宅急便サントラヘッドフォンです。

最高に合います。








しばらくして

車掌さんが検札に来ました。柔道

チケットとパスポートを呈示してくださーい

と、口髭の優しそうなおじさん。

反対側のコンパートメントのアメリカ人学生4人組

入念にパスポートをチェックされています。

これさー、10年後とかにこのインスタ見たらさー、

子供に「おとーさん若かったんだ!今と全然違うじゃん!」

とか言われるんやんなー
みたいな

今時の会話をずっとしてるグループです。

我々の番。

向かいの二人にパスポートの表示を見られるんだろうなーと思いつつ

手元に用意していると、

表紙だけ見て「うむ、結構パーと言われました。

「日本人に対するチェックはゆるい」と言うのは本当なんですね。




途中のストラスブール駅で、

アメリカ人学生4人組が下車し

変わりにおしゃれフランス女子3人組が乗ってきました。

20代半ば、ちょっと週末にみんなで湘南いこー♪観覧車

みたいなノリですかねぇ。

楽しそうで何よりです。