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2024年5月4日 参詣
少林寺 埼玉県 大里郡寄居町末野2072-1
[山号] 萬年山 [院号] 藤源院
[宗派] 曹洞宗 [本尊] 釈迦牟尼仏
[創建] 永正8年(1511) [開山] 大淍存奝大和尚
[開基] 藤田康邦または藤田国村
[札所] 武州寄居十二支守り本尊霊場の卯札所
・・・ 以下 寄居町・埼玉県掲示による少林寺の縁起 ・・・
曹洞宗の寺である少林寺は、永正8年(1511)、長泉寺開山大淍存奝大和尚が
乞われて開山となった
開基は、北条氏康の家臣となった藤田右衛門太夫国村となっているが、康邦だろうともいわれており確かではない
本尊は釈迦牟尼仏
慶安年中(1648-1652年)寺領15石を与えられている
二十四世大純万明大和尚の時、文政9年(1826)春より四方浄財を募り、
寺後山中に 釈尊、 十六羅漢 、五百羅漢の石像 並びに千体荒神石碑を
天保3年(1832)に安置し、信仰の道場として今日に続いている
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[チョイ復習+α]
* 釈尊 (しゃくそん)・・・ 釈迦を敬っていう語
* 十六羅漢(じゅうろくらかん)・・・
仏教において、修行を完成させた聖者を指して羅漢(阿羅漢(あらかん))と呼ぶ。 羅漢のなかでも、十六羅漢と呼ばれる16人は、釈迦がなくなった後もこの世に長くとどまるとされ、仏教を守り、人々に広めることを託された特別な存在である
* 五百羅漢(ごひゃくらかん)・・・
仏陀に付き従った500人の弟子。またはそれをかたどった像
* 荒神(こうじん)・・・
( 「三宝荒神(さんぼうこうじん)」の略 ) 仏・法・僧の三宝を守るという神。怒りをあらわし、三つの顔と六つの手をもつ(三面六臂)。 修験道や日蓮宗などで、とくに信仰される。
* 荒神様
① かまどを守る神。かまどの神。民間で「三宝荒神」と混同され、火を防ぐ神として、のちには農業全般の神として、かまどの上にたなを作ってまつられる
② 近畿以西に濃厚な分布をもつ屋外の神。屋敷神、同族神、集落鎮守の場合があり、荒神講を組織して集落中で飲食する地方も多い。
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寺号標を左手に見て 本堂の方向へと進む
参道を進んで行くと 左手建屋に 何やら見慣れない造作物が 大切に
位置的に 山門レベルの建屋かと 当寺の主張であろう
近づくと 古色蒼然たる雰囲気が漂う 金属釜のような・・・
見たところ 「かまど」らしき上に それはあった
なにやら刻印らしき文字が 後刻 アップ画像で確認すると
(右文字は)少林寺 廿四世 大純・・・ (左に)開山 大淍・・・
二十四世・大純万明大和尚時代の 巨釜かも・・・
なるほど 「千体荒神石碑」でも 有名な少林寺
《 かまどの神=荒神様 》 の主張と 勝手に解釈 +修行僧用の巨釜だ
新鮮さを求めた 相変わらずの「予備知識なしの参詣」が
今回UPの場合 残念ながら内容不足となった
本堂参拝後 さて お話を伺おうと思ったが
堂内遠くで 朝の清掃であろうか 掃除機らしき音が・・・
忙しそうなので 聞き取りはあきらめて 本堂左手境内へ
立派な地蔵尊などが祀られている近くに 羅漢像が所々に
また 近くの山裾にも 数体の羅漢像
&
本堂左手のそこから 裏山(羅漢山・標高247m)への登り口が目に入った
少林寺は 寄居町のハイキングコース「ふるさと歩道」のスポット
なるほど ここが ハイキングコースの入口 & 羅漢像への地でもあった
登って行くと 山裾には 五百羅漢が至る所に 安置されていた
想像していたよりも 若干小振りながらも
多くの羅漢さまに出会えるエリアだ この裏参道(登山道)は レアかも
少し登ったところに 平らに整備された広いスペースが
そこには 一つ一つ異なる羅漢さまが 勢揃いだ
広いスペースから 山道を先に進んで行く
と 左手に ハイキングコース用の道しるべが
直進すると 「千体荒神」へのガイド
左に折れて行くと 「円良田湖・五百羅漢」との 道しるべ
あとで知った事だが
山麓にある少林寺側から 羅漢山頂上(釈迦三尊の石仏が祀られている)への
登山ルートは 二つあり
ひとつは 千体荒神石碑コース(道しるべ・直進)右サイドコース
もう一つはメインの 五百羅漢像コース(道しるべ・左折)左サイドコース
当日は 情報不足から 勿論 五百羅漢が道沿いにある 左折コースを進んだ
ここで
下山してくる 一人のハイカーと出会った
彼は 円良田湖方面から 羅漢山頂上へ & 少林寺へ という
この時 筆者シニアに 円良田湖方面へのオススメもいただいたが
予定外(時間的に) & 足元が不安定なところもあり
怪我を懸念して 頂上へ向かうことを断念
危なっかしい足元
&
五百羅漢像コースも 羅漢さまを一体一体 その変化を楽しむも
心の和みも なんとなく消えてきたので 途中で引き返すことにした
まあ 自分自身 なんとも 中途半端な 参詣であった感あり
そんな状況下で参詣した 五百羅漢像コース
全てでない中での 羅漢さまの石仏を 少々ご紹介してみることに
いかがでしたか 気になる羅漢さまが 居られたでしょうか・・・
さて
途中で引き返しの帰路 道しるべ「千体荒神」方面へ
少しだけ足を延ばしてみた どんな光景であったか
最初の道しるべを 直進
進む
こんなところに 龍らしき石仏が・・・
少し直進 後 左へ折れて 登って行く カーブ道だな
参詣時
この先を 少しでも登って行けていれば・・・ 荒神石碑に出合えたかも
との後悔が フォトを見ながら 感じ入っていた
石碑が 見えていますよね・・・
手方面に 本堂の屋根が覗いていた
( ^ω^) ### FIN ### ( ^ω^)