【ごあいさつ】

こんにちは。mikoshibayakumoです。

 

奈良国立博物館で開催中!!

 

「特別展 空海 密教のルーツとマンダラ世界」

 

奈良国立博物館の公開講座

 

「空海マンダラの世界-宇宙へのいざない-」

受講しました。

 

 

この講座で感動したポイントをお伝えします。

 

【即身成仏ー密教】

 

 

平安時代初期、空海は、唐から日本へ密教を伝えました。

 

密教の特徴は、「今の自分そのものが仏であると知る」=即身成仏の教え

 

人間は、宝珠そのもの。

 

 

「特別展 空海」の出口に、宝珠があります。

 

一人の人間は、宝珠なのです。

 

自分自身は透明です。

 

そして、周りにあるもの全てを360度うつしだしているのです。

 

自分自身は、透明な玉として存在している。

 

しかし、うつっている周囲との関係性の上に成り立っているものなのだ。

 

六大無碍にして常に瑜伽(ヨーガ)なり

四種曼荼各離れず

三密加持し速疾に顕わる

重重帝網なるを即身と名づく

 

『即身成仏儀』空海

 

『即身成仏儀』の現代語訳がついた読みやすい本です。

 

 

「重重帝網」ってのは、帝釈天の宮殿に張り巡らされた網のつなぎ目にある宝珠のこと。

 

ずいぶん遠回りな表現だけど、

 

詩的な表現にしないとダメって時代だからね、平安時代は‥。

 

令和でいうラップみたいなものです。

 

韻を踏まなきゃ、空海じゃない!!

 

 

 

 

公開講座で宝珠の話を聞いたら、思い出した!!

 

『心霊探偵八雲』6 失意の果てに

 

 

 

主人公・斎藤八雲の叔父、斎藤一心は僧侶。

 

毎日、毎日、掃除します。

 

それも、徹底的に。

 

それが、謎解きのヒントになっているんです。

 

 

 
 

僧侶も宝珠ですから、お寺をきれいにすれば、

 

きれいな人間になれるのでしょう。

 

 

まずは、悟りを得たいと願うことが大事。

 

それから、周囲を片付け、掃除をすること。

 

自然と一体になり、ヨガの瞑想をしよう。

 

 

手で印を結び

 

真言を唱えたら

 

もう、悟りを発見できる!!

 

なぜなら、私もあなたも何もかもが、

 

宇宙の中心=大日如来の化身だから!!

 

 

『般若心経秘鍵』から空海の言葉

 

それ仏法遥かに非ず。

心中にして即ち近し。

真如外に非ず。

身を棄てて何にか求めん。

 

『般若心経秘鍵』空海

 

『般若心経秘鍵』↓現代語訳と漢文の読み下しがついています↓

 

 

【情報まとめ】

・特別展「空海 密教のルーツとマンダラ世界」
奈良国立博物館にて開催中
2024年6月9日まで
 
音声ガイドは、斉藤壮馬さんが担当
 
空海さんの名言を朗読してくれます。
 

 

・奈良国立博物館の地下通路に印の見本と説明あり

 

本館と仏像館を結ぶ地下通路に印の見本あり。

 

いっしょに印をむすんでみよう!!

 

 

【おすすめ関連記事】

「特別展 空海」音声ガイド

 

「特別展 空海」立体マンダラ空間がすばらしい

 

 

 

 

数学と仏教の共通点

 

 

 

 

奈良国立博物館は、過ごしやすい気温です。

 

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう