【ごあいさつ】
こんにちは。mikoshibayakumoです。
奈良国立博物館で開催中!!
「特別展 空海 密教のルーツとマンダラ世界」
行ってきました!! 大感動しました。
このブログでは、会場に掲げられた空海の言葉をご紹介します。
【密教を伝える空海の言葉】
音声ガイド、おすすめです。
声優の斎藤相馬さんが、魂にひびく空海の言葉を伝えてくれます。
第1章 密教とはー空海の伝えたマンダラの世界
空海は、仏教を学ぶために唐へ留学しました。
そして、新しい仏教「密教」を会得して帰国します。
密教は、人々・国家を救う実用的な仏教。
密蔵深玄にして翰墨に載せ難し。
さらに図画を仮りて悟らざるに開示す。
『弘法大師請来目録』
密教は、文字で書き表せないほどに深い。
だから、図や絵を使って、悟っていない人に開きしめすのだ。
そして、立体マンダラどーん!!
第一会場の立体マンダラは撮影不可。
撮影OKのパネルは2Dなんだけど‥。2Dで3Dを想像してください。
法は本より言なけれども、言にあらざれば顕れず。真如は色を絶すれども、色を待ってすなわち悟る。
『弘法大師請来目録』
第3章 空海入唐-恵果との出会いと胎蔵界・金剛界の融合
空海は、師匠の恵果に認められ密教のすべてを伝授されます。
留学20年の予定を2年で切り上げて帰国。
唐から持ち帰った成果を報告した文書、
『弘法大師請来目録』
今すなわち一百余部の金剛乗教、両部の大曼荼海会、請来して見到せり。波濤漢にそそぎ、風雨船を漂わすといえども彼の鯨海を越えて平らかに聖境に達す。
『弘法大師請来目録』
海が荒れて、大変な思いをして帰国したんですね~。
空海が唐から持ち帰った胎蔵界&金剛界マンダラは失われました。
しかし、空海が生きている間にプロデュースした高雄マンダラは残っています。
今回の展覧会で、修復後初公開です。
想像以上に大きい!
上のほうの仏さまは肉眼で見えない!
単眼鏡が役にたちました😉
単眼鏡は、使うときにコツがいります!
初心者は、自宅で練習しよう!
第4章 神護寺と東寺
京都で神護寺、東寺を賜り、仕事をする空海
目を驚かす奇観を貴ばず、誠はすなわち国を鎮め人を利する。これ宝なり。
『弘法大師請来目録』
人を幸せにする教えが大事ってこと。
第5章 金剛峯寺と弘法大師信仰
空海は、和歌山県、高野山に密教の修行場を設けます。
この勝地に託いて聊かに伽藍を建てて、金剛峯寺と名く。比れに住して道を修し、四上持念す。
『性霊集』巻第八
そして、いつまでも人々の幸せを願い続けています。
虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、わが願いも尽きなん。
『性霊集』巻第八
【『般若心経秘鍵』から空海の言葉】
それ仏法遥かに非ず。
心中にして即ち近し。
真如外に非ず。
身を棄てて何にか求めん。
斉藤壮馬さんの朗読はすばらしかった。
『般若心経秘鍵』を読んでて良かった🗝
【まとめ】
奈良国立博物館の藤がキレイでした。
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この記事を書いたときの私、空海さんの本を読んで!!
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