Good and bad fortune are
like a twisted rope.
「天下は悪に亡びずして愚に亡ぶ」
人それ此(この)一語を記憶して吾国の現在將来を観よ。
田中智学 語録
『天下は愚に亡ぶ』
田中香浦著
-『日蓮主義』第3号・明治42年 参照
マイケルが世界的なソロツアーを開始した頃、私は田中智学(1861年12月14日-1939年11月17日)の直系の香浦先生とのご縁を結ぶことができた。
田中智学とは、明治から昭和にかけて活躍した宗教家である。
近代日本の政治・文学・思想に大きく広くかかわった人物と認識されている。
明治の文豪の高山樗牛や詩人で童話作家であった宮沢賢治、宗教学者の姉崎正治や詩人の北原白秋、小説家の坪内逍遥等、多くの学者や文化人が智学と交友関係を結んでいた。
陸軍の石原莞爾は国柱会入会していたほどだった。
因みに宮沢賢治の遺形と妹トシの遺骨は国柱会の妙宗大霊廟に納鎮されている。
1914年、智学は純正日蓮主義の在家仏教団体である国柱会を創立した。
この団体の名称は日蓮聖人『開目抄』に記された三大誓願の一つで「われ日本の柱とならん」の聖話に由来しているものだ。
日蓮聖人を単なる宗祖と仰ぐのではなく、末法人類の根本救済を任務として日本に出現された本化上行菩薩と仰ぎ、聖人の正しい教えを宣揚した。
田中智学と国柱会は戦前の右翼思想に多大な影響を与えたのだった。
数年前「八紘一宇」という言葉をある女性代議士(三原じゅん子)が使って話題となったが、この世界を一つの家にする意味の造語を生み出したのが他ならぬ田中智学なのである。
日本の高齢化に伴い、現在の国柱会の熱心な信者は80代、90代が多く、世代交代で信仰心が薄れているそうだ。
確かに今現在の状況は、私が足しげく国柱会の本部で開催された勉強会に通っていた頃に十二分に予想はついた。
何しろ20代の女性の参加者はいつも私一人であったからだ。
私は結局急激な環境の変化で足が遠のいてしまったのだが、入信することも入会することもほとんど勧められることなく、自由に法華経の勉強を惜しみなく教えてくださった、まるで父親のような香浦先生、並びに国柱会の諸先生方には今でも心から感謝をしている。
博識で気さくな香浦先生は当時多くの書籍を発表なさっていた。
そこで香浦先生の書籍を折あるごとに購入していたのだが、その中の一冊が上記に記した『天下は愚に亡ぶ』なのである。
何故悪ではなく愚に亡ぶのか。
知恵の少し足りない私でも今の日本や世界の状況を見れば、一目瞭然で理解できる。
悪に比べ愚は圧倒的に数が多い。
この数の多さはパワーでもある。
勿論手に負えないというか、悪い意味での力である。
愚は愚である故、偏見で無知である。
我を押し通す。
善悪の基準が自分勝手であることにすら気づかない。
未来を見通しての行動がとれない。
確かに天下は悪に亡びずして愚に亡ぶものなのである。
ちょっと思い出話は多くなってしまったが、本日はこれにて「閉店ガラガラ」。
店じまいとさせて頂く。
Thank you for the upload.
🌹MJ セミナー🌹
「ババ・ヴァンガと
『スリラー』な物語」パートⅤ
ブルガリアの女ノストラダムスとも呼ばれた
盲目の予言者ババ・ヴァンガと
キング・オブ・ポップはどうやら同じ未来を
彼らのスクリーンに映し出していたようです
彼らの見た未来の世界を追い求めてみます
そこには何が……
オカルト大好きな方
大募集
11月9日(日曜日)
14時から17時
会場は都内某所(駅前近く)
参加費 10000円(大人)
5000円(中学生以上)
(お茶代、資料代込み)
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