量子もつれ
量子もつれとは、2つの粒子が強い相互関係にある状態であり、粒子のスピン、運動量などの状態をまるで「コインの裏表」のように共有する運命共同体のような状態を指す。
例えば、一方の粒子を観測したときのスピンが上向きであれば、もう一方は瞬時に下向きになる。
本日は七夕なので、久々にツインレイの話題を……と書き出して、早くも数日が過ぎてしまった。
その間に、父は再度リハビリ病院へと転院を済ませた。
高齢で、しかも体調を崩し気味になっている父にとっては室温が一定しない自宅で過ごすよりは、快適な室温で過ごせるリハビリ病院の方が良いかもしれないとも思えるのだが。
それでも自宅の方が父にとってはベストなのだろう。
今回は前回よりも早めに自宅に戻れるように感じる。
さてさて、話題をツインレイに。
最近かと言えば、そうではなくコロナ禍の直前2019年7月16日に「量子もつれ」の瞬間を世界で初めて画像に記録、英研究チームが成功というニュースが世界中で報道された。
この「量子もつれ」と呼ばれる現象は決してオカルトやスピリチュアルな話題ではなく、今後の量子コンピューティングや量子暗号の進化にも貢献することが期待されてのニュースなのである。
ミクロの世界を正しく説明する上で、欠かせない量子力学の現象の一つに「量子もつれ」と呼ばれるものがある。
「コインの裏表」のように共有する運命共同体のような状態を指すが、このような量子もつれにある2粒子間の状態は、どれほどの距離、例えば銀河の端から端までという途方もない隔たりがあろうが維持されるのだという。
この同期の速度が光の速度を超えるという、まるで空間など存在していないかのような非局所性から、偉大な物理学者アルバート・アインシュタインが、かつて「不気味な遠隔操作」と呼んだほどである。
そんな「量子もつれ」の状態を画像に収めることに英国のグラスゴー大学の研究チームが成功していたのである。
「量子もつれ」の状態にある光子の様子を捉え、オープンアクセスの科学学術誌『Science Advances』で画像を公開したのだ。
これは、「量子もつれ」の判断基準とされる「ベルの不等式」の破れをもとに「量子もつれ」を実験的に可視化する技術で、もつれ状態にある粒子ペアがひとつの画像に収められたのは今回が初めてだった。
因みに「ベルの不等式」が破れるとは、ベルの不等式は古典論から導かれるので、破れなければ「古典論は間違っているとは言えない」と言えるが、破れれば量子力学だけが正しいというわけではない。
破れれば古典論は間違っているので、代替理論が必要であることは主張する。
代替理論の一候補が量子力学である、というのがベルの不等式の立ち位置である。
物理学は自然科学であり、理論の正しさは実験によってのみ検証される。
さて、七夕の前日にも新たな「量子もつれ」の現象が超高速度カメラで撮られたことがXにポストされた。
オタワ大学の研究者と、ローマのサピエンツァ大学のダニロ・ジアとファビオ・シャリーノが協力して、光を構成する素粒子である2つの絡み合った光子の波動関数をリアルタイムで視覚化できる新しい技術を実証した。
「量子もつれ」を視覚化した写真は中国の太極図、あるいは日本の陰陽図である勾玉とそっくりではないだろうか。
もう少し詳しく調べてみようと思うが、マイケル・ジャクソンが「量子もつれ」の正体を予測して、ショート・フィルムに早い時期から取り込んでいたのは言うまでもない気がする。
「量子もつれ」をコインの裏表に例えたとき
ジュークボックスにスピンをさせながら投げるマイケルが
印象的ですね!
Thank you for the upload.
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