鳥居ミコです
今日は
目の前の人に対して抱く
不快な感情
について書きます
こんなご質問を
いただきました。
「上司が、職場で一定の人にえこひいきをしていて
イラっとします。
私は子供の頃は、親からえこひいきされる側でした。
私が悪いときでも、兄が怒られていたんです。
それで、子供の頃に、えこひいきされるのは
悪いことだと思って、
えこひいきされないようにしているんでしょうか？」
ご質問くださって
ありがとうございました。
こういう風に
特定のテーマに関して
誰かに対して
不快な感情が現れる時
というのは
そのテーマにまつわる
気づく必要のある何か
があるということ。
今回のテーマは
「えこひいき」
ですよね
世の中には
えこひいきを
なんとも思わない人が
たくさんいます。
私も
これまで
特に何かを思ったことは
ありません。
ところが
ご質問をくださった方
（Sさんとします）は
これまで
えこひいきについて
何かにつけ
反応していたはずです。
イラっとしたり
許せないと思ったり
色々
心が動いたことと
思います。
ところが
隣の人にとっては
朝起きたら
歯を磨くことくらい
当たり前すぎて
どうでもいいことだったり
するわけです。
この差は
なぜ生まれるのでしょうか？
もうちょっと
詳しく見てみると。
Sさんは
えこひいきを
されている同僚ではなく
えこひいきをする
上司に対して
イラっとするわけですよね。
ということは
えこひいきする人を
見ると
ネガティブな感情が
生まれるのです。
それを踏まえて
過去に遡ると
えこひいきする人
と言えば
親御さんですよね。
つまり
親御さんに対して
子供の頃
感じていた感情が
上司に
親御さんとの記憶を
投影して
蘇っている可能性が
あるのです。
（なんでお兄ちゃんを怒って
私を怒らないの？
お兄ちゃんは悪くないのに。
おかしいよ。
私のせいでごめんね。
お兄ちゃん）
そんな風に思って
わいてくる
罪悪感。
それは
本来
抱く必要のないもの。
なぜなら
えこひいきされる人は
悪くもなんともないから。
そしてさらに
えこひいきをする
親に対する
不満や苛立ち。
こちらも
本来
感じなくていいもの。
なぜなら
親はわざと
えこひいきしようとして
したわけではないから。
たまたま
そう見えただけ。
そう感じられただけ。
だから
子供の頃に
（私だけえこひいきされてる）
と思ったが故に
生まれたであろう
罪悪感、不満、苛立ち・・・
そういったものは
もういらないから
そろそろ
手放したらどうですか？
それを
現実が
教えてくれていると
いうことだと
思うのです
人に対して抱く
不快な感情の中で
子供の頃の記憶を
目の前の相手に
投影して
感じるものは
少なくありません。
それは喩えるなら
目の前で
平成生まれのアイドルが
歌っている姿を見ながら
そこに
昭和の頃の
キャンディーズを投影して
あの頃の方が良かったと
がっかりしたり
憤慨したりするようなもの。
それよりも
目の前の人の
素晴らしさや
素敵なところを見つけて
味わうことの方が
はるかに
大事だよ・・・
ということを
現実が
必要なテーマに応じて
教えてくれるわけです
私たちは
今を生きています。
ですから
今目の前にある
もの、こと、人を
しっかりと見つめ
五感で感じ
その素晴らしさを
見つけることに
エネルギーを使う方が
ずっと
幸せな気持ちに
なれるんでは
ないでしょうか
そして
ご自分で
誰かをえこひいきすることと
人にえこひいきされることを
自分に許可して体験すること。
これが
上司への不快感を
手放せる鍵になる。
そんな風に
思います。
良かったら
一つのものの見方だと思って
参考にしてみてくださいね
先日
五年前に出版した時
お世話になった
チーム
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ミコのサンマーク出版橋口編集長と
構成を担当してくださったMARUちゃんと
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いちごの季節になると
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共に楽しませていただいています
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（photo by 秋月雅）
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鳥居 ミコ