鳥居ミコです
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鳥居ミコが
初めましての方は
こちらをご覧ください
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人の心って
想像を超えていて
並大抵の経験値では
とらえきれないものだなと
たびたび思うのです。
それは
かつて
人のことを結構わかってると
思い込んでた私だからかも
しれないけど
私が子供の頃ね。
母がとっても厳しくて。
それは
父の厳しさとは質が違っていて。
理不尽だと感じることが
多かったの。
で。
思春期もそれなりに反抗した。
高校時代に
母が甲状腺の病気になって
近所にアパートを借りて暮らし始めて
穏やかな生活になったんだけどね。
卒業する頃に戻ってきて
再びガミガミ怒られる生活に
戻ったんだよね。
そして
25歳の時に
最初の結婚で家を出た私は
めちゃくちゃホッとした。
でも
母と向き合うたびに
いさかいになることが耐え難くて
どんどん実家に帰らなくなったの。
年に2回ぐらいが
せいぜいだったかなぁ。
その後28歳で
突如
司法試験の受験を始めて
母は
すごい反対モードで
そのことでもよく喧嘩になったなぁ。
「なぜ人のもめごとに
飛び込むような仕事を選ぶの?」
とか
「あなたの人間性では
けしてつとまらないわよ」
とか
母は
繰り返しネガティブなことを
言っていたっけ。
それでも私は
一瞬たりとも
受験をやめようと思ったことは
なくて。
むしろそれがあったから
勉強にチカラを入れられたみたい。
おかげで
ちゃんと31の時に
合格したんだけどね。
そしたら
途端に母が
さっさと子供を作った方がいいと
言うようになって
そのことでも
たびたび喧嘩してたなぁ。
子供を作る…なんていう
デリケートな問題を
何度も人前で言う母が
とても嫌で
「私のように育てられたら
子供が可哀想すぎる」…とか
色んなことを言っては
母を怒らせてたっけ。
その中で
ただひとつ。
私が知りたかったことが
あったんだ。
それは
「なぜ子供の頃
あんなに厳しくつらく当たったの?」
「人前でもどこでも
ひっぱたかれたり
怒鳴られたり。
繰り返しそういうことを
されなければならないような
何を私がしたというの?」
という疑問への答え。
いつか
高校時代の親友が
家に来ていた時にも
その話になって
母は
泣きながら私に
「そんなことお母さんが
するはずないじゃない。
一体どうしてそんな変なことを
言うようになってしまったのかしら?」
って言っていて
朝まで平行線だったなぁ。
私にとっての「真実」は
母にとっては
身に覚えのない「濡れ衣」だったの。
私は納得がいかないから
たびたび
その話をして
母から答えを
もらおうとした。
そのたびに
願いは打ち砕かれ
失意のうちに
家に帰るってことを
繰り返してた時期が
10年くらい続いたんだよね。
で。
ずーっとずーっと
母の言動の理由を
知りたかったのに
母は
私の望む答えをくれず
謝ってもくれず
癌になって
死んでしまったんだよね。
それが
私の中に
モヤモヤする感じを残したの。
で。
2014年に
心屋塾マスターコースに
通うようになって
心の奥に溜まっていた感情を
外に出すようになったら
万国旗のように出てきたのが
母が
私の欲しかった答えを
何もくれずに
病気になったことと
亡くなってしまったことへの
強い怒りと悲しみだったんだよね
出るわ出るわ
次々出るわ
成仏しない想いというのは
いつまでたっても
「重い想い」となって
内側に残っているのだということを
思い知らされました。
ところが
それから時が経って
去年のちょうど今ごろ。
家にあった母の古い日記を
開いてみたら
そこに
私が生まれたとき。
3歳、17歳、23歳、35歳の時に
とびとびに
思い出したように
書きつづられていた想いを
見つけたの。
で。
初めてじっくり読んだの。
そこには
その時々
悩んでいたことや
母の母への複雑な思いや
私が思い通りにならないという
悩みが
書かれていたの。
で。
わたしが23歳の時のページを
読んで
驚愕したんだよね
そこには
長年にわたって
私を思い通りにしようとしていたことや
私を前にすると
制御できない怒りや苛立ちが
襲ってきて
自分でもどうしていいか
わからなかったことや
私の心を
ものすごく追い詰めていたかも
しれないということに
テレビ番組を見て気づいて
愕然として
ものすごく後悔している
ということが
綴られていたんだよね。
まさかそんな想いを
母が抱いていたなんて。。
しかも
こんなに時が経って
知るなんて。。。
ずっと欲しかった答えが
そこにはあった。。。
その夜
涙腺が壊れるかと思うくらい
泣きました
やっと成仏した想いが
あった。。
それにしても。
母は
わかってたんだ。全部。
それでも
私の問いかけに
答えてくれなかった。
なんて
素直じゃないんだろう。
子供の頃から
私に
「あなたは素直じゃない」
と言っていた理由も
わかった気がした(笑)
母の心の内というのは
何歳になっても
よくわからなかった。
でも
なんか知らんけど
濃い愛情を
ずっと傾けられていたことだけは
私のすべてが覚えている。
いつも
深いところから
(ありがとう)の想いが
溢れてくるのは
そのおかげだったんだと思う
そして
こんなに時が経ってから
そのことを知ることになったのは
私自身
母の後悔を「受け取る」準備が
整ったからだったんだろうなぁと
思えて
じんわり嬉しかった
親と子の物語は
こうして
いつも
時を超えて
想像を超えて
ギフトを与えてくれる
もしも今のあなたが
親とか子供と
心が通い合わないことで
苦しんでいたとしても
大丈夫。
きっとわかるときがくるから。
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鳥居 ミコ