心理セラピストの 鳥居ミコ です
私たちは
何かをするにせよしないにせよ
無意識のうちに
「理由」をつけることが多い。
例えば
「お腹が空いたからやる気が出ない」
とか。
「寝不足だから肌が荒れてる」
とか。
でもその「理由」は
おそらく
「それだけ」じゃない。
他に
何個も何十個も
理由らしきものがあって
たまたまあなたが
そう言おうとした時
脳裏に浮かんだ理由が
それだっただけ。
やる気が出ないのは
彼女と喧嘩したからかも
しれないし
負のエネルギーを受けたからかも
しれないし
まずいピザを食べたからかも
しれない。
可能性はゴマンとある。
それでも
私たちは
すぐに特定の理由をつけたがる。
それは多分
「安心するから」なんだろうなぁ。
これさえも
「理由」をつけてるわけだけど(笑)
なんでこんな話をし始めたのかというと。
つい先日
デートの最中に
彼に昔話をしていたんです。
「なんで弁護士になったのか?」
といういきさつのこと。
私は
この話になると
いつも
理由を4つ
話すんだけどね。
彼と話していたら
これまでしてた話とは
全く違う方向から
理由につながる話が出てきたの。
我ながらびっくりだった。
そのことを書きたくて
いつも話している4つの理由は
こんな感じ。
1)将来喫茶店をやりたくて
運転資金を貯めたかった
2)たまたまサークルの後輩が
司法試験に合格して
「法曹が向いてる」と私に言ったこと
3)兄が受験費用だと言って
突然60万円くれたこと
4)通勤用に本を探していて
たまたま手に取った本が
我妻栄という民法学者のエッセイで
めちゃめちゃ感銘を受けたこと。
これこれ。
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もともとは
特に1)なんか
人に話しちゃダメだと思ってて
ずっと黙っていた話。
だって
そんな動機で弁護士をやるなんて
石でも飛んでくるんじゃないかと
思っていたから
あとは2)だって
後輩の言葉を真に受けるあたりが
おめでたいヤツみたいで
恥ずかしいと思ってたから
余程じゃないと人に話さなかった。
でもまぁ
おめでたいヤツであることは
間違いないので
今はブログに書けるようになった
3)は
本当に兄が救世主に見えたなぁ。
今でも心から感謝しています
4)はね。
同業者からもよく驚かれます。
「ホント?」って。
でも実話なんです
というわけで
私は
この4つの理由が
弁護士になったテッパンの理由だと
思っていたんです。
ところが
彼と話していたら
またまた自分の知らない自分に
邂逅することになったのです
それは
私が新卒で勤めた会社を
2年半で退職したことと
関係あるんだけどね。
当時は
まだバブルの時期で
終身雇用。
年功序列。
そういったものが
ごく自然だった時代。
男女雇用機会均等法ができて
まだ間もない頃だったし。
社内結婚したら
女性が退職するのが
不文律みたいな会社でした
当時の私は
本心では会社を辞めたくなくて。
でも
自分が居座ったら
パートナーの出世は無くなるだろうし
たくさん不都合が出るだろうと思って
不本意なまま辞めたんです。
おかしなもので。
こう見えて私
終身雇用されて
めっちゃ出世するつもりで
就職してたんです(笑)
それが
「社内結婚」をきっかけに
志半ばで辞めることになって
実は内心
やさぐれてたわけです(笑)
そんなこともあって
(あの人をあの時辞めさせて
本当に惜しいことをした)
って会社に思われるような
人生を歩みたいと
密かに思っていたんです
とはいえ
そんなことを
会社が思うかどうかなんて
逆立ちしてもわからないのに(笑)
で。
会社を辞めてしばらくして
また就職したいと思って
いろんな会社に面接に行くたびに
「新婚さんでしょ。子供できたら
辞められたりすると困るしね。」
とか
「産休や育休とか言われても
うちは人手が少ないから困るから
既婚の若い女性は雇えないんだよね。」
とか
理不尽なことを言われて
心が折れそうになった
それで
再就職は諦めて
派遣会社に登録して
いろんな会社で
お仕事をしてたら
ある日偶然
さっきの
2)3)4)が重なったんです。
そこで
突如
司法試験を受けると決意!
そんなわけで
彼にこのあたりの話を
聞いてもらっていたら
あの頃
再就職のために
心が折れそうになった経験が
私が「司法試験」と言う
難関試験受験を決意する
大きな原動力になってたって
気づいたんです
(司法試験に合格すると言うことは
トランプで言えばジョーカーみたいな
オールマイティーな資格。
だから 会社員よりもはるかに
産休・育休を取りやすいはず。)
そのことが
いつも意識にあったっけ。
結局
子供は産まなかったけど。
そんなわけで
社会に出てからと言うもの
私は
「女だから」とか
「新婚だから」とか
「子供を産むから」と言う理由で
いろんな場面で
女性が
生きづらくなったり
仕事も家事も育児も
抱え込まざるを得なくなるような
社会であることに
密かに苛立っていたのです。
しかも
そういう思いが
私が今の私になるまでに
いろんな場面で
私を後押ししてきてくれてたと
いうことに
なぜか
城ヶ島でデート中
不意に
気づいてしまったのです
(社会は変わらないだろうから
私が変わっていくんだ!)
みたいな
強い思いがたしかにずっとあった。
自分に生まれて。
自分を生きて。
「女性であること」は
私のアイデンティティーの
大事な一部。
それとの折り合いを
どんな風につけるかということは
どうやら
ずっと大事なテーマだったらしく
これからも
何かにつけて
意識の俎上に載ってくるはず。
だから
その都度
そのことと
丁寧に向き合っていきたいなと
改めて思いました
そして
少しでも多くの女性が
心地よく
イキイキ生きられる社会に
なっていくことを
心から願っています
そのためにも
私自身が幸せに生きることを
最優先にしつつ
女性ひとりひとりが
自分らしい人生を
生きられるような
お手伝いをしていこうと
思うのです
時間というものは
未来から過去へと
流れているから
それは
あの頃の私への
エールにもなるよね
あなたの人生が
ますます輝きますように
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今日もこのブログを読んでくださって
ありがとうございました
鳥居ミコ