心理セラピストの 鳥居ミコ です
さちまるちゃん（旧HAPPYちゃん）の
昨日のインスタライブと
今日のブログ（「過去が今に会いにくる。」）。
すごくすごく
深いところにあったものに
丁寧に
アプローチして
微かな声をキャッチしたことに
感動しました
とっても
心が揺さぶられました
それは
私にも
似たような記憶があって
同じようなアプローチが
必要だったからかも
しれません。
今夜は
そのことを書きます。
特に小学校時代。
私は
女子のグループに
馴染めなくて
苦労しました。
男の子みたいだったし
グループって
そもそも苦手^ ^
人に見えない場所で
黙って
太ももをつねられ続けたこと。
毎日のように
無視されたこと。
忘れ物をして
貸してとお願いしても
聞こえないふりをされたこと。
今でも
数え上げればキリがないくらい
嫌な記憶が残っています。
あの頃の
イジメって
記憶自体に
アクセスするのが
嫌だし
しんどくて
随分長い間
封印してた。
でも
一度思い出し始めると
山が噴火するかのように
たくさん
怒りや悔しさが
込み上げてくることが
多かった。
ただ
「あれをされた」とか
「これをされた」とか
そういうことを
誰かに話すことって
「負けた」みたいな感じがして
潔しとしなかった私（笑）
そんな私だったけど
心のことを学んで
自分との向き合い方を知って
その頃
経験したことや
感情を
ひとつひとつ
外に出し始めたのが
５年前。
以来
だいぶ
嫌な記憶も
棚卸しできたし
古い傷のようなものや
古い感情を
外に出すことができたと
思ってた。
ところが
たまに
ある場面を見かけると
イラっとしていた。
それは
誰かが目の前で
隣の人に耳打ちをする時。
私の記憶の中での
それって
【目の前の人を
除け者にして
二人だけが
秘密を共有する】
そんな行為という風に
見えていた。
私に嫌がらせをした
女の子たちが
私の前で
度々
それをやっていたから。
それを見ていた私は
何も言えなくて
ただ
自分だけが疎外されたと
思って
孤独を感じていた。
こんなに大人になった
今でも
目の前で
耳打ちをしてる人を見ると
イラっとする。
ところが
不思議なことに
最近
人の耳打ちを
目の前で見ることが
続いてたのです。
（なんだろう？）
ってずっと気になってた。
それが
さちまるちゃんの
インスタ聞いてて
ふわっと
わかった気がしたのです。
それをさらに
ジィッと
見つめてたら
こんな記憶が出てきました。
家の居間に
母と兄と私がいる。
目の前で
母は
何かにイライラしている。
一方私は
いつものように
兄と二人で
ふざけてる。
母はますますイライラして
見えてくる。
私は
そんな母の苛立ちを
感じ取って
そっと兄に
耳打ちをした。
（またお母さん怒ってるね。）
兄はクスクス笑う。
また私は
兄に耳打ちする。
（そんなに笑ったら怒られるよ。）
兄はさらに笑う。
そしたら
案の定
母が
すごい勢いで怒り始めた。
「コソコソ
何を言ってるのよ。
あなたって子は
本当に嫌な子ね。」
それを聞いた私と兄は
顔を見合わせて
「ほらやっぱり！」
と言って笑う。
そして
ますます母は怒る。
そんなようなことが
実は
時々あったのです。
あれれれれ？
学校で
散々
目の前で耳打ちされて
疎外感を感じていた私は
人前で耳打ちするのだけは
嫌だと思ってたんじゃ
なかったの？？
それなのに
母の前で
あんな風に何度も
兄に耳打ちをしていたのは
何故？？？
母が
疎外感を感じるかもしれないと
薄々思っていながら
敢えて
兄への耳打ちを
続けていたのだとしたら。。。。。
私って
かなりひどい奴だ。
嫌な奴だったんだ。。
母に対して
意地悪な気持ちを持ってたと
いうこと！？
うわぁ。。。
それは痛い。。。。。
しかも
母が私に言った言葉は
本当は
私が言いたかった言葉。
あの
嫌がらせをした
クラスの女子たちに。
「コソコソ
何を言ってるのよ。
あなた達って
本当に嫌な奴だよね。」
クラスの女子たちに
それを言えなかった自分に
腹が立ってたし
悔しかったんだと思う。
でも
それより何より
あの子たちにされて
すご〜〜〜く嫌だった
あんなにも
寂しい気持ちになることを
母に対して
何度もやったってことが
なんとも気持ち悪いし
情けない。。。。。
今になって
そんな思いが
ブワァッと
沸き上がって
悶絶した
最近現れた
目の前で
何度も耳打ちするあの人は
まさに
過去の私の姿を
私に見せるために
現れてくれてたんだ
（この人
大人げなくて
嫌な人だなぁ）
なんて思ってたけど
それは
逆だったんだ。
ちゃんと
私に
大事なことを気づかせるために
その役割を
果たしてくれたんだ。
今このことに気づけて
本当に良かった
あの頃の
母に向かって
今夜
ちゃんと
心を込めて謝った。
ごめんね。
お母さん。
このことに気づくのに
何十年も
かかっちゃったけど。
あの
一番しんどそうな頃の母に
自分がされて
嫌だったはずの
寂しい思いをさせた私を
私自身が
許す時がきた。
許したかったのは
私だったんだ。
人から
何度も目の前で
耳打ちされてた頃
文句も言えず
嫌だも言えず
ずっと
やられっぱなしだったのに
身近な母に対して
同じことをしちゃった
私自身だったんだ。
こうして
さちまるちゃんのおかげで
私も
期せずして
過去の自分を許すことになった
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛してます
私自身と向き合う中で
何度も
この言葉をつぶやき
そのたびに
浄化されてゆく
置き去りにされた
たくさんの“わたし”
怒りたかったわたし。
怒られたかったわたし。
ごめんねと言いたかったわたし。
ごめんねと言われたかったわたし。
何度でも迎えにいって
許して
愛して
受け入れてゆこう
あなたの人生が
ますます輝きますように
（Photo by 渕上真由）
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今日もこのブログを読んでくださって
ありがとうございました
鳥居ミコ