心理セラピストの 鳥居 ミコ です
（９月のBeトレの時）
今日は
音楽のお話です。
１０月１８日に発売された
心屋仁之助さん（ぢんさん）の４枚目のCD
『魔法の歌Ⅳ 生きる』。
数日前のBeトレで世界最速で購入して
かれこれ
８回も聞いてしまいました
なぜそんなに聴くかというと
もちろん
２５日に
東京の問答ライヴがあるという
理由もあるけれど
１回目、２回目、３回目と
心に響く歌詞が
どんどん変わるからです
聴いた時の
自分のコンディションや
気になっていることや
最近届いたサインや
いろんなものが
毎回違う言葉やメッセージを
キャッチして
毎回違う記憶を
呼び起こすんです
全部で１３曲。
通して聴くと
数回カウンセリングを受けた後の
ような
たくさんの気づきが生まれて
新しい視点で
自分を振り返ってしまうんです
この数日で
何回も生まれ変わったような感覚に
なっています
そんな音楽って
ぢんさんが音楽シーンに現れるまで
どこにもなかったと思います。
愛や 孤独や 希望や 悲しみや
様々な感情の動きや揺らぎを
ピンポイントで歌った歌は
あったけど
それぞれの背景にある
人生を
通して振り返れるような歌って
他に聴いたことがなかった
ひとつひとつの歌が
螺旋階段を登りながら
ゆっくり世界をひろげてくれるような
そんな感じがします
いろんな想いが溢れて来るので
全曲について
思うまま綴ってみますね。
（※魔法のうたⅠから通し番号になっているので
今回は２２．からスタートです）
○２２．お誕生日おめでとう
この歌を聴いているだけで
本当に優しい気持ちになる。
自分の体、心、全てに。
そして
両親に。
すべての出会いに。
優しく静かに感謝の気持ちが溢れてくる
○２３．心配戦隊タイヘンジャー
わたしもかつて
タイヘンジャーみたいに
世の中を見張ったり
未来に不安を抱いたりしながら
日々
テレビのニュースやワイドショーを観て
世界が
わかったつもりになっていたなぁ
心配できるほど先を読めることが
大事だと勘違いしてたなぁ。
２４．正義の味方
あぁもうこれ。
ホントかつてのわたしです
何が正しいのかを
いつもいつも考えて
追い求めて
「正しく生きることが罪を償うこと」だと
思い込んでいました。
それが思い込みだったと気づいた時の
安堵と気恥ずかしさと
いろんな感情を思い出して
なんだかジーンときてしまう一曲。
２５．１０年前のキミに
「誰かになんて言われても
そうしたいんだろう？
キミの選んだ道が正解になる」
って言う歌詞を聞いた時
またもや
（あぁ。昔のわたしだ。）
と思いました。
何回も何回も
わたしに出会うCD
１０年前の自分に
どんなアドバイスをしたとしても
あの頃のわたしは
言うことを聞かないと思う。
ただし
それでも
自分がやりたいと思って選んだ道は
正解なんだと言われたなら
きっとわたしは
ホッとするとだろうなぁ。
過去の自分への応援歌みたいな曲
２６．告白
ホントの自分を隠して
押し殺していたことのある
わたしにとって
この歌の歌詞は
とてもしみてきます。
「勝手に傷ついて我慢して
余計なことしたのかもと思いぐせ」
って言う歌詞を聴くと
とてもリアルにその思いを
思い起こすのです。
そんな自分であることを
パッと
ひらいた先に
光を感じるような一曲。
２７．「自分を変える」って「素晴らしい自分になる」
ことではない
「自分を変える」って
「弱いまんまでダメなまんまで生きる
覚悟をすること」
このことを知ってから
生きることが飛躍的に楽になったなぁ。
もっともっと素晴らしくならなくてはって
思い続けていた頃の
重りが
ふわりと取れたのを思い出すと
ジーンとくるんです。
そして
「ありのままで飾らずわたしらしく生きると
いうことは ホントはとっても怖くて
ハンパない覚悟のいること」
このことも
最近ようやく腑に落ちたばかり。
だからと言って
ただ怖がるのではなく
とにかく
勇気と覚悟を持って生きようという
静かな思いが湧いてくる歌。
溢れるほどたくさんのメッセージを
受け取りました
２８．自信
「ダメな自分が愛されると信じることを
『自信』という」
その言葉は
ぢんさんからBeトレで
度々聞いていたけれど
心底その通りだと思えたのは
ここ一年のこと。
今年は特に
それを
何度も何度も
経験させてもらっているなぁ。
自分を信じるということの
エッセンスが
みっしり詰まった素敵な曲です
２９．YES！！！
やりたいことをやろう！！
それって一見
簡単そうなことだけど
いろんなことを考えてしまって
それができないこともある。
でも
それでもYES！！と言って
前に踏み出す時
自分が自分の最高の味方に
なってあげることが
とっても大事
そう思える勇気の出る曲。
３０．ときめき
この歌に
毎回毎回
とっても心を揺さぶられています
聴くたびに
涙が出てくるし
ホワッとハートが暖かくなるし
本当に好きなことや好きなものを
前にすると
必ず体が反応している。
でも
それに気づかないまま
生きた年月が
本当に長かったなぁと
しみじみ思う。
そして今
ときめくものに
囲まれて生きるように
やっと
やっと
なれた。
世界が輝いて見えるように
なった
「ときめきに囲まれて
わたしの過去がかたづいてゆく」
ホントにそうだったなぁ
切ないメロディーラインと
佐々木恵梨さんのバイオリンの音色が
とっても素敵で
キュンと来る曲です
３１．熱気球
自分を小さく見せたり
謙虚でいることが処世術だと
思っていたころ。
今のように
自分の言葉を
自分らしく
発信することって
想像もつかなかった。
目立たないように
怒られないように
小さく見せていたら
伝えたいことを
広く伝えられないなんて
考えてみたこともなかった。
でも、この曲の
「たくさんのひとに何かを伝えたいのなら
もっと高いところから想いを振りまこう」
という歌詞を聴いたとき
ハッとしました。
胸の奥が痺れるくらい
ジーンときてしまいました。
もっと自分を
ひらいていこう。
信じていこう。
情熱とともに舞い上がろう。
そう思えてきます
このCDで一番好きな曲です
３２．ウソつき
自分のダメなところ
弱いところ
どうしようもないところ
それを
隠さずに認めて生きると
そんな自分でいる時を
優しく
許せるようになるんだなぁ。
どんなに
幸せを感じられるようになっても
そんな風な
悲しみや拗ねを抱くことは
なくなるものじゃない。
そんな自分さえも
そっと抱きしめたくなる曲。
３３．ふたりで
「一緒に歩いていこう」
という歌詞が何度もリフレインする
優しく
広く
暖かい歌
「誰も気づかない私のこの声が
あなたの心にだけやっと届いたよ」
という歌詞を聴いてしみじみ。
人との出会いの奇跡を思う一曲
３４．生きる
この曲
本当に本当に素敵な一曲です
素晴らしい歌詞とメロディー。
なぜかいつも
繰り返し聴いてしまうんです。
白隠禅師のお話が
書いてあったのですが
そのお話を思い出します。
そう言えば
あのブログを２０１４年春に読んだときって
苦渋の決断をする直前でしたが
（そんな風なわたしでいよう）
と決意したことがありました。
実際できたかはわからないけど
あの時の感覚が
ありありと蘇って来る一曲。
こうして
CDを通して聴きながら
あんなことやこんなことや
色々な出来事を
静かに思い出して
最後には
全ての出来事や出会いに
感謝の気持ちが溢れて来る。
そんな素晴らしいアルバムだと
思います
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（photo by 秋月雅）
今日もこのブログを読んでくださって
ありがとうございました
鳥居 ミコ