人の弱さと自分の弱さを分かち合えたら

細かい線対称の模様が好きな

心理セラピストの　鳥居　ミコ　です

あなたは

【　自分の方が正しい　】　と

思うことはありますか？

わたしの場合

最近でこそ
あまりなくなりましたが

２～３年前は
頻繁にそれがありました

今振り返ると
あのころ

「正しい」とか「間違っている」
という判断をしながら

自分の世界を
守っていました

（※仕事ではなく人間関係で）

判断というのは

左脳で　思考で
行うことなので

判断を　先にしてしまえば

それ以上
感情を揺さぶられないで済むし

嫌なことを嫌と言わなくて済むし

ヒトとぶつからないで済む

そのメリットは

あのころのわたしにとって
とても大きかった

争いを避けたかったし

世の中の誰からも
文句を言われない
当たり障りのない　いいヒト

であることが
わたしの拠り所だったから　

でも本当は　

そんな判断をするよりも

目の前に現れた
リアルタイムの
言葉や行動や出来事に

わたし自身が

なにを感じ
なにを思い
どうして欲しいのかということを

ただ受け止めて
それを
表現するだけで良かった

それが

できなかった理由は

自分への自信のなさ　

そして

（こんな自分なんか）
という　罪悪感　　と

（どうせ自分なんて）
という　無価値感　

でも

「いいヒト」でいさえすれば
常識的に無難に生きていける…

という勘違いは

自分の支えになるどころか

「いいヒト」という免罪符を手に

【正しさ】　や　【正義】　で
他の人を裁いてしまう　という

バカなことを
自分にさせていました　

穴があったら入りたい…

そう思うくらい

あの頃のわたしは

嫌なヤツでした

一昨年の２月に
心屋塾マスターコースに通い始め

自分の情けなさを吐露したり

人前で泣いたり

助けて…とお願いしたり

自分の小ささに悶絶したり

大人になって
初めてのことの連続でした

自分のダメさや弱さを

同期のみんなに見せるという

当時のわたしにとって
超絶恥ずかしいことをしました

でも
そのとき
みんなの優しさに
本当に本当に救われました

お金も愛も
自分が出したものしか
受け取ることができない…

幸せに生きる人が
そう言っているのを
耳にして

自分に自信がなくて

自分を信じられるように
なりたかったわたしは

周りの人を信じることを
まずしてみよう…

そんな風に思って

かっこ悪い自分を
さらけだしていました

今思えばそれによって

わたし自身が

自分の弱さを知り

弱さに寄り添えるように

なったんです

そんなことを
積み重ねていくうちに

やっと

わたし自身が

なにを感じ
なにを思い
どうして欲しいのかということを
受け止めて
表現することが
できるようになってきました

すると

いつの間にか
「いいヒト」を辞めていました

そして
それをしても

何も怖いことは起きないと

知りました

正しいとか間違ってるとか
思考で判断することを辞めて

自分の感情を
思う存分感じて

それを
リアルタイムで
言葉にすることを続けることで

自分自身の身体や心に
フィットした自分を
取り戻していきました

そうなったら
ヒトのことを判断する必要が
なくなりました

ヒトが怒っていたら
（腹が立ってるのね）

ヒトが文句言ってたら
（文句言いたいのね）

…でおわり。　になりました

心屋仁之助さん（ぢんさん）の
このブログ　を読んで

改めて思いました

人には
人の数だけ「それぞれの正義」が
あって

【自分の方が正しい】　と思って
しまうと
【相手の方が間違っている】　という
前提も　同時に生まれる

お互い
どちらが本当に正しいのか
決着をつけよう…
ということになれば
争いが生まれることだってある

でも

Aさんの正しさと
Bさんの正しさが

どちらも尊重されて
共存する世の中であったなら

争いにはならないはず

そんな世の中であって欲しい

心からそう思います

ぢんさんのブログを読んだとき

さとうみつろうさんの
このアルバムの中の
「世界がウソ」が頭の中に流れました

グラビトン/サノバロック

￥3,240

Amazon.co.jp

世界は　今日も　正しいフリして
あなたの声の方を　間違いと言うでしょう

深くて　好きな歌詞です

なぜだか
このところ
さとうみつろうさんが
わたしの意識を不意に

ジャックします

たとえば　夕べ

人生でまだ一回しかやったことのない
ひとりカラオケに無性に行きたくなり

カラオケの鉄人に迷いなく吸い込まれ

選曲のとき
手が勝手に　歌手名に　サノバロック　と
入力していたんです　

（※みつろうさんのバンド名です）

そして　驚きました　

え？　あるんだ？？
（みつろうさんごめんなさい

）

アルバム一曲目の
「スターライダー」　

本当にいい歌でした

こんな風に

最近ちょいちょい
意識の中に滑り込んでくる
さとうみつろうさんが

とても素敵なブログを
書かれていたので　

ご紹介したいと
思います

あの人も、弱い。だから私は、強くなりたい。

「人にはそれぞれ、その人にしか分からない
悩みがある。

どんな人だって、そうです。

『弱さ』を今も、抱えている。

どこかに『完璧な人が居る』という幻想は、
早めに捨てた方が良いですよ（＾＾♪

みーんな、あなたと同じくらい、弱い人間です。

それが分かった時に初めて、助け合いたくなる
ことでしょう。

ライバルに　『強い』　面しか観てないから、
攻撃したくもなる。

でも、みんなが　『弱い』　と、本当にシったなら、

無償に、助け合いたくなることでしょう。

あなたには、うらやましい人や、嫌いな人や、
ライバルがいますか？？

その人の表面的な　『強さ』　だけを見ると、
攻撃したくもなることでしょう。

でも、その人も　『弱い』　面を持っているとしたら、
どうしますか？」

（中略）

「あなたが　『強く』　見ていた人が、本当は
『弱い』　としたら？？

攻撃したいのは、なぜでしょうか？

自己正当化したいのは、なぜでしょうか？

ズルしたくなるのは、なぜでしょうか？

隠し事したくなるのは、なぜでしょうか？

全ては、相手を　『強く』　観ていたから。

でも、もしもライバルに　『弱さ』　を見る努力が
出来たなら。

もしも、沢尻エリカさんの　『弱さ』　を知れたら。

もしも、ホリエモンの　『弱さ』　を見れたら。

もしも、ライバルの　『弱さ』　が見えたら。

世界が、応援したい人ばかりになりそうですね（＾＾♪　」

本当に
素敵だなぁ