愛知県東海市
『弥勒寺』に行って来ました
天平勝宝元年(749)
行基によって開創されました。
「仁王門」
当時は一山六寺七堂伽藍あり
今も「大里の大坊」と呼ばれています。
「手水舎」
「観音堂」
境内の中央の八角形の拝殿には
「お塔さま」と呼ばれる宝篋印塔が
祀られています。
この周囲を念じつつ巡れば
御利益を授かるとされ
毎月1日と8日はお塔さまの
縁日になっています。
「本堂」
関ケ原合戦の時
西軍についた九鬼嘉隆の水軍が
当地に上陸、
寺は兵火によって本尊・弥勒菩薩と
仁王門を残して全てを焼失しました。
元禄年間(1688~1704)に
尾張藩主徳川光友の寄進を受け
再建復興されました。
室町時代の時代の作である本尊の
弥勒菩薩坐像は欅寄木造りで
坐高は80センチです。
寺宝として知多四国霊場三開祖のひとり、
武田安兵衛行者の錫杖も残っています。
武田安兵衛行者の錫杖も残されています。