愛知県東海市
『玄猷寺』に行って来ました
「楼門」
平成23年に再建、
2階は仏殿になっています。
極彩色の四天王像を安置しています。
臨済宗天竜寺派を開いた夢窓国師が
後醍醐天皇の菩提を弔うための
祈願所として建立しました。
夢窓国師は
国や帝の師として仰がれる高僧に送られる国師号の七つを持ち寺号はそのうち後円融天皇より下賜された「玄猷国師」に由来します。
「本堂」
「観音堂」
幕末の慶応3年(1867)には
大火にあい、全山を焼失しました。
寺宝には聖徳太子像があり
もとは比叡山延暦寺鶏足院の
寺宝だったと伝えられています。
織田信長が比叡山を焼き討ちした時、
当地出身の羽柴秀吉の足軽をしていた者が
聖徳太子像を救い出し、
郷里のこの寺に持ち帰り納めたと
伝えられています。
