タイトルにあるように最近始めたのは雑巾掛けです。
雑巾掛けって若い人にはイメージないのかな。
以前今の学校の放課後の教室掃除の様子をネットのニュースで見てビックリしました。
自分が小学生だった頃との違いに驚いた事。
それは何でしょう。
私が小学生の時、校舎は木造で教室の床も板張りでした。
ですから必然的に掃除の時間に雑巾をかけるのもその板目に沿って行われたものです。
廊下なんか長いですから皆で横並びになって雑巾掛けレースみたいなことも出来ました。
床の上に置いた雑巾に両手をついて
お尻を高く上げ足で押す様に進んでいくスタイルです。
ところが今の小学校は板など使われていないので教室の床も境目のない平面なので
ニュースで見た子供達はモップや箒を持って思い思いの方向に掃いたり拭いたりしています。
見ていてその無秩序さにビックリしました。
コレでは掃除をさせる意味があるのだろうかと、首を傾げた記憶があります。
それは兎も角、
私が今実践しているのは自分の家の僅かな廊下で子供の頃の様に
尻を高く上げ両手をついて雑巾掛け。
所が始め、格好だけは子供の頃と同じなのに脚が弱くて前進むのが大変です。
足で床面を蹴る様にして前進するはずなのに、
ーえ?
前へ進まんじゃん。
コレには我ながら衝撃を受けました。
自分こんなことも出来ないの?
やっとの思いで押し進み、わずか三メートルちょいの廊下を一回進んだだけで息が切れています。
自分の体力の無さを実感しました。
でも、自分ながらにこの運動は足腰のために大変良い、と言うことがわかったのです。
それになんと言っても廊下が綺麗になるじゃないですか。
それまでは箒とモップ、たまに雑巾で拭いても横座り的な状態での作業でした。
本格的な?雑巾掛けをしてみるとその運動量の豊かに気がついて
毎朝続けてみることにしたのです。
今朝は丸一週間が過ぎた所。
まだ息切れしますが最初に比べればずいぶん楽々と前進できる様になっています。
筋肉も鍛えられている証拠にあちこち痛くなっている。
コレは効いている証拠だなぁ。
それに毎日雑巾掛けしている廊下が今では家の中で一番光っている場所になりました。
はっきり言って我が家の廊下はお風呂に行く時くらいしか使わないのでコレまであまり注意を払われない場所でした。
所が最近そこに意識が向き始めたのです。
コレはもしかしたら普段の生活にも影響して来るかもしれません。
普段あまり目を向けなかった場所に光を当てるって
新しい何かが発見できそうな予感です。
コレからの十年間はとにかく筋肉を衰えさせない事を第一に考えた方がいいですよね。
そのために雑巾掛けは大変ありがたい作業だと思います。
今は二間の廊下を二枚拭くだけで息が切れてハアハアですが
慣れて来たら縁側もやろうかな、と意気込んでおります。
雑巾掛け素晴らしい☆