今年のセミ第一号が先ほど鳴き声を上げました。
午後三時ごろ。
急にセミの鳴き声が、、、、
あ、
ついに来た。
七月に入ってから心待ちにしていたのです。
いつ蝉が鳴き出すのか、
毎年の関心事なのですよ。
三日前にひぐらしの初鳴きがありました。
雨の合間の夕暮れ時。
あの涼しげな声が辺りを包み込みました。
初鳴きは短きことの多いのです。
日暮しもほんのいっ時、今日のセミもわずか五分ほどでした。
でもコレらの生き物が今年も山に現れた徴しなので
うれしくなるのです。
一時のセミの声の後には
ウグイスが相変わらずのんびりと谷渡の声を
何度も何度も繰り返しています。
ウグイスって春だけの鳥かと思われがちですが、
そんな事ないのです。
山では夏の盛りまでウグイス、時鳥の声が聞こえます。
でもやっぱりウグイスとセミの音を一緒に聴くと
どうも春と夏とが混同している様な違和感を覚えますね。
ホーホケキョ=春のイメージが強すぎるのでしょう。
情報によって作られた既成概念を変えるのは
なかなか難しいということですよね。
何はともあれ、
セミの声が聞こえてくると夏の到来を実感します。
今日は何日ぶりかに雨の降らない日。
そろそろ梅雨も明けるでしょう☆