物置部屋が汚部屋化しています。
そうなったきっかけは
私が部屋に入る回数より猫が忍び込む方が多くなってからでしょう。
まず机の上に張り出したお手製の棚に飛び乗って
古布だとか、糸だとか詰め込んである箱を
蹴散らして床に落としています。
久しぶりに入ったら酷い有様でした。
落ちた箱の中に入ろうと中身を引きずり出したのもありました。
まるで泥棒が入って家捜しされた後のようです。
これを片付ける気にならず
しばらく放っておいたらもっと酷いことになってしまいました。
今あの部屋に入る勇気がありません。
ちょっと神さまのお力をお借りしないとどうにも自力では
やりたくない状況です。
苦手なことをするときに
憑依という手を使うことがあります。
前にも書いたような気がしますが、
例えば拭き掃除をするときに
Hさんの母親のことを思い出します。
彼女のお母さんって毎日拭き掃除を欠かさないのだそうです。
毎日家の中で吹いてないところはない、というくらい
ピカピカに磨き上げているようです。
その話を聞いてからは
雑巾を持つと彼女のお母さんを思い出すのです。
プリクラ、と呼ぶ少女と同じでしょうかね。
あったこともない人だけど、
そうしてその人になった気持ちで雑巾を使うのです。
今日、これから行く世界は荒地です。
神様のご加護を祈りながら、
神様になったつもりで取り掛かりたいものです。
猫に対する怒りに取り込まれないよう気をつけましょう。