偶然の出会いが重なる | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

昨日は街の病院に通院の日でした。

診断についてはさておいて、

病院へ行く時にいつも持って行くお弁当が結んだ縁の話です。

お弁当と言ったって、はやりのキャラ弁とかじゃありません。

いつもの朝食とほぼ同じメニューです。

昨日はパンとバター、チーズ、焼きたらこ、ジャーサラダ、キウィのジャムでした。

パンはその朝焼いたブレットヒェン。

(ちっちゃいパンのことなのよ照れ

たまたま前回の診察の日も焼きたてのパンを持って行きました。

そうしようと思っているわけではなく、

日々のパンを順番に食べ終わると次のパンを焼くローテーションになっているので

本当に偶然の重なりで昨日も焼きたてのパンでした。

焼きたてはやっぱり格別に美味しいのです。

前回の診察は三月の初旬。

まだ寒さが残る頃でした。

その時に病院内の飲食可能な場所でたまたま相席をお願いした

女性と会話が始まりました。

彼女はガン患者のご主人の付き添いで病院へ来ていた人でした。

同じテーブルに座って昼食をとる私たちのお弁当に興味を示した彼女が

声をかけて来たのが始まりです。

パンの手作りの話、酵母の話、小麦粉の話など、

私の持っている知識にとても興味を示されました。


話が弾んで、持って来たパンを分けてあげたりしました。


そうして初めて出会ったその時に

彼女から電話番号の交換を申し込まれたのです。

病院でまさかそんな出会いがあるなんて思いもかけなかったので

ちょっとびっくりでした。


人生ってなんて楽しいのでしょう。

こんなハプニングがあるなんてね。


パートナーがガン、という共通項もあり、真面目そうで

何より私たちの暮らしにとても興味を持たれているのが見て取れたので

私も快く承知しました。

でもただそれだけの事、

その後どちらからも電話をかけるでもなく

手紙を書くわけでもなく、

二ヶ月と少しの時間が流れて行きました。

今回の診察の日が近づいて、私はあの女性のことを思い出し

電話をかけてみようかな、とふとそう思ったのです。

でも結局かけませんでした。

私は電話をかけるのがどうも苦手な性分なのです。

昨日の朝、二人で食べるぶんより少し多めのパンを

バッグに入れました。

彼女に会えなくても、またパンが好きな人に会えるかもしれないと思ったのです。

そうしたらね。

昨日偶然、電話番号を交換した彼女に出会えたのです。

しかも同じ場所。

そして今度はご主人も一緒でした。

なんとびっくり。びっくり

まさか出会えるとは思っていませんでした。

偶然とは恐ろしいもの。

ご縁が繋がっているのでしょうか。ニコニコ

ま、それはわかりませんが。。。。。



話していたら彼女も電話をかけようか、かけまいか、

思案していたらしいです。

きっとテレパシーで通じていたのでしょう。


もちろんまた焼きたてのパンを分けてあげましたよ。

ご主人もたいそう気に入ってくれました。


それに今度はキウィのジャムに感激してましたね。


診察の待合場所も一緒だったのでそれから小一時間話が弾みました。

その時に面白い会話があったのですが、

全部話すと長くなるので、

そのお話はまたこの次のお楽しみ。

片道三時間のドライブです。

特に昨日は出かける時に土砂降りの雨。

雨の中のドライブと診察の結果が思惑を外れていて

少しがっかりしていたからでしょう。

疲れが出ています。

今日は一日休養日。

とはいえ畑仕事のお手伝いをしてほしいそうです。

呼ばれたら畑に出て行ってネットをかけるお手伝い。

畑ではそろそろ虫が活動的になる頃です。

育てた野菜を食べる人間にとっては悪い虫。

我が家は捕獲です。



今朝の空にはこんな雲が。。。