山の花火三連発 | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

こんにちは。


いかがお過ごしですか?


こちらはやっと過ごしやすい気温になって来ました。


早朝は涼しく一枚重ねて外へ出るようです。

早いですね。


昨晩は山里のあちこちで花火が上がりました。

最近は晩ご飯を外のテーブルで食べてますが、

昨晩もいつものように夕食を済ませ食後のお茶を飲んでいると、

最初に西の空に大きな光りの輪が開き枝垂れ落ちて来るのが見えました。

今夜は〇〇の花火だよ。

電気修理に来た人から聞いていた花火です。


山の花火は都会の花火とは違ってとても優雅。

一発ずつのんびりとしています。

どうも何千発も、何万発も上げる都会の花火には

余韻を楽しむと云う思考が欠けているような気がします。


山の花火は一発づつを楽しむ花火であり、

遠くの人をも楽しませる花火です。

一発の花火が打ち上げられると光りの花が開いたその後にドーンと爆音が響きます。

開くのと音が近い程花火の打ち上げも近く、

私たちのお気に入りの場所はそんな所なんですよ。

音と花火が一体の位置で見ると

空いっぱいに広がった花火です。

私のために開いた花が私に向かって降り注ぐ光りの雨となって落ちて来る。

近くでみるとそんな感じなんだよね。


そしてその音は四方の山に響きわたり、

まさに龍が走っているかの如く感じられるのです。


山の轟を心と体に刻み込むような体験です。

偉大なる大地を感じ自然と一体となる。

夏の涼しい風の中で体験する山の花火。

好きです。


その昔夜は真っ暗でただ山陰があるばかりの時代から花火が大好きだった土地柄なのです。

当時、娯楽も照明もなかった夏の夜に、

遠くの山の上に開く一瞬の光りの花はどれだけ美しかったでしょう。


西の花火があっけなく終わる頃、南の空に別の花火が上がり始めました。

この花火は出所が分かりませんでした。


方向は真南、


最初に花火の花が開いて12秒後くらいに音が聞こえて来ました。


音が聞こえてから空を見ても駄目。


だから目が離せません。


12秒後というとおよそ3キロくらい我が家から離れた集落で上げているようです。


この花火は案外長く続いたのできっとお金持ちが多い集落だね,などと話したものです。



大スターマインが続いてどうやらクライマックスも過ぎた頃、

今度は東の空にまた違った雰囲気の花火が上がり始めたのです、

おやまあ、再びビックリ。ヽ((◎д◎ ))ゝ


今宵は花火三昧か・・・・・・ヾ(@^(∞)^@)ノ



何百人しか住んでいない集落でも独自に花火をあげる所も有るくらい、

花火好きの人たちなんです。


若者が自分たちで手作りする花火もあって、

古い奉納としての花火文化が色濃く残る土地柄なんですね。


何万発の花火大会へ行った事もありますが、

やっぱり山の花火はのんびりして好きだな。


半月と星々だけが光る真っ暗な空の中に黒くそびえる山々、

そして風が運ぶ太鼓の微かな音が遠くから谷を渡って来るのを耳にする。


どの集落から聞こえて来るのか、

虫の音に混ざって確かに人の叩く音。

この距離感。

私はここに居て、

山の向こうの太鼓の叩き手を思う。

花火の上がるその下に、幸せな人々が見物している事を感じさせられる時間。


花火の上げ手にさえ心が向かいます。


どうぞ事故など起きませんように、

花火が思い通りに打上りますように、


花火師の多いこの地方では花火師も目に入る近さで打ち上げる事が多いので、

しぜん花火と云えば花火師の存在を先ず思い浮かべるくらいです。

毎年新作の花火を作ったり、去年は見なかった色があったりと、

ゆっくりあがる花火ながらの観察ポイントもありますよ。

ああ、

今日は花火について良く喋ったわ。



昨日の花火楽しかったんです。

思いもかけなかった3連発だから少し興奮しているんだね。

キャッホー。( ̄▽+ ̄*)




みんなが楽しい日を送りますように。




























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