長寿大国日本は良い事なのか? | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

腸に関する話を書いた本を読んでいます。

「腸で寿命は決まる」腸が寿命を決める (集英社新書)/澤田 幸男

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先ほどもニュースで日本人の平均寿命が84歳になり我が国は長寿大国だと幾分誇らしげに云っていました。

が、この本の著者はそれに警鐘をならしています。


2010年度の数字ですが、

当時女性の平均寿命は86,30歳で男性のそれは79,55歳です。

が、2000年からWHOが提唱している『健康寿命」という規準に基づくと、

日本人の健康寿命は男性が70,42歳で女性が72,62歳だと言いますから、

男性は約9年、女性は約13年も健康でない状態で「生かされている」ということです。

ちなみに健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限される事無く生活出来る期間」の事です。

長寿大国だとか、平均寿命が世界で何番目に高いとか、

ちょっとい話みたいに聞こえて来るのですが。

実際、健康で身体に何の異常も無く平和に日常生活を送っているお年寄りがどれだけいるのでしょう。

全体的な数字ではなく、

むしろ生かされている人の数が多い事の方がニュースとして取り上げられるべき何じゃないかしら?


著者は本の中でこう語っています。

「長寿と云っても実はただ生かされているに過ぎないお年寄りが多いのではないか。単に生物学的に生きているのと,健康を維持し、人間として生き甲斐を感じながら生きている事とは全く違うのではないかと思うのです」


著者の意見に一票入れますわ。ヾ(@^(∞)^@)ノ


































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