薪ストーブを意識してみた | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

こんにちは。

この前の野菜いっぱいのスープのお話ね。

あのスープに次の日にはココナッツミルクを足して見ました。


たっぷり入れた白菜もトロトロに煮えてますます美味しくなってます。



そして終に三日目を迎え,最後は締めでグラスヌードル。


水を足しながらだったから最初の辛みも殆ど消えていたので、一味をハラリと加えました。


白菜はその陰もおぼろ、里芋もニンジンも柔らかーく、

煮込んだスープに微かにトム・カーのスパイスが隠れています。


嗚呼。


インドやタイやスリランカなどの暑い国で暮らす人は

この三日も煮込んだスープの旨さが味わえないのですね。



こう云った国々ではたいていの人が冷蔵庫など持っていません。


暑い国の人は殆どの場合出来立てのものを口にするようにしていますね。


暑いので物が腐りやすい事も有り、

また家畜や野生の動物と共生しているので残り物はそちらに回したりして、

まず残ったものを翌日までとって置くと云う事はしませんわ。


残ったカレーを煮返したのが美味しいんだ、なんてのは

日本だから味わえる味なのよ。




旅先で耳にした話ですが、タイの人はレストランやご招待にあずかった場合など、

もう食べきれませんとばかりにあっちの皿こっちの皿といっぱい残すのが流儀のようです。

私もバンコクで客の帰った後のテーブルにまだ半分近く残った料理が置き去られているのを何度か見た事が有ります。

残ったフードはどこへ行くのか?


タイのケースはよく分かりませんが、


以前インドの家庭に夕食を招待された時にこんな事が有りました。


私たち日本人はお皿を空っぽに食べきるのが礼儀。

残さずいただきましたってのが良い子です。


特に他所のお宅に伺って出されたものを残すなんて失礼よ。

てなもんでスが。


インドじゃ違いまっせ。


何しろ日本人の私たちが誠意を見せようと、

ちょっと辛いのも我慢してお皿全部を空にすると、

そばに居る主人が直ぐにお代わりをよそおうとするのです。

いや、もうお腹いっぱいで・・・・とことわっても、

向こうはお客が皿を空にしたらお代わりをよそうのが礼儀。


遠い異国からのお客に失礼が有ってはならぬとばかりの意気込みです。

それで私は主人にこう云いました。

「日本ではね、お皿を綺麗に食べきるのが礼儀なんです。

それで全部食べました。本当にもうお腹がいっぱいですから結構です」


するとインド人の主人が言いました。

「銀花さん、日本ではそうかもしれないが、インドではお客が皿に残すまで招待するのが礼儀です」


「でも残った食べ物がもったいないって、私たち日本人は考えるのですが・・・」

と言うと。

主人は笑いながら答えました。


「銀花さん残った食べ物の事を失敗する必要は有りません。

インドにはこの残り物を待っている牛や野良犬や猿や、

そんな野生の動物がいっぱいいますからね。」


w川・o・川w



素晴らしいじゃん。この発想。


さすが猿や犬や牛やラクダと共生しているインドの人たちが発する言葉は深いわね。


かお


所変われば礼儀も変わるって事だわね。(´0ノ`*)


あらら、

今日は何を話そうとしていたのか、

そうだパンでした。


友達が薪ストーブを使って焼いたパンをブログにアップしてたよ。

本当に美味しそうでした。


いいな、薪ストーブ。


で、今朝のパンはちょっと薪ストーブを意識して温度をいつもと変えてみましたのよ。

薪ストーブって一気に上げた温度がじわじわっと下がっていく過程で焼けるでしょ。

もちろんヒートの振動は違うのだけれど、

ちょっといつもよりは温度を上げて、あといつもの温度に下げるたのよ。


サーモがかかったオーブンだと、温度を一手に保つから手動で温度を切り替えてみたのです。

外はカリッと中はもっちり。

最近ではベストのパンだとつれ合いからのフィードバックがありました。

昨日の残りご飯もいっぱい入っています。

久しぶりのゴパンかな。










































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