怪我の功名
過失と思われた事や、失敗したと思った事が結果的に上手くいく事と云う意味ですが、
今回のパン焼きはそんなものでした。
昨日は朝から降雪が有り、
そのため朝パンを焼いている途中で停電になりました。
げっ、オーブンが止まっているぞ。
停電に気がついて直ぐにオーブンのチェックをすると、
焼成中なのに止まっていました。
タイマーは後15分の所でストップ。
長い間パン焼きを続けていますが、焼成中に停電は初めての事です。
困ったなー、
どうしようか、
と思案した結果、余熱の残る庫内に残り時間だけ放置してみました。
暫くしてパンを手にとってみるとどうやら焼けているようです。
それもいつになくホワホワで柔らかいパン。
Σ(=°ω°=;ノ)ノ
こんなに柔らかいパンは焼いた事が無いかもしれない。
いかにも日本人好みのフワフワのパンが焼き上がっていて、
そうか、こういうパンを作りたければこの温度設定でいけば良いのか、
とまあ新しい発見が有ったと云う訳です。
\(゜□゜)/
今までしっかり焼く方法ばかりでやって来た私にとって、
衝撃的な発見でした。
今や,停電してくれてありがとう、
雪が降ってくれてありがとう、
そんな感謝の気持ちです。
実は一昨日の夜、
このパンの支度をしている時に、イメージしたパン通りに焼けているのです。
不思議な気がしますよ。
こんなパンにしたいなと重い餡柄捏ねて、
翌朝焼成中に停電、
その結果は思い通りのパンって、話が出来過ぎ。
神様の粋な計らいだったとしたら楽しいわ(* ̄Oノ ̄*)
停電が無かったら気がつかなかったパンの焼成温度。
また一つパン作りの奥に深く入り込んだ気がします。
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