風も無く穏やかな晴れの日に静かな山道を二人で歩きます。
辺りには人気も無く、
まばらな集落の家々はしめ縄と松飾りで飾られ正月らしく清らかなたたずまいでした。
村の鎮守のお宮まで二軒の家が有るだけですが・・・・・(/ω＼)
そのしめ縄飾りを見て気がついた事が有ります。
この間鏡餅の事を記事に書きましたが、
日本の国の年神さまは家々の門松やらお飾りを目印としているのでしょうか？
そうなると、
そりゃ立派な門松を立てている家は目立ちますわね。
神様は最初に目につく場所からやって来るのかしら？
今年はいっぱい夢もかなえてもらい稼ぎも良かったから、
何万円もするお飾りを買う事に何の疑問も感じない、
これも縁起のためじゃワイ、(＾～＾)なんちゃって。
そういう人の所にはまたいっぱい富が舞い込むのでしょうか？
資本主義のこの世の中ではそうなっているのかもしれませんね。
貧乏人でも、
きれいに清めて松飾り一つも飾ってあれば、
「あいや，ここにも人は住むか」とばかりに年神様はどんなボロ家にも入って来てくださると云う訳です。
けれどもその目印がなければ、
いくらきれいに掃除がしてあっても気がついてくれないのでしょうか。
となると我が家は年神に見捨てられた家と云う事になりますわね。
(￣_￣ i)
そうか、
そういう事だったんだ。
年末に５８０円か1000円かで迷っているしみったれって思われたじゃないか。
奮発して３０００円くらいのを買ってみても良かったかもしれません。
いや、鏡餅より先にお飾りでしょ。
どっちか一つじゃ片手落ち。
がしかし、現実は。。。。。
一緒に暮らす人がそういう事にお金を使うのが好きじゃなくて、
そういう事に散財していたら怒られそうなのよ。
しきたりや儀式などがあまり好きではないようですの。
私はね、
元来お気楽な性格か、
モットーの一つに
「捨てる神在りゃ拾う神在り」
ってのがありまして、
実は歌も有りまする。フムフム♪
だけどこう云うのをモットーと云って良かったかしら？ヾ(＠＾(∞)＾＠)ノ
もしかして年神様は我が家を見過ごしたかもしれませんが、
きっと何処かの神様が
まじめに，楽しく人生をエンジョイしている小さな存在に気づいてくださるはずだと確信していま～す。ヽ(゜▽、゜)ノ
ところで今日は新年につき私の理想を述べましょうか。
それはね治療師や医師の要らない社会の実現です。
私の知り合いに、
どうもセラピストになりたくてたまらない様に見える若いご婦人がいます。
お金を払ってセラピストの資格を取るために必死になっていますが、
自分の小さな子供を私設の保育所のような場所に預けています。
庭も無いビルの一室が保育所です。
そして夫婦仲もあまりよく有りません。
旦那の顔を出来るだけ見たくないと云うのが外で働きたい理由の大きな部分を占めています。
何故彼女の選んだ事がテレホン案内や事務職や店員などではなく、
セラピスト養成講座なのか。
本当の気持ちは分かりません。
それはたぶん「仕事をするのなら何か人のために役に立つ事をしたい」という
正義感のような気持ちから来ているのではないでしょうか。
それに人の病気を治してあげる仕事は何か特別の様に感じて優越感が味わえるからかもしれません。
それは判りませんが、
とにかくその仕事を選んだ彼女なんですが、
私は彼女に云いたい。
子供の心よりも、旦那と円満に暮らす努力もよりも
人の世話が良いのかい？と。
それで疲れてどうするの？
世の中にはセラピストを治すためのセラピストなんてのがいるようですが、
なんだかなーと考えるのが私です。
親愛なる私の師の一人はあるときこう云った事が有ります。
「セラピストはどぶ掃除人と同じだよ。人々の身心の溝に詰まった有害物を溶かして流すのがセラピストの仕事だ、その仕事はどのみち同じ物なんだ。」ってね。
彼はセラピストになって優越感に浸る事のばかばかしさを教えました。
自分の仕事をそのように認識し、謙虚な気持ちで人を救おうとしている姿勢が見えれば、
自身も幸福でありながら、
それが溢れて周りの人も自然に良くなってるって人に会ったら間違いなく尊敬します。
理想を実現するためには自分が自分の面倒を見れば良いと考えています。
人の事を構う前に先ず自分を幸せにしましょうよ。
一人一人が自分のケアを怠り無く生き、
それぞれが幸せになる事が出来たら、
世の中に不幸な人は一人もいなくなるはずです。
まったく、これが理想ですわ。(￣▽+￣*)
注意：でもね師は必要です。
新年に理想を述べる機会が与えられた事を皆様に感謝いたします。
年が改まったせいか様々な思いが涌き上りお喋りが尽きなくなりそうですワ。
でも今年五日目の夕日が沈みました。
そろそろ月も上がるでしょう。
今日はお正月初めてのご飯を炊こうと云う事でもうお米を洗ってあります。
おかずは？
さあどうなるでしょう。
マダムに貰った伊豆の干物がまだ一枚冷凍庫にありました。
そろそろ片付けた方が良いよね。
そうだ、あれにしよう。
ではまた・・・・・
鎮守様のご神木です。
お参りの時刻が奇しくもちょうど月が満ちた１３時５３分頃だったので、
計った訳でもないこの偶然を吉兆と見ました。
松の内におまいり出来て良かったです。
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